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猫のいる家に赤ちゃんが生まれたら
娘が生まれる前からうちにいる、現在2歳の通称とっちゃんは、猫の男の子。
彼はうちの家主であり、キングであり、家族であり、友でもある。
とにかくうちで一番偉くて尊い、そしてとても大切な存在である。
娘を妊娠してから、とっちゃんと娘の共存が心配だった。
家の床には掃除したばかりでもとっちゃんの毛がふわふわと舞っているし、とっちゃんはわんぱくで家中を走り回るし、部屋の扉を閉めようものならドアをガリガリとして入れろと猛抗議してくるので赤ちゃんとの部屋の隔離も難しい。
そして、単純にとっちゃんの普段のお世話もありながら加えて初めての子育て、かなり大変なんじゃないかと思った。
しかし、始まってみた感想としては、『子育てに猫は必須』である。
なんといってもその存在の癒し効果たるや絶大で、育児に疲れたらとっちゃんの元へ行く。撫でる。めちゃくちゃ癒される。
一度心をリセットして、また少し頑張れる。
そして娘が生まれて、とっちゃんは娘の兄となり、少し大人になった気がする。
例えば娘用にと用意したプレイジム。
絶対にとっちゃんも遊ぶだろうなと思っていたけど、手を出さない。
設置するときやしまう時は必ず近くに来るけど、ぶら下がるおもちゃでは遊ばない。
また、毎朝娘と私はお散歩に出かける。
とっちゃんはお留守番が好きではないので玄関で出かけるのを阻止してきたりすることもあったが、最近は「はいはい、散歩ね」という感じで見送ってくれるし、帰宅すると玄関に悠然と佇んでいて「おかえり」と言っているような感じもする。
(ただし、長時間のお留守番後はおっきい声で遅いにゃー!と叫ぶ)
ほかにも、最近娘の寝かしつけを21時前に終わらせられることが増えたのでその後とっちゃんとしっかり遊んであげるようにしたら、日中の遊んで催促がなくなった。
夜が遊べる時間というのをしっかりわかってくれたみたい。
そんなとっちゃんの変化にも癒される日々。
今日はとっちゃんと娘の2ショットが撮れて嬉しかった。