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2周年おめでとう!(長いから別に読まんでいい)

お久しぶりです。
僕が人生初めてプロデュース、運営をしているSAZANAMi Λug.が2024年8月11日にデビュー2周年を迎えました。
デビュー当時とは形も変わり、雰囲気とかも違って別のグループみたいになってますが、これはとても良い意味で話せる事だなって思います。
まずは、2周年おめでとう。そして8月27日には現体制1周年でした。おめでとう!

少し長い記事になると思うので心して読んでほしいです。16,831文字です(これでもだいぶ削りました)。原稿用紙58枚分らしい。

出来る限り本音を書けるよう、少しでも嘘にならないよう、何度も書き直していたら長くなってしまったよ。

この記事のトピックはこんな感じ。

①振り返りと心境みたいなやつ
②新曲2曲について
③今年もメンバーについて
④まとめ

さっそく書いていこうと思います。

この活動を進めていく上でメンバー、望月と過ごしてきた期間、人間同士なので色んな気持ちにさせられるし、させていると思う。出会う前の皆がどんな生活をしていたのか、どんな人生だったのか、基本的には殆ど知らない。会話の中で出てくる事の情報量くらい。メンバーや望月も僕に対しては同じ事。

勿論皆色んな事があったと思うんだ。
けど、僕は出会ってからの皆しか分からない。話を聞いて知る事は出来るかもしれないけど、当時の感情や空気感、そう言ったのはどうやっても知る事は出来ない。これは絶対に届かない部分。ちょっとだけ悔しいですよね。

出会うタイミングはこの場面以外にはない。

出会いについて僕は「出会うべき時に必然と出会う」と考える派です。僕と望月がバンドをやっていた頃出会っていなかったら、あの日渋谷O-Crestでの知り合いのバンドの打ち上げに参加してなかったら、もしかしたら出会ってないかもしれない。仲良くならなかったかもしれない。あの日が無かったら今は完全に無い。中森、灼神、渚、逅ノ音、夏澄5名と会う事は2度と無かったかもしれない。2023年3人体制の時、それでも止まらずにやる判断をしなかったら今が無かったように。

28歳の時、望月と一緒に甲府へモツを食べに行った。今後一緒に何をしようか、そんな打ち合わせをしながらの日帰り小旅行。
この日にアイドルを作る事が決まった。

とにかくお互いに曲を作り続ける日々を送って、コロナもあったからメンバー集めまで少し時間がかかった。

モツ旨かったな。また行きたいね。
今度はメンバーも一緒に連れて行こうか。
モツが食べれないメンバーはいるのかな。

僕や望月が一つ一つの選択をしていく裏では、メンバー5人それぞれが出会うまでのプロセスを踏んでいたんだと思う。今もきっと未来にどんな人と出会うのか、今この瞬間の選択の中で見えない事へのプロセスを踏んでいる。

そうやって人は出会ってると思うんです。

うん、やっぱりこの5人で一緒に一年を迎えられた事、とても嬉しいですね。

本来プロデューサーとは、メンバーとの一定距離がある。マネージャーが別でいたり、運営チーム、イベント制作チームがいて、作曲作詞家もいて、レコーディングチームもいて、下手したら別会社。そんな距離に居るはずの本来のプロデューサー。

僕らは振付、衣装制作以外の事を全てやっているから基本的に距離は近い。

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[備考]
メンバーも制作を手伝ってくれます。中森は作曲作詞、振り付けもやってくれる。本当に頼もしい。夏澄はCDのジャケットを書いてくれる。2人とも頼まなくても自ら進んでやってくれる。助けられています。

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SAZANAMi Λug.の雰囲気、空気感の正体はそんなチームの在り方から来ているのかもしれない。
これはこれで凄くいい事だなって。

もう少し深い所を話そうと思います。

僕はプロデューサーですが、立場の違う同じ人間なんです。メンバーが悩んでる時は手を差し伸べたいですし、本当はもっと優しく接してあげたい気持ちにもなります。

出来れば嫌われたくないけど、メンバーの為になるなら怒ったり、伝えないといけないと思ってる。仮に泣かれてしまっても、他のメンバーにとやかく言われても。

メンバー全員見ているゴールは違うように思う。特に将来自分が作った曲で何かしたいというような、曲作りや音楽に通じた何かをやりたいメンバーには、音楽の話の中で空気的にも強く当たっていると思います。好きだけではどうにもならなくて、ものを作るって簡単じゃないから...
「うざっ」とか思われても仕方ないなって。

そう思っている自分の中には違う気持ちの自分もいたりします。

同じ目線で話をして、何をどう言った感覚で物事を見ているのか。沢山理解してあげる姿勢が正しいんじゃないか。好きなものや、好きな音楽、何でも興味を持って話を聞いてみる事。とか。
うん、なんか色んな気持ちがずっとあったと思うんです。何が良いんだろうって。今でもずっと感じてる。

そんなに考え込む事じゃないと思う人もいると思う。それもわかる。「比重の割合」みたいな話もわかる。

僕が今強く思っている事は、堅苦しい部分は一旦置いといて本来の自分で居ようかなってやつです。規模が変わったらまた考えればいい。今の自分達のいる規模で考えるとそれが一番良い気がするんです。

