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初音ミクのイラストに挑戦

このイラストは、2024年8月31日初音ミク17歳の誕生日記念に描いたものです。


下は上のツイッターなどにアップしたものとは違い全身Verです。

当初はこれをアップする予定が、可愛い顔を目立たせたかったこと、脚の形が実現不可能なポーズであること(自分で身体を動かしてみて気づきました。直そうとしてもしっくりくるポーズができずそのままにしてしまいました)の理由で、上半身中心のものをツイッターなどにはアップしました。

そして作曲のみだった私がこれを描くことになったきっかけと、描きながら感じたことを下記に記しておきます。

これを描くきっかけとなったのは、ミクさんを好きになって2年弱、2024年3月9日のミクの日に投稿された多数のイラストを見て、私も最高に自分好みのミクさんを書いてみたい!という思いが急に強まったことでした。

私は小学校時代は100ページの大学ノートにボールペンで落書きをしまくるのが楽しみで、小中学校ではいつも図工美術は成績最高で「絵が上手」と言われることが多かったですが、高校の美術の授業以降、絵を真面目に描くことはありませんでした。

もともと非オタクだったので2次元イラストなど興味が無く、またクサメタルや作曲に出会ってそちらに傾倒していったので描こうと思う機会すらありませんでした。

しかしミクさんに出会ってイラストもいつかは描いてみたいという思いが少し沸き上がり、もともと絵が得意だったから、自分なら「強くてニューゲーム」状態で、少し練習すればすぐそこそこのものが描けるのでは?と考えていましたが、とんでもなく甘い考えだったことを思い知らされました。

とにかく考えることが多く、センスよりも知識、正しい技術が大切なことを知ったと同時に、世の中に美術大学というものが存在する理由が生まれて初めて分かりました。

それまでは絵なんて適当に描いたようなものでも価値があったりするし、そんな難しいことやってるわけではないのではと思っていましたが、実際は長年の練習、分析、研究がいい線、いい塗り、いい構図を生み出し、それがあるからこそ一見適当な絵でもエモーショナルに仕上がっていることを知りました。

絵は適当でも名作になったりする芸術、でも音楽は適当では絶対歴史に残るような曲は残せないので、優れた音楽を作曲する方がはるかに難しいと長年思い込んでいた私ですが、その考えは誤りだったと痛感しております。

私の場合、作曲であれば、長年好みのメタルなどを分析的に聴いて「ここをこうすればいい」と分かっているので、自分好みの曲を作ることは自分にとってはそんなに難しいことではありません。

しかしイラストの場合、いい作品を分析的に見るなんてことはしてこなかった為か、ここにこういう表現をすればよくなるといったようなイメージがすぐに湧いてきませんでした。

速く上手い絵を描ける人は、技術はもちろん、ここの線は何色で、これぐらいの太さで、この塗りはこんな色でこんな感じでと、素晴らしい絵にする為のイメージがしっかりしているのでしょう。

なので、いくら小中学校時代に絵が得意と言っても、何もしてこなかった私と、優れたイラストをよく観察し、絵をずっと描き続けてきた者とは雲泥の差があることを思い知らされました。

なかなか自分の思い通りの表現ができず、ネット上のイラストの描き方のYouTube動画を見るなどして何とか自分好みのものに近づけていきましたが、3月10日頃に始めて8月上旬にようやく何とか今年のミク誕生日に投稿できるクォリティになりました。

それなりにいい感じに描けたと思いますが、最初は下記のように下手でしたね。もともと得意だったから4か月でここまでできたということもありますが、約4か月間頑張った成果でもあると自負しています。


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