あなたの子供は助けを呼べますか?
心肺停止になると助かる確率が1分間で7~10%低下してしまうと言われています。また、119番通報して救急隊が皆さんのところへ来るのは全国平均で約9分かかります。つまり命を救うには4分以内に皆さんが処置をしないといけないのです。
5分たっても何もしていなかったら、助かる確率は50%です。
救急隊が着いたときに何もしていなかったら、助かる確率は10%です。
もし、その場に立ち会ったとき、最初の行動が大事です!
心肺停止って子供には関係ないんじゃ?って思った方!
そんなことありません。心臓震盪(しんぞうしんとう)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
心臓震盪とは胸部に衝撃が加わったことにより、心臓が停止してしまう状態です。
心臓震盪は、衝撃が当たる場所、当たる強さ、当たるタイミングの3つの条件が揃って起こると言われています。特に野球やサッカーなどのボールが当たったとき、人とぶつかったときに起こる可能性があると言われておりますが、それ以外でも3つの条件を満たせば健康な人でも誰でも起こり得ます。子供たちがボール遊びするときだって例外ではありません。
さて、その場に出会ったとき、あなたの子供は助けを呼ぶことできますか?
そして、助けを呼び方、助け方を子供に教えることはできますか?
「子供も何も、自分もできないし・・・」
「知ってるけど、子供に教えるのはむずかしいなぁ・・・」
ドキッとしたあなた!心配ご無用!
2020年11月9日に子供と一緒に学べる絵本が発売されるみたいですよ!
体験型の絵本になっているようで、直接絵本を触ってAEDの使い方や心臓マッサージの仕方が学べる仕掛けとなっているそうです。
知らないことには行動できません。
この機会に子供と一緒に学んでみませんか?
うちの子共は、まだまだ小さいのでしばらくは絵本の読み聞かせと自分の動作を見せて楽しんでもらう、という感じになりそうですが、動作の真似をしてくれたらいいなぁと思っています。
将来、国民全員がもしもの時に行動できるようになったらいいですよね!
あと、興味本位で遠くから見たりとか盗撮したりとか白い目で見たりとかとかとか、なくなればいいのに・・・とも思います。あ、国民全員が当たり前にできるようになったら、こういったこともなくなりますね!
そのためには、まずは自分から。自分の子供から。
助けを呼べるようになるって絶対に必要なことだけど、内容的になぜ・どうしてが子供にとっては難しいと思います。絵本だと子供も興味を持ちやすく、楽しめるので、いいなぁと思いました!
以下に作者ページを貼っておきますね!!