今後もし新しいグループを立ち上げたとしても、SAZANAMi Λug.より一緒に苦労したグループは生まれない。きっと僕と望月にとっても特別な存在であり続けると思ってる。本当の0から立ち上げたからこそ思える事なのかもしれない。

いつまでも終わらないで欲しいって思ってるけどきっとそういうわけにもいかないんだろう...
いつかは終わってしまう。

この活動における「宮城じゃないとダメ」な事、その中で自分と戦いながら進む事が一番理想で、周りと同じ事して同じような内容で、どっかで見た事あるようなのに沿っているだけ。それはちょっと嫌で、それなら辞めても良いくらいに思ってはいる。

ちょっとでも、少しでも他と違う部分を出していたい。

「宮城じゃないとダメ」て言うのは僕本人が決める事じゃない。それを思うのは僕以外の誰かで、僕はそう思ってもらえるように自分を貫くしかない。

楽曲のリリーススピードやMVの本数。
制作に沢山費用を当ていたりします。
それは僕らプロデューサーの覚悟でもあって、このグループを少しでも沢山の方に知ってもらいたいから。
まだまだやれる事があるから手を伸ばしていきたいと思ってます。

僕から見たメンバーは日々活動に前向きになっていき、歌もダンスもどんどん成長して、振付の先生やボイトレの先生との関係もしっかり築いて、僕や望月が作る曲のクオリティにどんどん追いついてきていると感じてます。
そんな皆の姿を誇らしく思ってる。ライブパフォーマンスが良くなっていく過程で、また壁にぶち当たる日が来るはず。それは僕や望月にとっての壁でもあるから、その時は一緒に乗り越えたいと思ってます。

メンバーが同じ学校で、クラスが一緒だったとしたら、この5人は同じグループに居ないと思う程、根本的な部分は全然違うと思っていて、何故今こんなにバランスが取れているのか考えると、やっぱり「空気」がそうさせてるんじゃないかと思います。
あとは人間性かなって。

メンバー達の出会いが高校生の頃とか、そんなんじゃなくて良かったなって思います。

2年目が終わり3年目に入って、ここまでは地道に積み重ねて、本当に一歩ずつ階段を着実に登ってきたと思っています。僕は「理解せずに行う背伸びは秒で崩れる」と思ってる派です。それが許されるのは裏にビッグな人がついていたり、たんまり予算を作り出せる企業くらいです。それでも付いていけなくなるメンバーはいますし、メンタルを壊してしまう事も多々ある。小さい事で沢山学んで、少しレベルを上げる事で理解して、体が環境に馴染んで行くことで活動におけるメンタルも強くなっていくし、欲も出てくるようになると思ってます。

SAZANAMi Λug.の勝負の時も然程遠くないのかなって感じ始めてる。

今回シロイカラスとSummer Girlをワンマンで初披露、そして同時シングルリリースをしました。
僕はシロイカラスの作曲作詞、Summer Girlの作詞をしています。

シロイカラスから話します。
誰かの壊れた希望や夢が流れ星となって誰かの所(もと)へ。
これがこの曲の軸となっているお話です。

壊れてしまった希望や夢を流れ星、その流れ星を「シロイカラス」としています。
幸福や幸運の象徴として。
希望を歌ってます。

あとは、皆が想像して自分都合の良いように解釈して下さい!エンタメなんでね。笑

Summer Girlについて
この曲は、ずっと記憶に残る昔の景色や光景、夏になったら田舎へ行ったり、海へ行ったり、誰もが自分だけの特別な記憶があると思います。懐かしむ事が出来たり、あの頃は良かったな、とか、また行きたいな、というような特別な記憶が。
この曲ではその記憶を「かけら」としています。

記憶にあるその場所には自分のかけらを置いて来ている。「また君が会いに来てくれる事を待っている」という話が軸となってます。そんな話の主人公がSummer Girlです。

ものづくりに関して、小説、漫画、アニメ、絵、音楽、全てに共通する事があって、「作者でも全てを理解する事が出来ない」というのがあるそうです。
その作品に込められたストーリー、思い、そういったものが詰め込まれれば詰め込まれる程、同じ量のサブストーリーが作られていくと。

僕もそれはそう思います。だから、聴く側の理解が1番正しいのかなって。
僕の解説は「宮城によると◯◯と言う事らしい」くらいに思ってもらって、皆さんがそれぞれの解釈で楽しんでもらえたらそれが一番嬉しいです。

一年ぶりにはなりますが、今年もメンバーについて一人一人書いていこうと思います。前回は「褒めてみた」という感じでしたが、今回は褒めたり、感謝したり、僕の気持ちを書いてる部分も結構あるのかなって思います。

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まずは中森陽毬からいきましょう。

一年前の中森と比べるともう全然違うなって思う。あの頃はまだ凄くネガティブで、クヨクヨしてる事も結構あったかな。今の中森はあの頃より自信があるように見える。沢山葛藤したんだろうな。

