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娘の好きなもの


娘が0歳の頃、娘の大好きな歌があった。それがこれである。


娘は新生児の頃寝るのが下手くそだった。寝入るのが怖いようで、なかなか寝なかった。いろんなものを使い、寝かしつけが上手になった頃、わたし自身にも少しだけ余裕がでてきた。大人とおしゃべりしたいな〜、YouTubeみたいな〜、でも自分の好きなものではなく娘も楽しめるものがいいな〜などと思っていた。そんな中、夫の知人からいただいたシナぷしゅのグッズを思い出す。(娘はシナぷしゅのグッズのシャカシャカ音の虜だった。)シナぷしゅってなんだろう?これがわたしと娘とシナぷしゅの出会いだった。

平日毎日テレビでやっているものをYouTubeにあげてくれているので、ほとんど毎日、今も欠かさず見ている。ほぼ娘のためだが、歌もひとつひとつのコーナーも大人が見ても面白いものだ。その中で娘がハマった歌が冒頭にも載せたぷしゅぷしゅ音頭なのだ。どんなに泣いていてもこれをつければ泣き止んだ。車で泣いてしまっても、これをかければご機嫌になったのでドライブのお供だった。

それがいつからだろう。少しずつ同じオープニングに飽き始め、新しいものは見るものの、同じものは見なくなり、好きだったもいもいもほとんど見なくなった。あんなに好きだったのに!!と思ってしまうが、娘もそれだけ成長しているのだろう。寂しい気持ちである。しかし、そのかわりに見られるものが増え、0歳の時には興味がなかったアンパンマンやいないいないばあなどを嗜むようになってきた。真似事も上手でおかあさんといっしょのダンスも、踊ってるのを見なくてもわたしが歌えばやってくれるほどだ。子どもの成長はすごい。

1歳9ヶ月の今は空前のパンちゃんブームが到来している。「パンチャン、パンチャン」と起きたてでも、おでかけから帰ってきても、見たいからつけろと急かしてくるほどだ。パンちゃんとは何かというと、パンダコパンダに出てくる子パンダ🐼のことだ。なんの気なしに、たまたまHuluで見つけたので、懐かしい〜とつけてみたらこれが娘にヒットした。よほど好きなようで義母が持っていたパンダのぬいぐるみを渡すと、ぎゅっと抱いていろんなところにもっていこうとするほどパンちゃんの虜である(その姿はとても愛おしい)。

きっといつかパンダコパンダにも飽きてしまうのだろうと思うと今から寂しい。しかし、彼女も毎日目まぐるしく成長しており、その過程もすごく楽しいものだ。

次には何のブームがくるのだろうか。まだギリギリ見てくれるシナぷしゅをいつまで一緒に見れるのかな、と毎日怯えながらYouTubeでつける毎日だ。

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