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オタクの俺が選ぶ、2024年を彩ってくれた楽曲10選紹介
はじめに
こんにちは。Miyabiです。
2024年も早いものでもう12月に突入していました。寒い…
そんなわけで今年を色々振り返っていく時期だとは思うのですが、今回は今年リリースされた曲で、オタクの僕の毎日を彩ってくれた楽曲を10曲、厳選して紹介していこうと思います。
よろしくお願いします!
自己紹介
名前:Miyabi
年齢20歳
何をしている人?:音楽大学で打楽器を専攻しています。まだまだ勉強中。
好きな麻雀の役:立直
聴く音楽のジャンル:ジャンル問わず何でも聴いてるけどよく聴くのはオルタナ。
経緯
音楽大学に通っていることや、演奏をしたり観に行ったり、やっているゲームがアイマスをはじめとした音楽に関わるゲームだったり…
とにかく僕の人生には音楽で溢れています。毎日のように新しい曲、新しい楽器に出会い、日常を彩ってくれているんですね。
そんな日常を僕は毎年、年の瀬が近づいてきた12月に10曲に厳選し、振り返っていました。ちゃんとやり出したのは2022年くらいからなので、今年で3回目。最近noteを活発に書くようになったので、せっかくだし今年は投稿しようかな〜、と思った訳です。
曲を選ぶにあたっての自分ルール
一応自分ルールを設けています。それを簡単に紹介。
2024年にリリースされた楽曲のみとする。
楽曲のジャンルは問わない。
ライブ音源は使わない。
思い出補正はアリ。
基本的にこの4つを主軸にしています。
そりゃ今年を振り返る訳ですから、何年も前にリリースされて、リバイバルヒット!みたいなのは入れないようにしています。
もっと早く知っておきたかった〜…みたいなアーティストはたくさんいるんですが…その時まだ生まれてない…とかあるんですよ…
では、早速紹介していきたいと思います!
曲順もなるべくこだわっています。ライブをやる側の人間なので…
Miyabiが選ぶ!2024年の楽曲10選!
Fighting my Way 初星学園,Giga,花海咲季
作詞:HIROMI 作曲編曲:Giga
最初の一曲はコレ!
今年のアイマスは間違いなく学マスの年でしたね!!
自分がPになってから出た完全新作のアイマスだったのでリリースまでのワクワク感は堪らなかった!実際ゲームを始めたら、めちゃくちゃ面白い。
今までのアイマスの赤の系譜でこんなサイヤ人みたいな女出しちゃうんだ…とか作曲がGigaさんだったりと激アツでしたね。曲も縦ノリ全開のゴリゴリEDM。
Now I’m ready, I'm ready to go
花が咲く時が来たんだ
イントロから強気全開の歌詞。歌マスの歌詞を踏襲しているかのような歌詞かつ、キャラクターソングとして相応しい歌詞に今年の一曲目は間違いなくコレでしょう!
ビビデバ 星街すいせい
作詞作曲編曲:ツミキ
実はあんまりVtuberとかボカロって聴かなくて…でもこの曲は凄く好き!
星街すいせいさんに関しては、Stellar Stellarのファーストテイクや、今年3月にデレステとコラボした事などで知っていて、めっちゃ歌上手いな…という認識ではありました。
この曲はJ-POPのグルーヴ感の良さをしっかり出しながら、テンションの切り替え、ハイレベルな歌唱、何よりキャッチーなフレーズが印象的でとても好き!
近年のアーティストは音楽だけでなく、MVといった映像演出にも音楽の視覚的パフォーマンスとして大きな魅力があると思っています。音楽だけ聴いてほしい人はMVとかまず出さないだろうし。
ビビデバのMVは三次元と二次元がとても綺麗にリンクしており、あ、めっちゃ革新的なことやってるわ。と、かなり鳥肌が立ちました。これも現実と虚構の間にいるVtuberの強みを引き出しているのかもしれませんね!
さよーならまたいつか! 米津玄師
作詞作曲:米津玄師 編曲:米津玄師、トオミヨウ
3曲目はこちら。「朝ドラ」主題歌にもなった楽曲。明るい曲ではあるものの、歌詞は米津玄師さん特有のディープな世界を表現した歌詞に惹き込まれます。
また、今年は米津玄師の四年ぶりの最新アルバム「LOST CORNER」が発売。全20曲のアルバムは前作「STRAY SHEEP」を超えてくる、圧倒的なサウンド、リリックの新曲にワクワクが止まりませんでした!