中森は放っておくと詐欺に会うし、すぐ物を無くすし、物を壊します。やりたい事、気持ちが先走るから一旦腕を掴んで止めてあげた上で、話をしてあげないといけない人です。目はいつもキラキラ輝いていて、濁りがないなって思います。落ち込んだり、自分の世界にドップリになると僕の声は一切届きません。全部に一生懸命。生きる事、大事な事、好きな事に全力投球。興味のない事は本当に耳を傾けません。

凄く太陽的存在で、たまに眩しくて「眩しいっ!!」て思う程の笑顔をしてきます。場を明るくしてくれますし、声が大きくて離れてても聞こえます。車の三列目に座ってるはずなのに、運転席の後ろにいるかと錯覚する程に。正しい例えかわからないけど、漫画の主人公にいそうなタイプですよね。
「こういう人になりたかったランキング」があったら上位に入る人間性なんじゃないかなって思います。

そんな中森は今回も配信を沢山頑張ってくれて、ダンスの練習では、出来ないメンバーに教えてあげたり、自分の事、皆の事、グループの事、自分のキャパを考えずにとにかく手を伸ばして頑張ってくれました。こういう存在がいるから、僕らプロデューサーも安心出来ます。いつも本当にありがとう。

「アイドル」としての中森陽毬は、一般的に言う「アイドルらしさ」をあまり発揮してないというか、口では「アイドルらしさ」がほしい発言を沢山しますが、向かってる先は少しだけ違うと思っていて、僕はそれで良いと思ってます。というより、このまま「中森陽毬」という概念で、唯一無二の存在になって欲しいなって思ってます。きっとそっちの方が向いていて、それに惹かれていく人が今後沢山出てくると思います。手にしたくても出来ない要素だから大切にして欲しい。

中森は日々歌に悩んでいますが、ここ最近のライブとレコーディングから思う事があります。ライブでの歌に凄く安定感が出てきてる。レコーディングは緊張してしまう点、ダイレクトに些細なミスやズレ、合わないニュアンスまで拾ってしまうマイクに苦戦してるんじゃないかって。その苦戦は「上手く歌えない」じゃなくて、「どうしたらいいかわからなくなる」の方だと思う。
今の中森はライブでの歌が輝いてる。

前はライブでガチガチになっちゃって、緊張で声が抜けなかったり、発声が悪い事も多々あったけど、今は安心して見ていられます。

ホメオスタシスの話をします。
2サビ終わりの「立ち上がれ」のロングトーン、めちゃくちゃ良いです。そして、ラスサビ前ブレイク、4拍しかない無音の中「もっと」という言葉だけでちゃんと感情を表現出来てる。あの緊張感を作り出すのは簡単じゃないから、一寸の迷いも無くガチっとハマった日は、それだけで最高のライブだったと思える。
あの部分はそんな力を持ったセクションです。
中森にお願いして良かったと思ってるし、中森いてこその曲だと思ってます。

PARABOLAのサビではちゃんと安定して楽曲の空気感を作り出せるようになりましたね!
最初のサビが落ちサビになってて、この曲の空気感を一気に作る場面だと思います。今は中森の声に聞き入っちゃうような感覚になれます。
これは本当に嬉しい。

一番合わないと思っていたfractal。
がなりを入れたりする程に馴染んで、ちゃんと自分のものにした事。これも本当に凄いです。

タイムラプスでの煽り、どんどん様になってきましたね。あの元気な煽りには中森陽毬の良さが詰め込まれてると思います。

シュガートケイクのラスサビ、入りのドラムフィルムとしっかりグルーヴ感を作って、ちゃんと爆発したサビの入り方をしてる。ちゃんとフィナーレに向かうような「最後のサビ行くぞ感」、僕はあの部分凄く好きです。

悩んで、どうして良いか分からない日々が成長を生んでいると思ってます。自分がどれだけ成長しているかなんて自分では測れないから、いつも悩んで全然良くならないって思っているようだけど、歌凄く良くなってる。「上手さ」や「綺麗に声を出したい」と意識して悩んでた結果、いつの間にか「表現」がドッと伸びてきたんだと思います。

日々悩んでる事は分かっているので、形になってきている事、本当に素晴らしいし、僕も嬉しいです。

MVを撮影してても思いますが、表情の作り方、表現の仕方、中森陽毬としての答えにどんどん近付いていると思ってます。本当に素敵なボーカリストになりました。ポテンシャルは高いからこれからも凄く楽しみです。

中森は「宮城さんの曲が好き」と、出会った頃からずっと言ってくれてます。実は、この言葉は僕が音楽を作る上でのお守りみたいになっています。
中途半端な曲は作りたくない。誰かをがっかりさせるわけにはいかないと思えてます。
本当にありがとう。

「宮城さんの曲に背中押されてオーディション受けました」と言ったのは中森だけだと思います。一度落としたのは本当にごめん。けど、これからも中森の背中を押せる曲を書けるように頑張りたいですし、そんな曲達が評価されてきて、「曲良いね」って言ってくれる方々が増えたんだと思ってます。

僕はまた中森が新しく曲を作って持ってきてくれる事楽しみにしてるので、その時はまた編曲出来たら良いな。

ソロ曲ですが、全2曲どっちも僕を指名してくれましたね。「私の声」「天才ガール」どちらもしっかり中森陽毬らしさを出せていて、自分のものに出来ている事素晴らしいです。また僕を指名してくれたら、過去一の曲を書きたいなって思ってます。

