瀬尾まいこ「君が夏を走らせる」作中にカヴァレリア・ルスティカーナの音が心に響く
瀬尾まいこ さん 大好きな作家さん
この作家さんの作品は、特に事件が起きるわけでもなく日常を描いた作品が多い
読み進めていくと頭に情景が浮かび時には色も感じる
「君が夏を走らせる」
ネタバレしてしまうので少しだけ
「らーらららー」主人公の少年がクラスメイトのサックスを吹く女子に
以前吹いていた曲の名前を歌って質問している
https://youtu.be/1V9kMKS9E2o?si=AJ5WJMAUeJRCh61L
「ああ、ピエトロ.マスカーニのオペラ、カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲ですね」と彼女が答える
(ちなみに恋愛物でも青春ものでもありません)
この場面でカヴァレリア・ルスティカーナの曲が脳内に流れ聴きたくなった。
YouTubeで目をつぶりながら聴くと不思議な感情が涙で溢れ出た。
悲しい?
いや違う
寂しい?
いや違う
辛い?
それとも違う
自分の今までの人生を振り返り、それが1つのドラマのように感じた
その感動の涙
🎵、、、
生きていると皆何かしらある
大変なこともある
全てをひっくるめて、あなたの人生はあなただけの貴重な物なんですよ
とマスカーニが言ってるかのようだった
(憧れのノイシュバンシュタイン城 天気大荒れ これはこれで貴重)
「君が夏を走らせる」で作家さんが、真に伝えたいことが、そこにあるような気がする
なんて、凄い作家なんだろう
ほんわか☺️
ありがとう と言いたい
この本は、子育て中の方や 目標を見失ってしまった学生さんにぜひ読んでもらいたいな‼️