子供が大きくなって手が離れても目を離しても大丈夫になっても心は離してはいけない それが母の口ぐせ 『放課後のカルテ』ドラマを観て思う
ドラマ『放課後カルテ』で、子供のリウマチ熱の話しが出た。
私も小学校の高学年でリウマチ熱にかかった。その頃、溶連菌という病気が世に知られていたのかはわからない。溶連菌との関連性があるなんて、ドラマを見るまで知らなかった。
自分の症状はどんなだったか?
実は全く覚えてない。
覚えてるのは、病院でリウマチ熱と言われ、体育の授業は休むように言われたことだけ。
子供というのは、ご都合主義なんだろう。
私は体育が好きではない。外で遊ぶのは好きだったが、それは雲梯や登り棒 高鬼 とかだ。競技的な物や跳び箱が苦手だった。
病気で休んでいた頃の体育の授業が
なんと 跳び箱開脚飛び ヤッタ~休める👏
病気の心配より跳び箱をしなくてすむ嬉しさの方が勝った。
その後、運動は許可され 跳び箱が台上前転に変わった。そのせいか、台上前転は得意だった。跳び箱の上で前転でんぐり返しをするもの。
でも開脚や閉脚飛びは、ずっと出来なかった。3段なら跳べるが それはもはや跳べるレベルではないだろう。
病気になる前から出来てなかったから 落ち込むことはなかったが
リウマチ熱の症状は、関節痛、発熱、胸痛や動悸、けいれん だそうだ。
『リウマチ熱とは、A群溶連菌に感染して後1~3週間に生じる全身性の非化膿性疾患の一つである。特徴として結合織の炎症が関節、心臓、血管、神経等を冒すとされる。特に心臓では弁膜、心内外膜、心筋が好発部位であり、5~15歳が好発年齢である。』
ということらしい。
ドラマで出てきた リウマチ熱にかかった子供の症状は、かなり酷いもののように見える。母親を亡くし父親が1人で子供を育てている。
私の場合は、父が癌で亡くなり 母親が育てる 逆パターンであった。
ただし、兄がいた。頑固な兄だが、助けてもらうことも多かったんだろうな。父が早くに亡くなったせいか 3歳しか違わないのに 威厳が半端なくイラッとすることも未だにあるのがなぁ それはともかく
私のリウマチ熱は、もしかして軽い方だったのかもしれない。
数年前、病院で
「子供の頃、リウマチ熱にかかったのですが」と医師に話したら
「むかしのことだから、今は、全く関係ないよ」と言われホッと
人間の身体とは不思議なものだ
それにしても子供を育てるのは一世一代の大プロジェクト
ハァ~もう結構です〜
でも私の母いわく
『子供が大きくなって手が離れても目を離しても大丈夫になっても
心は離してはいけない』
それが母の口ぐせ
と言うことは、私の役目も終わってないということ?やれやれ
(と、現存の母も呟いているに違いない(笑))
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