そして今の中森のダンスは最強です。
本当にカッコいいです。普通に尊敬してます。

これを書きながらこれまでの中森の事を思い返すとロックな人だなって感じます。中森はロックです。

ギターも頑張って👍
僕は中森の弾き語り好きです。

あとはあれですね、ちょっと話の方向性変わりますが危なっかしい部分があるから、悩んだり落ち込んだり、もう何かあったらすぐ相談してほしいですね。本当に。笑

PS.
中森陽毬を応援してくれてる皆さん、何を言っても笑って返してくれたり、元気に配信してくれますが、お手柔らかによろしくお願いしますね。笑

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続いて灼神海知瑠いきましょう。

灼神に関して今一番思う事は音程が安定してき始めたと言うところです。過去の動画を見てもやっぱり全然違うなって思う。得意なハイトーンは勢いで歌っても元々大丈夫で、それが本人の良さであり、パワー系の歌である以上一番輝く。活動していく中で、その得意な部分に甘えていた所もあったんだと思います。けど、ここ一年で少しずつ苦手な部分への向き合い方が変わっていったと感じてる。

何が良くなくて、何が良いのか、灼神本人も漠然と分かっていると思っていて、けど改善するまでのプロセスが分からない。そりゃそうだと思います。
ボイトレてのは「近道」であって、分からないを教えてもらう機会。
そんな機会と自分なりのやり方で、少しずつ気になる点を修正してきたんだなって思う。

灼神は最初の頃、MCで回したり、目立って喋る行為や煽りなんて絶対にやらないタイプでした。僕も灼神は指名しないでいた気がします。エンドトークの「以上、それでは私達」はお願いしたかもですが。

けど、今年に入って煽りもやるし、ワンマンでのMCはちゃんと回せていて、ツッコミしたりと、新しい灼神が出てき始めて、しかもちゃんとやれててハマってる。笑
滑舌も良い方で頭の回転も早い方なので向いてるんだと思います。

自分のポテンシャルを少しずつ理解して武器にし始めましたね!素晴らしいです。

灼神海知瑠の武器は「歌」という事で、歌についてもっと書いていこうと思います。

ミライズブライトのサビ、SynC'rockの2サビ、シロイカラスの2サビ、fractalのサビ、などなど。灼神がサビで活躍する曲は多々あるんですが、飛び抜けて特徴があって、かつ、歌の抜け具合とパワー、ニュアンスが絶妙に入り混じる曲があります。

この特大の武器が今とにかくホットで最高を更新していると思ってます。SynC'rockの2サビ「熱くなって」の最初の「あ」のしゃくり方、めちゃくちゃ勢いつくしゃくり方しますよね。元々もそうでしたが今は完成系にだいぶ近いレベルまで研磨したんだなって感心してます。これは本当に凄い。鳥肌立つ時あります。

fractalは「止まぬ雨はないと誰かが言ってたな」の部分ですかね。やっぱり。「雨はないと」の部分注目して聞く価値ある安定感とパワー、絶妙にトーンをいじってる歌い方で、きっと得意な音域なんだと思うんです。ここ素晴らしいです。

シロイカラスの「願うなら」の部分、ここのニュアンスもバッチリ決まってて、灼神の良さが詰まってます。この曲に関しては2番のAメロの歌い方もだいぶ注目ポイントです。

あと、Mega Pop Kill Youの「鳴らせ!」の部分も注目ポイントです!

灼神の歌声は「羨ましいな」て思われるタイプの声質だと思います。勿論ジャンルや世代によっても意見は異なるので一概には言えませんが、僕の世代にはそういう人いるんじゃないかなって。突き抜けるミックスボイス。可愛くもカッコ良くもなれる声。灼神の声はちゃんと違う世界まで届くと思ってます。バンド好き、アニソン好き、ボカロ好き。磨き続ける事で、こう言った方々にもいつかちゃんと刺さるんじゃないかな。

灼神は歌に関してそんなに相談してくる事はないんですけど、まだまだこの武器は輝けるから、何かあれば相談してきて欲しいなって思います。

あと、ちょっと話ズレますが灼神てK-POPアイドルぽい雰囲気があるのにゴリゴリにロックを歌ってるんですよね。そのギャップすごく良いなって思っていて、本人にも伝えた事があるんですが、そのギャップに更にあの声だから、灼神は結構ギャップだらけなのかもしれない。

不器用で時間はかかるけど、ちゃんと物に出来るのが灼神。ちゃんと向き合えて、それが形になって来ている事、ここも褒めたいところです。

知っているんだ、負けず嫌いなのは。

グループでの発言とか、そういうのも以前より前傾姿勢で頼もしくなってきたなって思う。
これからもこの辺りは期待してます。

あと純粋にずっと髪色ピンク貫き通してるの凄い。
金髪を貫き通すのとは訳が違う。

灼神はメンバーがわーきゃー騒いでいても、僕が話すと「しー!静かにして!」と場を鎮圧してくれるんです。これ凄く助かってます。本当にありがとう。

視野が広くて空気を読む力もあって、ノリが良い。
謎の流行りをグループに持ち込んでくるけど、それが大体面白くてしばらくグループのトレンドになっていたりします。こういうのって凄く大事で、空気感を作ってる一つになってると思ってます。

