星野源10周年ライブを見て


2020年7月17日

7/12 星野源10周年ライブを視聴して

ずっと星野源のライブ行きたいな、絶対楽しくてあったかいだろうなって思いながら数年。コロナ禍で10周年ライブを配信でやるということで思い切って買ってみた。

「桜の森」

この曲自体は元々あまり好きじゃなかった。神秘的なミステリアスな感じがして、「それをただ見つめている」というちょっと寂しい感じがするから。

でもこのライブでの桜の森、演奏と演出が本当にかっこよくてこの曲超好きになった。

イントロで心掴まれた。バイオリンの音を星野源がギターで弾いていて、それは好きになっちゃうよって感じ。

曲後半の「僕はただ見てる それをただ見つめている」の「ぼ」と「そ」の部分、音がそこだけ高いんだけど、レコーディンングされたやつではそこだけ飛び出ないように丁寧に歌われてる一方、ライブのときはそこを音や息をぶつけるように歌われてて息遣いが鮮明に伝わってきて、生での音楽を楽しんでいる感じが伝わってきた。

演奏後、星野源の「素晴らしかった」の一言が物語っていたと思う。

「肌」

「どんな近づいても 一つにはなれないから」「どんな近づいても 二つしかなれないから」

私は元々歌詞で曲が好きになるんだけど、この曲の歌詞は特に至極最高。それで歌詞はちょっと儚げなんだけどメロディーはポップというか寂しくなくて曲調含めて好き。

生での「肌」、もちろんめっちゃよかった。色気、色気、あったかい感じ、スタジオの温度が伝わってきた。

「Ain’t body know」

「肌」でもう十分「色気やば…」だったんだけど「Ain’t body know」で色気が爆発してて心臓がギュンとした。照明がさらに暗くなって、小さな無数のランプみたいなのだけが光っていてライブじゃなくてMV見ているみたいだった。カメラワークも星野源を後ろから映し出したりとギュンポイントが随所にあった。これはすごいものを見ている…という気持ちになった。(こないだのラジオで同じようなこと言ってる人いたな笑)

「SUN」

「君の声を聞かせて」カメラの向こうの私たちに話しかけてくれているみたいで泣いちゃった。こんなライブ開いてくれてありがとうの気持ちでいっぱいになった。

「Hello Song」

いつか絶対生のライブいきます!生で会いたいです!

ライブを終えて

多分配信で交通費とか周りのちゃんとしたファンの目を気にしたりしなくていいから参加できたと思う。(前から好きだったけどほぼにわかファンなので…)

それと星野源さんも言ってたけど、「できなかったライブの代わり」ではなく、「配信だからこそできるライブ」だった。バンドの空気感、一人一人の表情も見えて、それでいてライブの高揚感や感動が味わえた。

あと、アーカイブで一週間見れることも

星野源さんの優しさ

今年に入ってラジオを急激に聞くようになって星野源annも毎週聞いている。自粛期間の不安感やストレスを星野源さんが優しさで包んで昇華してくれているようだった。自宅からラジオをしていて逆にそれが普段以上に素を感じられるような気がした。「うちで踊ろう」や「折り合い」、Black lives matterの話など、彼の優しさや思いが伝わってきた。個人的に好きだったのは4月か5月くらいにあった「褒めてほしいこと」というメールテーマの回!医療従事者の方から自粛期間で自宅で授業を受ける学生、本を数ページだけ読んだ人などなどの褒めてほしいことに「えらい!」と言って拍手してくれる星野源さんはじめスタッフの方々。めちゃくちゃいい企画だと思った!

ラジオを聞くようになったのもこのライブに参加した要因だと思う。とにかく、何かと不安で寂しい毎日の中こんな素敵なライブを開催してくれて本当にありがとう!の気持ちです。


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