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【恋バナ】コロナ禍だからこそ上手くいった話

経済の動きから何でも、マイナスが生じているとき、どこかではプラスが生じているものだと思う。(勿論そうじゃない場合もある)
私はコロナ禍においてある部分に着目すると、まさしくその"プラス側"にいた人間だと思う。

コロナ禍に現れた救世主Tくん

結論、GW前後の自粛期間がきっかけで彼氏ができた。
当時旅行会社に勤めていた私は、自粛期間中に自分の存在価値を見出せなくなり(話せば長い)、精神科医に診てもらうか迷っていた。
弱い部分を友人に見せたくない性格もあり、誰かにこの状況を相談する発想すらなかった。
そこで現れたのが後に彼氏となるTくん。とってもとってもよく話す人。
もともと外出も人との交流も多めだった私は、単純にこの自粛期間、人との接触が不足していたようだった。そんなことにも気が付けないくらいには生気を失っていた。だけどTくんは、そんなこともつゆ知らず話す話す。あんなに止め処なく話す人は、私の周りにはいなかった。人との接触不足のくせに何かを話す気力もなかった私には、この上ないエッセンスになった。

Tくんは引きこもり

一言で、Tくんに救われたってこと。私は好意のようなものを感じるようになったし、最終的にはTくんが告白してくれて付き合うことに。
完全にコロナ禍に生まれた恋。カップルを運営する(表現方法が見つからない語彙力)にあたり、またしてもコロナ禍に救われて居る。
Tくんは紛れもない"引きこもり"タイプの人だった。彼女がいないと本当に外出しないらしく、かといって家でできる趣味もないのでインドアではなく"引きこもり"。
なので、私の大好きな海外旅行は愚か、県外へ出る旅行やディズニーリゾート®︎へ出かけるという発想さえもない。もし、コロナ禍でない時に付き合っていたら早々に別れていたか、そもそも付き合わなかったと思う。

期待をしないというバリュー

Tくんが引きこもりってことを聞かされなくても、コロナ禍で行く先などなかった。私はTくんのデートプラン(またはデート先の相談)に期待する場面など一つもなかった。だから引きこもりのTくんと今まで続いていると思う(まだ数ヶ月だけどね)。高校時代ぶりの「公園デート」や、当時テイクアウトのみだったスタバのドライブスルーをして、充分幸せな気持ちになれた。

暑くなるにつれ、世の中がそこそこ動き出した。あくまでも県境は跨がずに、お出かけデートすることが増えた。Tくんと世の中に期待していなかった分、地元でも一緒にお出かけ出来ることを幸せに思えた。
Tくんは、『コロナ関係なく、県境を跨ぐことは俺にとって大冒険だ』と言っているけど、旅行の話は割と前のめりに聞いてくれる。具体的に行きたい場所を言っていることもある。
コロナが収束する時が楽しみだし、そうなっても上手く"運営"していきたい。

コロナ禍が私にくれたことは、「出会いのきっかけ」と「期待をしない」こと。特に、相手に期待しないことはある意味で能力の一つだと思うくらい、カップルを運営するに当たってとても重要な要素だと思い知った。
主にお年頃の女子に言いたい。幸せになるには、期待しないことだ。(笑)

コロナ禍が私にくれたことは他に「時間」があるが、後日気が向いたら投稿しようと思う。

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