今年出したソロ曲「ヴィーナスベルト」は初めて自分で作詞をしましたね。本当に初めてですか?笑
そんな風には思えない程良い歌詞だったなって思います。楽曲の雰囲気にも合っていて、グループとは違った儚さがあって、作詞大成功で良かった。
本当に初めて歌詞を書いたんだとしたら多分不安だったと思うんです。なかなか進まなくて眠れないとか、どうしよう...みたいになってたんじゃないかな。よく頑張りました。

これは灼神の新しい部分だったと思います。これまでそういった制作部分には基本的に手を出さずいたけど、活動していく中で影響を受けたり好奇心が出てきたりすると思うんです。それをこうやって形として残せた事は僕としても嬉しいです。テーマもしっかり決めていて、MVの雰囲気や場所決めの提案をしていた姿は頼もしかったです。

今後灼神の新しい部分が少しずつでも出てくる事を僕は楽しみにしてます。

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続いて渚アリスいきましょう。

アリスちゃんの声、歌い方、これはSAZANAMi Λug.を始めて対バンイベントに出てから一回も近い人を見た事がないです。それくらい珍しい歌い方だと思います。シャクリをさせたら右に出るものはいないと思ってます。良い意味で。
僕は新曲の歌割りを決める時、そんなアリスちゃんがどの場面で輝けるか、自分で歌いながら場所を探しています。本人から納得の言葉はあまり貰えたことないですが…
けど、アリスちゃんだからこその部分てあるんです。シロイカラスで言うと「諦めない光、未来を変えてく」この部分、オケはクリシェと呼ばれる半音ずつ下がる構成になっていて、歪で雰囲気がある箇所です。ここにはどうしてもアリスちゃんの歌い方が必要だったと思ってます。

癖を持っているのは強み、アリスちゃんの歌い方はグループにとって大きなアクセントになっているので、歌を磨いていく中で、その個性も沢山伸ばして行ってほしいなって思います。

本人でも気づいているレベルなんですが、本当に歌が良くなってきていて、苦手な音程、リズム、自分なりに少しずつ改善していったのかなって。僕も伝えられる事は伝えてきましたが、自分で理解してからの改善はスピードが早いなって思いました。

ライブを見ていると感じるのが、力が抜けている歌い方の時、所謂本人的に「見せ場だ!」みたいな時じゃないセクションが凄く安定しているなって思うんです。実は、落ち着いてしっかりオケを聞く事で本来の歌の良さが凄く出ていて、僕は「今のところめちゃくちゃよかったな」と思いながらライブを見ています。

「今日歌良かったね!」と伝えると「今日は微妙でした」と返された事が何度かあります。きっとアリスちゃんの中で求めている部分は「表現」なんです。

その表現にもちゃんと磨きがかかってきていると思っていて、「ホメオスタシス」の「ホメオスタシス」部分、間を感じて発するようになりましたね。とにかく早口で言えば良いわけじゃなくて、2拍しかない無音の中、間をどう感じて、どう言葉を出すのか。焦ってもいけないしゆっくりでもダメ。この部分今が一番キマってて完全に注目ポイントになったと思ってます。

そんな表現を武器に新曲Summer Girlでは「アリス節」をとにかく発揮していましたね。「こうなって欲しい」が形になったと思ってます。アリスちゃんが輝く。この曲の良さはアリスちゃんの存在が有ってのもの。

SynC'rockのサビ。歌えば歌う程、説得力が増してきていて、あの場面での「表現」も完成系に近い状態だと思ってます。らしさも出ていて、パワーもあって、しっかりこの曲を引っ張っている感がある。これってグループ皆で一つの曲を完成させる上で、決して簡単な事ではなくて、それでもここまでレベルを上げてきたのは本当に素晴らしい。
セトリにSynC'rockを入れたくなっちゃうわけですよね。

ダンスに関して思う事は、歌っていない時、どんな時でも基本的に「表現」を抜かない。ダンスと歌詞に沿って自分なりに表現し続ける姿勢を感じてる。
勿論ダンス自体のレベルも上がっているし、表現の幅や細かさも一緒にレベルが上がっているからこそ、アリスちゃんのステージはずっと最高を更新していると思ってます。

「魅せる」
本当にその通りだと思います。

「魅せるてなんだろう。」と思う事もあるんじゃないかな。ステージングの中で自分らしさと魅せるをちゃんとイコールにしたいと思えば思う程、分からなくなるものではないかって思います。

これに関しては、何かあれば相談して欲しいですし、僕の回答が答えではないかもしれないけど、何か閃くキッカケになれば良いなって思います。

グループではいつでも中間にいてくれて、広い視野を持っている。メンバーは皆アリスちゃんの事が大好きだろうなって思います。まず、普段からめちゃくちゃ面白いですからね。車に乗ってるアリスちゃんが一番面白いです。笑
アリスちゃんが来る事で場の空気が良い意味で代わる瞬間が沢山あって、これは本当に凄い力だなっていつも思います。

