【三橋貴明】しばき型保守としばき型リベラル
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ちなみに、わたくしは
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記念すべき第一回は、
藤井聡先生をお招きした
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【今週のNewsピックアップ】
しばき型保守
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12865391564.html
しばき型リベラル
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12865520788.html
三橋は過去に一度も、
「保守」だの「保守派」だのと
自称したことはありません。
本当に「一度もない」のです。
理由の一つが、
日本の「いわゆる保守」派が、
現実には保守でも何でもないためです。
日本の「いわゆる保守」は、
極めて不思議な定義になっています。
「親米保守」「しばき型保守」が、
日本の「保守派」なのです。
親米保守について、
説明はいらないと思いますが、
分かりにくいのは
「しばき型保守」です。
しばき型保守の政治家は、
靖国神社に8月15日に参拝します。
結果、「いわゆる保守」と自称している
(というか勘違いしている)
国民に喝采される。
靖国参拝で支持率を引き上げた上で、
「緊縮財政」「規制緩和」「自由貿易」
という、
国民を苦しめるグローバリズムの
トリニティを推進する。
国民を苦しめる保守。
なぜ、そんな奇妙な概念が
成立するのでしょうか。
そもそも、国民を救うはずの「保守」と、
国民を苦しめる緊縮財政、
規制緩和、自由貿易という
小さな政府路線が両立するのか。
それがね、両立するんですよ、
日本では。
典型が、稲田朋美。
稲田は自著
「強くて優しい国(※2021年刊行)」で、
コロナ対策について、
「日本人の強さを信じない、
なんの工夫もない支援策には反対だ。」
と、書いています。
これです!
靖国神社に参拝し、
「わたしホシュです」とアピールし、
「いわゆる保守」系の支持を得て、
「日本人は強い!
もっと頑張れる!
政府の支出は削減し、構造を改革し、
日本人の強さを引き出すのだ!」
というレトリックで、
国民を「しばく」連中を、
三橋は「しばき型保守」と
呼んでいるのです。
日本人は別に強くありません。
というか、人間の強さ弱さに、
そんな極端な差が出るはずがない。
強さ弱さがはっきりするのは、
人間、一個人ではなく
「共同体」です。
共同体には、確かに強弱がある。
かつてはそれなりに
「強い共同体」だった日本国を
緊縮財政や構造改革で弱体化させ、
「日本人は強いから、大丈夫」
とやってくるのが、
自称保守ならぬ
「しばき型保守」というわけです。
「いわゆる保守」系の皆様には、
日本の保守には
「親米保守」か「しばき型保守」、
もしくは双方を兼ねる連中しかいない
という現実を理解して欲しい。
例えば、
8月15日に靖国神社に参拝し、
対米追従の外交を継続し、
「国民は痛みに耐えろ」
と緊縮と構造改革を繰り返した
総理大臣がいましたよね。
小泉純一郎です。
困ったことに、
「しばき型保守」は、
意外に日本国内の
「いわゆる保守」系に受け入れられる。
理由は「貨幣観の間違い」です。
国の借金で破綻する。
孫子の代まで、
国の借金を残してはならない。
と、間違った思い込みをしていると、
しばき型保守の、
「日本人は強いんだから、
政府の助けなしでもやっていける!
頑張ろう!」
というレトリックに騙される。
さらに、
日本では「労働者の味方」のはずの
「いわゆるリベラル」派までもが、
緊縮財政に賛成している。
しばき型リベラル。
立憲民主党は一応、
「リベラル」に位置付けられる政党のはずです。
労組からの支援も受けている。
労働者を票田とする
立憲民主党の政治家たちが、
「消費税減税、断固拒否!」
とやってくる。
これだけ実質賃金の下落が
続いている国において、
物価を引き下げることで
実質賃金上昇をもたらす消費税減税に
背を向けようとする。
凄い国です。
結局のところ、
日本の政治の不幸は「いわゆる保守」も
「いわゆるリベラル」も、
共に「しばき型」という点に
尽きるのです。
政府は国債を発行することで、
国民に支出する。
貨幣を増やせる。
この当たり前の部分が
正しく認識されない限り、
「いわゆる保守」も「いわゆるリベラル」も
「しばき型」に
ならざるを得ないというわけです。
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人口と経済成長率の無関係
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