今 羽を広げ 気儘に飛べ どこまでもゆけ
生まれた日から私でいたんだ 知らなかっただろ
さよーならまたいつか!
GOLDENWEEK MILLENNIUM PARADE
作詞:常田大希・Believve 作曲:常田大希
僕の中では今年一番の衝撃のニュースでした。
King Gnuのリーダーでも知られる常田大希さんが主宰をしている、僕が心から大好きな音楽集団、millennium parade。(通称ミレパ)「世界から見た東京の音」をテーマに圧倒的な音楽パフォーマンスやクリエイターの独自の世界観を形成し、曲によってメンバーを変動させ、様々な形でアプローチをし、僕もその虜になっていました。
そんなミレパが今年、海外のレーベルと契約したとの発表が!
ご報告
— 常田大希 - Daiki Tsuneta (@DaikiTsuneta) May 3, 2024
ㅤ
MILLENNIUM PARADEがEPIC US🇺🇸とRCA UK🇬🇧と契約しました。Travis Scottや21Savage,Beyoncé,Temsなど挙げたらキリがない程に錚々たるトップアーティスト達が所属する2大レーベルです。… pic.twitter.com/Oe1wp2BjH5
名前も「MILLENNIUM PARADE」と改名し、以前までと全く違うビジュアル、音楽スタイル。
その新生ミレパのファーストシングル、GOLDENWEEK。
作曲の常田大希さん特有の内省的でシリアスな作風とは打って変わって、ラテンを基盤とした洗練されたリズムのダンスミュージック。MVの映像表現もこれまでと全く違う演出で、新曲、「KIZAO」もレゲトン全開のダンスナンバーで新しいミレパのこれからの新曲がとても楽しみです!
Value Ado
作詞作曲編曲:ポリスピカデリー
5曲目は世界に名を轟かせる歌い手、Adoさんから。
今年の4月に国立競技場にて二日間に渡り開催されたSPECIAL LIVE 「心臓」。僕はAdoさんのファンである兄に誘われ、二日目を生で見に行ったのですが、とてつもない歌唱力に度肝を抜かれました。当時は「踊」や「唱」、「向日葵」といった有名どころをちょっと聞くくらいでした。ですがあのライブのパフォーマンスを見てからあっという間にファンになってしまいました。
みんなもマジで見に行ってほしい。スゴいから。
そんなAdoさんの曲で2月にリリースされた新曲だった「Value」。儚さから力強さまで全部を詰め込んだ生命揺れるような歌唱力、その力を引き出すサウンドに思わず鳥肌が立ちました。
イラストからアニメーションまで全てiPadで制作されたMVも話題になりました。
光景 初星学園,長谷川白紙,篠澤広
作詞作曲編曲:長谷川白紙
6曲目は学マスから2曲目!
ミステリアスな天才少女、篠澤広さんのソロ曲一曲目として公開された曲です。
楽曲提供はネットシーンを中心に活躍し、LAのレーベル、Brainfeederに日本人で最初の所属アーティスト、長谷川白紙さん。
楽曲提供の情報が出た時、めっちゃタイムリーで、「長谷川白紙っていうアーティストがマジでやばい!」みたいな話が大学の作曲を専攻している友達との会話で話題になっていました。
長谷川白紙さんの音楽を言葉で説明するのはとっても難解。
現代音楽でありながら、ジャズやテクノ、昔ながらの民族的なパーカッションリズムもDAWに放り込み、ポリリズムや変拍子が随所に散りばめられた、普段のポップスにはない前衛的な音楽を構築しています。そうした独特な響きやリズムの調和が他とは違う魅力の一つであると感じています。
「光景」もその類に含まれ、これまでのアイマス、ましてはアニソンに無かった音楽が解き放たれた渾身の一曲。
ラテンリズムが随所に散りばめられながら、爽やかさや軽快感を感じる音の響き、そして歌唱の篠澤広さんの透き通った声が完璧にマッチした一曲になっています。
学マスのソロ一曲目はキャラクターソングとしての役回りを担っており、篠澤広さんのミステリアスだが心の奥にはとても熱いハートを持っている…という心境も表している最高の一曲です!!
愛する僕の担当。
Supernatural NewJeans
作詞:Gigi・Minji・Pharrell Williams・Ylva Dimberg
作曲:250・Pharrell Williams・Ylva Dimberg
K-POPも聴きます。
ていうかNewJeansきっかけで聴くようになりました。それまでマジで聴かなかった。何故突然聴くようになったのか?