ソロ曲の話にはなりますが「カタオモイブルー」の話をしたくてですね、MV見てもらったらわかると思うんですが、渚アリスが凄く詰まってると思ってます。ダンスこそ無いですが、アリスちゃんの良さがめちゃくちゃ伝わる曲だなって。

さっき歌い方が珍しくて武器、と話しましたが、それが凄くハマった曲だと思ってます。ど頭の「甘い香りに」の歌い方本当に良いなって。これです。渚アリスが持つ歌の力。そして「バイバイ」の言い方。グループの曲でもこのレベルでアリスちゃんの良さが出るセクションを作っていきたいなって思う。

この先、「アリス節」がどこまで伸びていくのか、凄く楽しみです。

因みに東京バルーンの渚アリス、歌凄く良いです。ライブでやる事少なくなってきてますが、もしライブで東京バルーンが始まったら是非注目してみてほしいです。

あと、アリスちゃんと言えば自作衣装ですよね。手先が器用で、ちゃんと拘りがあって作れる所素敵だなって思います。らいちゃんの生誕祭の時、メンバー皆で一枚の絵を完成させたんですが、元の絵はアリスちゃんが描いてくれましたね。実はびっくりしたんですよね。絵が凄く良くて。あまり表立ってそう言った部分を沢山出してるわけじゃないけど、多彩な所も凄く羨ましいです。

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続いて夏澄來世いきましょう。

らいちゃんがいる事で曲の良さがブーストする曲が沢山ある。ミライズブライトのど頭は、歌声を聴いた時にらいちゃんと決めたのを覚えてる。
僕の作る曲は楽曲の中でストーリー性があるように、強くいく瞬間と引く瞬間が多いんです。
引いた時にらいちゃんが歌う事で、その引きは良い意味で引きじゃなくなる。こんな事は基本的には無い。けど、らいちゃんが歌うと引きもしっかりメインになります。
シュガートケイクもミライズブライトもシロイカラスもとにかくハマっていて、これはらいちゃんの声ありきだなって凄く思ってます。

タイムラプスの落ちサビの頭も、ストロボの落ちサビも同様にそう思います。

その武器を育てながら違うアプローチにも日々挑戦している姿勢も素晴らしいなって思ってます。
fractalやホメオスタシス、シロイカラスのような雰囲気を持つセクションが多々ある曲でらいちゃんはまた違った一面を見せてくれます。

その楽曲を理解しようとする姿勢や、理解した上でどう歌うかを考える姿勢、きっとライブを見てくれているお客さんにも届いているんじゃないかな。

透明感のある声という表現が正しいかわかりませんが、ローミッド強めの存在感出せる淡い声。この歌い方はシューゲイザーが合うと言われた時ハッとしました。僕はswimを作ったのでswimの話をすると、キーこそちょっと合わないですが、声質と楽曲の雰囲気はしっかりハマっているなって思います。

グループ曲とソロ曲、違った面でしっかり自分なりの武器を使い分けてる事。簡単に出来る事ではないので、この事自体が夏澄來世の魅力の一つだと思います。

少し詳しく書いていきます。

らいちゃんがSAZANAMi Λug.の曲で意外性を感じたのがストロボでした。まさかこんなにハマるとは最初は思っていなくて、落ちサビの部分キーが半音下がるんですが、その歪感を感じさせない程綺麗に半音落として歌いつつしっかり表現している。やってみると分かりますが結構難しい事なんですよね。音程取れなくなっちゃう人も沢山いると思います。
僕はこのストロボでらいちゃんの武器はその声質のみではなくて、その声質の中で声色を微妙に変化できる順応性なんだと感じました。

例えばSummer Girlは明るさをしっかり出せていて、ミライズブライトでは儚さをしっかり表現出来ている。狙っているのか、という話はした事ないので分かりませんが、器用だなって凄く感じます。

これは完全にらいちゃんのストロングポイントだと思うので、是非ライブとかで注目してみて欲しいですね。

因みにいうとfractalの「私らしくある為」の部分、凄く良い表現の仕方をしているので大注目だなって個人的には思ってます。僕はこの部分好きです。

ちょっと別角度にはなりますが、前々かららいちゃんは笑顔が良いよねって思っていて本人にも伝えた事があります。笑った方が良いって。

Mega Pop Kill YouのMV、らいちゃんの表現良いですよね。シュガートケイクのらいちゃんも表情も。こう言った明るい曲での表情も凄く素敵だと思うんです。

けど、カッコいい表情も勿論武器でそれは楽曲にも沢山反映されていると思います。
ギャップ...というより、大袈裟かもしれないけど二面性感。明るさも暗さもちゃんと表現出来きてて凄いなって思います。
きっとこういう所に惹かれるお客さん沢山いるんじゃないかって思うんです。
勿論既にそこに惹かれてますっていう方もいると思います。

