見出し画像

手術前日の過ごし方も運命の選択だ。

こんばんわ!星野美和です。

昨年の7月12日には
最後の晩餐かもしれないと選んだ
インドカレー屋さんでカレーを食べたのですが

画像3

奇しくも
今年の7月12日には
何も考えずに、同じカレー屋さんに行った私です。笑

画像4

けっこう感慨深いです。

こうしてまた子ども達といつものカレー屋さんにいけること。

こうしてnoteの記事を書いていることだって
本当はどうなっていたかはわからなかった昨年の今ごろ。

そして今日、

7月15日は手術をして1年が経ったという
記念すべき日となりました。

私は昨年の今日、
「境界性悪性」という病名で

子宮と卵巣、その他付属器の全て、
そして大網というなんだかよく聞いたことがない部分と
リンパ節を全て切除するという

最低でも7時間はかかると言われていた大手術が行われる日だったのです。

私は2日前から準備のため個室に入院し、
この一人きりとなるまたとない機会のために
スーツケース2つ分持ちこんだ

読みたかった本を
ひたすら読むことに集中しました。

夜も遅くまで
一人静かに本を読んでいました。

手術の前日となり、
私はやはり本を読んでいました。

田中泰延さんの
『読みたいことを、書けばいい。』ダイヤモンド社

という本を手に取ってしまったのが最後。


一人静かに個室で読んでいた私は
早々に

「ぷ」

という笑いが漏れてしまったのです。

これが、
この本が、

めくるたびに

どんどん

「ぷ」

が増えていく(笑)

最終的に
身を悶えるほどに

笑ってしまう、

そんな手術前日となり

本だけにとどまらず

この田中さんてどんな人なの?と
ググってみたら

「街角のクリエイティブ」というサイトの中で

コラムを書いているのだけど

それも隈なく読み

何?この面白さは?

と、手術前日ということも忘れ

田中さんの「エンタメ新党」

三成コラム「秒速で一億円稼ぐ武将石田三成」
〜すぐわかる石田三成の生涯〜

から始まり、
田中泰延さんが書いたコラムを

ネットで探せる範囲で読み漁り

私の手術前日を過ごしてしまうことになったのですwww

子ども達に手紙、とか
なんかそういうことも出来たかと思うんだけど

なんとも私らしいことに
身体の自由が利く最後の1日は

田中泰延さんの本から始まり
ネット上のコラムで終える

という
笑いと頷きの1日を過ごしてしまうこととなったのでした。

そして翌日、手術当日。

この時はすでに世間ではコロナが緊急事態宣言も出ていたし
病院に子ども達が面会にきても
病棟の外で逢うことしか許されない。

手術当日は
二人とも学校を休んで

早朝7時から病棟の外で待っていてくれました。

看護師さんが

一瞬だけなら、と
個室だったこともあり
私の病室に子ども達を連れてきてくれて

画像3

私はこのあとすぐに、手術室へと向かったのでした。

新しい病院の新しい手術室は
何かSFの超大作映画を見ているかのような作りで

映画やドラマで見るような大きな手術室の
ライトが眩しい中、

私の全身麻酔の処置が行われようとしていました。

その時の麻酔の先生や看護師さんとの
やりとりがとても軽快で

私も恐れることを忘れて
アハハハハと笑いながらあっという間に落ちたのだけは

今でもはっきりと覚えてる。

こういうところから

運命って
いかようにも変わると私は思っていて

全身麻酔をかけられる瞬間まで
笑えることを選択できたことは

間違えていなかったと感じています。

人生はいつだって
目の前の選択で未来が決まっているのだから

その貴重な1分1秒を
不安に悲観するのか

それとも
例え最後となってもアハハと笑うことができるのか

そして

私が生きる道を選択しない限り

子ども達がこの先どうなってしまうのか
見届けることができなくなってしまうから。


だから私は

この状況を理解しつつも

私の選択によって未来を変えようとしたのも事実。


何より私は「大器晩成」型だと
自分で感じているからこそ

ここで、長い闘いに挑むつもりもなかったのです。


目を覚ましたら私はどうなっているのか。

もちろん不安がなかったわけではないし
わざと楽観的に振る舞ったわけでもない。


全身麻酔から目が覚める直前、
私は真っ黒い画面がはっきりと見えて

白い明朝体の文字が
たくさん現れてきて

ガサゴソとすごい勢いで
文字が両サイドにバーーーーッと
整列し始めて

そして最後に

「整理整頓」

という文字がハッキリと見えた時

「星野さん!」

と呼ぶ看護師さんの声で私は目を開けたのです。

長い長い7時間以上の手術とは思えないほど

目を閉じたらすぐに目を開けた、くらいの
速さに感じたその手術。


丸一日、寝ていたけれど
翌日からは意識もハッキリ、全身麻酔の辛さも
晴れて、会話もできるようになった私は

お医者さんが回診に来たときに

「すごく手術が早く終わったように感じたのですが
何時間かかりましたか?」

と聞いたところ

「ええと、、、2時間半ですね。」


と言うものだから、

「え????」

と、なったわけなんです。


なんと、お腹を開けてみたら
大網という部分は切除しなくても良さそう、という判断に
なったらしく
よって、リンパ節への転移もなさそうだからと

リンパ節の切除もしないことになったのだとか。

この、リンパ節を取るとなると
その後の治療に相当時間がかかると言われていたので

この時点で

あれ???

なんか免れたかも???

と、えらく解放された気分になったのを今でも覚えています。

今思うと

空白の数日間だったような気もします。

わざわざ個室を取って
ひたすら本を読んで
ネットでコラムを読みまくり

そして
大笑いしている私。

手術が終わると

ふたを開けてみたら
意外にも短時間の手術となり

長い闘いになることは免れた。

人生は目の前の選択の連続。

一冊の本がもしかしたら

私の運命を変えたのかもしれない

とさえ思う。


もし、あなたが今、
とてつもない窮地に立たされていたり

出口のない暗闇を彷徨っているような
日々を送っているとしたら

私はこの一冊を
あなたに送りたい。

『読みたいことを、書けばいい。』

何で今、悩んでいるのか
何で、今不安なのか

そんなことがどうでも良くなってしまうほどの
威力を持つ本であることは確かです。

現に私はこうして
運命を変えて

今、noteを書くことだって出来ている。

手術から1年経って
ようやく、あの日のことを
振り返る時間もできました。

今、私は元気に生きています!


そして
今度は私が誰かに
笑いと生きるための面白さを伝えていけるようになりたいなと
そう感じています。

人生を変えていくことって
本当にできる。

私は本気でそう思っています。


先月、
思いも寄らないところから

私のために皆様から
寄せ書きを書いていただいておりました。

画像4

これには
本当に驚いたのですが

ありがたいことに総勢69名の方からの
メッセージ!

画像5

生きていると
こんなご褒美ももらえるなんて♡

本当に皆様、ありがとうございます。
この寄せ書きを読んでいると

とっても優しい気持ちになれるんです^^

私のこれからのお守りとして
大切にさせていただきますね!

本当にどうもありがとうございます!

私は元気になりました!


星野 美和


一年前に病室から書いた記事
https://note.com/38hosino/n/n639f27b5b98f



【星野美和公式LINE】
https://line.me/R/ti/p/%40608qbuxe

【ブログ】
「ゼロから叶える方法」
https://ameblo.jp/amourdesoi

【Facebook】
https://www.facebook.com/miwa.hoshino.370

【Instagram】
https://www.instagram.com/38_hoshino/

【お問い合わせ】
星野美和事務局
38hoshino@gmail.com



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?