少年症候群
少年に囚われている。中学の頃自分の顔が大嫌いだった。剛毛の眉毛に濃い髭。成長期が爆発し大人に一歩ずつ進んでいたがそんな自分が嫌で嫌で仕方なかった。そんな中PSvitaでネットサーフィンをしていたらとある物に出会った。
それはお人形のまとめサイトだった。全部男の子のキャストドールのお写真だった。僕の求めていたのはここにあった。そして自分とは真反対の存在であり彼らがとてもとても羨ましかった。お人形になりたい、綺麗で可愛くなりたい。僕はそう思った。でも…あまりにも程遠い存在で対局の場所にいた。彼らと出会ってから僕の少年への執着は始まったのだ。
少年とは無垢なる存在でありこの世とは違う生命体である。繭の中で滅びを待つ生き物。僕はそんな少年に永遠に憧れそして囚われているのだ。２０歳を超えてもなお。
とある本で書かれていた「少年は精神性である、沢田研二は26歳を超えてもなお少年だった。」と。きっと僕も同じだ。まだ純潔で醜悪な儀式を終えてないしわからないから。だからまだ少年でいられるのだろう。僕はまだ永遠の繭の中に閉じ込められている。少年よ我に帰れ。(ちなみに写真は皇子ロリィタを始めたての頃のお写真です！2年前だって！懐かしい…。あと美少年学入門ってう本から引用させて頂きました！是非読んでね！)