そのらいちゃんの良さが沢山の人に伝わると良いなって思ってます。

らいちゃんと言えば「絵」も触れずにはいられないですね。グループのソロ曲EP、messageとSummer GirlのCDジャケットを描いてくれました。あと、各メンバーの生誕祭では主役の絵を書いてくれてキャンバスプリントさせてもらいました。
グループに加入して1年。グループの事だけでこんなに描いてくれたのに自分のSNSでも絵を投稿したりしている。絵て凄く時間がかかるんです。それは凄く知ってます。何故なら僕が絵を描ける人に憧れているから。
グループでのライブや制作、練習や新曲の歌やダンスを覚える時間、やる事沢山ある中で自身のnoteも書きながらアウトプットし続けてる。
誰にでも真似できる事じゃないし、続けている事本当に凄いと思ってます。

noteは文書が素敵ですよね。感情がちゃんと乗っているけど丁度良い訴えかけ感。読む側に分かりやすい構築。たまに小説読んでるのかと思っちゃう。
文書考えるのも簡単じゃないよね。
絵も文書も書くのは好きと言ってるけど、続ける事で嫌にならないと良いなってたまに心配になります。多忙の中で「好き」が「完全な業務」になってしまわないか。

らいちゃんのこの芸術家部分に惹かれる人も勿論いて、note新規?(この表現あってんのかな)の方とかがライブ来てくれたりするのを見ていると僕も凄く嬉しくなります。

らいちゃんは多彩で、色んな事に興味があって、故に交友関係も広くて人見知りもしない。おいおいバケモンか。笑(褒めてるよー!)

強みを沢山持っているらいちゃんは素直に素敵だなと思ってますし、僕はらいちゃんの芸術家部分を楽しみにしている1人になっています。

あと、今回自身の生誕祭では衣装を自作するという新しい部分を出して来ましたね。新しいソロ曲「どうせならエデン」。ぼんやりMVのイメージだけは聞いてましたが、いざ撮影するとなって、衣装を見て撮影地に着いて、全てを理解出来ました。なんて言うか「らいちゃんの表現したいことこれだ」て言うのが一気に頭に流れ込んできた気がしました。
凄く良い作品になって良かったです。

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続いて逅ノ音叶時いきましょう。
※「かなまる」と呼んでるので「かなまる」で書きます。

かなまるの歌についてどう書くことが一番伝わるのか凄く悩みます。紛れもなく歌は上手い。けど、その一言では説明が出来ない。
楽曲によって声のトーンをガラッと変えられる器用さ、幅の広い表現力、ニュアンスが武器で使い所も分かってる。スピード感のある曲も歌えて、リズムを遅らせた後ノリ感も出す事が出来る。
2度目ですが紛れもなく歌は上手いです。

去年2023年に初めてかなまるの歌をレコーディングした時、その頃から勿論全然歌えてましたが「抑えてる...??」みたいな感覚がありました。もっと歌えそうみたいな...
レコーディングやライブを重ねていけば行くほど、本来のかなまるが少しずつ顔を出していった気がします。邪魔になってたのかな、緊張とか緊張とか緊張とか緊張とか緊張が。笑

この一年間のかなまるを見ていると、歌とダンス、表現力、そういった総合的なクオリティを考えるとグループで1番器用な人なんじゃないかと思う。あと頭の回転も早い。

具体的に書いていきます。

かなまると言えばホメオスタシス、シロイカラス、シュガートケイク。
これらが歌の魅力を特に感じられる楽曲だと思います。

ホメオスタシスの空気感を作るCメロ。一気に落ちるCメロ。ここに凄く大切な歌詞を置きました。かなまるの表現力、歌い方、空気の作り方、それらが凄い力であのセクションを作り上げてます。きっとここはそんなセクションだと本人もわかっていて、会場の空気をガラッと変える瞬間がある程のポテンシャルが溢れてるんだと思います。この曲はライブの後半でやる事が殆どなんです。疲れ切って疲れ切って、最後に大きな見せ場がやってくる。そんな疲れさえも表現の一つに落とし込むかのような器用さ。この曲はかなまるのCメロがあってのものだと思います。いつも感動してます。

シロイカラスは最初のサビをかなまるにお願いしました。この曲はレコーディングをしてからの歌割り決めでしたね。かなまるの歌を聴いて、楽曲のアレンジをしてる時に「こう言う歌が欲しい」て思ってた理想のようなものが各セクションに散らばっていたのを覚えてます。
サビ頭の「叶うなら」。ここの間の取り方やニュアンス、力の入れ方、凄く絶妙に良くて、本人の名前も入っている事や、デビュー前に話してくれた名前の由来とか、そんなのがチラついて、かなまるしか居ないなって思ったんです。
ライブでも凄く気合いと気持ちを込めて歌ってるのが分かります。きっともうすぐこの曲が誰かの心をギュッと掴む日が来ると思ってます。

シュガートケイクでのかなまるのホットな部分はラスサビの折り返し「さぁこのままじゃ終われない まるで味も無いよシュガーとケイク」です。本人が凄く歌いやすいキーだと言っていました。ファルセットがめちゃくちゃ綺麗でスピード感も落とさないし抜けてくるんです。このセクションは一拍休符があり2拍目で一気に音が鳴る、あるあるセクションなんですが、その音圧もちゃんと追い風として利用出来ていて素晴らしい。手前で灼神のロングトーンがあるんですが、それすら追い風にしてるようにも感じる。灼神の熱量を重ねて歌うようなイメージ。

