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2025鹿児島大学 入試問題 二次試験化学解答解説
問題は出回っていないようですが、とりあえず比較的オフィシャルな予備校の解答例はこちら
では見ていきましょう。
【1】結晶、速度、コロイドなど色々
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充填率は正直覚えて置いても早かったかなという問題。
緩衝液っぽい奴が少し答えにくい。
コロイドも、それはそうなんだけど慌てるとミスりそうな聞き方。共通テストで対策できていたかな?
芳香族の分離は普通の問題ではあるが、解答の指示がややあいまいか…?
【2】無機(金属)
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これでもかというくらい金属の話題が押し寄せている。今後の受験生にとっての復習問題にも活用できそう。
ブリキとトタンの記述は書こうと思えばかなりの長文になりかねないのである程度コンパクトに納めないと時間がもったいない感じもある。
亜鉛のイオン反応式は、アンモニアを考慮して書くのが良いとは思うが、特にアンモニアが少ない場合の書き方としてはOHのみで書いてもさほど支障ないような気もする。
【3】有機・エンタルピー
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全体でも時間がかかりそうなのがこの大問。序盤はさっさと済ませたい。
後半、アルケンの燃焼とエンタルピーを絡めてきている。グラフ読みが入るが、誘導の「直線近似」を使っていくことになるけど、すれている点などもあって読みにくい。
最後の、分留の「画分(かくぶん)」なんかも、あまり聞かない(少なくとも高校範囲では)言葉なので戸惑ったかもしれない。
【4】糖類【5】浸透圧・イオン交換樹脂
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パっと見、難しそうに見るが、語句うめも多くかなり攻めやすい。スクロースの甘味などが目新しくてとっつきにくいが、ちゃんと誘導に乗れば問題はない。
イオン交換樹脂も標準的な問題。これを使って実際にイオンを交換してどうのこうの…という問題が出なくてよかったね。
全体として
難易度は高くないが、結構な量の記述があるのでちゃんと対策しておく必要はある。また、どこの大学でもそうだがグラフ読み、環境問題、目新しい話題などは随時入ってくるのでいろいろな問題にあたって耐性を付けておこう。