ライブでのかなまるを見ていると時々そう言った発見があったりします。是非かなまるの事注目してみてみて欲しいですね。

ユーモアがあって、相手の事を凄く考えられる清い心を持っていて、思いやりがあって優しい。自分の事で精一杯でも全然おかしくないけど、その人間性が歌を歌う時、色んな角度から瞬時に考えて歌える逅ノ音叶時を作ってるんじゃないかと思います。頑固な部分もありますが。笑

わかりません、本人がこれを読んだら「全然考えて歌ってないです!」て言う可能もある。笑
けど、僕にはそう見えてるってやつです。

かなまるは相談がある時、話したい事がある時、何日も前から伝え方を選んでから話してきます。話していると分かりますが、愛が深くて、見返りを求めるような優しさは一切無くて、誰かが喜んでるのを一緒に喜べて、与える愛が綺麗だなって思います。

メンバーがわちゃわちゃしてて僕の声が聞こえてない時、かなまるだけ聞き取ってて伝えてくれたりするんです。聞き取れなかった時は聞き返してくれます。凄い能力。その場の空気の察し方、読み方は本当素晴らしいなって思います。

あと、かなまるも中森と同じで好きな事、好きな物には全力投球のイメージがあります。方向性は中森と少し違う気がしますが。感受性は強くて、行動派。人の良い部分を見つけるのが上手で、それを伝えるのも上手です。これら全部、自分からそうなろうとして簡単に出来る事じゃないから、かなまるのこういう部分大切にして欲しいなって思います。

出会って一年ちょっとで知った気にならないで!と言われそうですが。笑

僕はもっと沢山の人にかなまるの良さと愛が伝わると良いなって思ってます。

ソロ曲の話もしましょうか。名曲「full moon」。
最高にオシャレで、歪な感じもあってポップス感もある。かなまるの歌が入った時すぐに「名曲になった」と感じました。かなまるの表現力がこの曲をもっと上のステージに引き上げたと思ってます。MVはそんなかなまるの良さ、雰囲気、アーティスト性を感じられるような形で完成出来て本当に良かった。撮影時の雨も味方してくれたように思います。

この曲は、メロディが激しく上下しつつ、ファルセットと地声を瞬時に沢山切り替える。難しい曲だと思います。レコーディングでは、そんな曲を難しく感じさせないくらい自然に歌ってました。本当に器用に歌うな〜て。安心して録れました。

うん、やっぱりかなまるは色んな角度から見ても凄い力を持ってると僕は思っています。あと、かなまるはロックです。

グループで一番好きな曲がシロイカラスになるんじゃないかってくらい好きです。て言ってくれたのは凄く嬉しかった。結果一番では無くても全然良いんです。こういう言葉は作曲する上で凄く糧になる。本当にありがとう。
これからもそう言ってもらえるよう良い曲を書いていきたいなって思います。

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歩めば変化も起きる。形が変わったり、心情の変化、目標が定まったり、ある日突然目の前が暗いなんて思う事もあると思う。そんな変化を「怖い」と思う事だってごく自然な事で、全員が全員それを楽しめるわけではないし、不安や好奇心は伝播したりする。僕はグループというものを振動そのものだと思ってます。

ネガティヴな発言が多い事で振動の数は下がる。人の悪口や陰口も同様に。逆を言うと挨拶に元気があったり、ポジティブな発言をすると振動の数は上がる。こういった事だけでなく一つ一つの行動でそれが常に変動していると思います。

その振動数が相手を明るくするし、自分を明るくする事もあって、逆に嫌な気持ちにさせる事もある。
グループの振動数の↑↓はステージからお客さんに伝わる。昔、好きなミュージシャンが言ってました。素粒子は常に振動してる。その振動はギターを鳴らした時の振動みたいだって。生きてるだけで常にロックなんだって。

グループは振動。誰かを揺らす振動。

今回これまでの事、皆の事を沢山振り返ってみて、この記事を書き始めて3週間以上経ちますが、何度も書き直している間に、僕もメンバーの皆から沢山学んでるんだなって感じました。

いつか必ず終わってしまうこの旅の先に何が待ってるのか。全てを終えた頃、メンバーはどんな気持ちになるのだろう。どんなアイドルになっているのだろう。僕らプロデューサーはどんな曲を作り続けたのだろう。

未来の事は何一つ分からない。
けど、活動中のメンバー全員が闇落ちみたいな最悪なシナリオにはしたくないから、少しでも明るい道を探して元気に楽しく面白くSAZANAMi Λug.らしく、さざめく未来へ駆け抜けたいです。

最後に。

いつも応援していただいている皆さん、シーグラスの皆さん、本当にありがとうございます。唐突ですが、僕はいつか皆さんに向けた曲をメンバーと一緒に書きたいと思ってます。いつになるかは分かりません。けど、皆さんがいるからこそSAZANAMi Λug.がステージに立っていられます。
その事はいつだって感謝してもしきれない事だと感じています。本当にありがとうございます。

これからも応援よろしくお願いします。

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