それは、これまでのK-POPの流れの一線を画したR&Bです。
例を挙げるとBTSの「Dynamite」。
70~80年代のソウルミュージックの感覚を落とし込んだ楽曲が欧米を中心に世界的ヒットをしました。欧米の人たちはこういうダンスナンバーが無条件で好きなんですね。NewJeansのサウンドはそういった流れを取り込みながら、UKガラージ、2ステップといったドラムンベースを天才的に使われています。
そのグルーヴ感で「OMG」や「Ditto」などのヒット曲を連発し、Spotifyの最短ストリーミング再生回数でギネス世界記録を達成したり、世界的ゲーム「League of Legends」の2023年世界大会のテーマ曲を担当したりなど、世界が彼女たちの虜になっている中での待望の日本デビューシングルがこの「Supernatural」。レトロなテイストながら、電子音をふんだんに使ったこの一曲は日本国内のみならず、世界的にも大ヒット。
現在彼女たちは事務所間のトラブルで活動が制限されている状態ではあり、心配ではありますが、本当に負けずに頑張ってほしいです!!
小さな野望 初星学園,椎名豪,十王星南
作詞:小室みつ子 作曲編曲:椎名豪
8曲目はこの中で最も最近リリースされた曲。今年は本当に学マスの年でしたね!
初星学園の生徒会長、十王星南さん。作中でも"学園一のアイドル"の何ふさわしい圧倒的強者の立ち振る舞いとストーカー振りがちらほら見受けられましたが、ハーフアニバーサリー記念にソロ曲の披露と共に実装!
学マスの楽曲は音楽シーンの各所で著名なクリエイターが参加していることで話題になっていますが、彼女の実装前にティザーPVとして公開された楽曲「Choo Choo Choo」ではK-POP調のクールなスタイリッシュダンスナンバーで、これが彼女の曲なのかと思っていたら一変。
なんとソロ曲は別で、作曲は椎名豪さん。
僕の別ブランドの担当である如月千早さんの楽曲「青い鳥」、「眠り姫」をはじめ、数々のアイマス楽曲を提供してきた椎名さんが学マスにも参戦!!しかも作詞はTM NETWORKをはじめ、多くの名曲を作詞してきた小室みつ子さん。
椎名豪さんがこれまでアイマスに提供してきた楽曲に連なるようにこの曲もストリングスやブラスや木管楽器を加えた重厚なアンサンブルでありながら、四つ打ちの力強いビートが彼女の強い意志を示すかのようなサウンドに仕上がった、至高の一曲。
そして一曲目に紹介した「Fighting My Way」の対極を表すような演出がMVにもあったりするなど、一つの楽曲の中では極めて高い完成度を誇る曲です。まぁまだガチャ引けてないんですけど…
幾億光年 Omoinotake
作詞:福島智朗 作曲:藤井怜央
9曲目は今年聴いた邦楽で一番好きな楽曲を選ばせていただきました。
この曲はテレビドラマの主題歌として書き下ろされ、愛する人への変わらない想いを綴った曲。
Omoinotakeはベース、キーボード&ボーカル、ドラムのスリーピースバンド。ブラックミュージックを基盤としたサウンドが特徴です。
やっぱり僕の好みってブラックミュージックとかそういうリズムなのかもしれないなぁ…
でもこのバンドの最大の特徴はやはりボーカルの藤井怜央さんの歌声でしょう。初めてこの曲、このバンドの歌を聴いた時に、ビビッときました。
「あ、この人、喉が完全に楽器だ」、と思いました。
聞き取りやすく、最近のバンドの傾向で少なかった、太く芯のあって伸びやかな声。容易に真似のできないこの声はこのバンドのサウンドをより華やかにし、盛り上がって昇華していく曲のクオリティに脱帽しました。
今年の紅白歌合戦にも出演が決定し、今最も注目のバンドと言えるでしょう!!
デイバイデイ
どんなスピードで追いかけたら また君と巡り逢えるだろう
わけあえた日々 季節はふいに 君だけを乗せ 彼方へ
だからいつもココロで想い続けてる
まだ僕の声は聴こえてる?
進み出す日々 目を開けるたび 近づいてく 運命と信じて
桜日和とタイムマシン with初音ミク Ado,初音ミク
作詞作曲編曲:まふまふ
最後はこの曲です。
完全に思い出補正にやられました。
この曲は、今年の4月に国立競技場にて二日間に渡り開催されたSPECIAL LIVE 「心臓」のアンコールにて披露されたサプライズ楽曲。
ライブのMCにてAdoさんが涙ながら語り、「ボカロと歌い手が私の“心臓”なんです。この素晴らしい文化がより世界に伝わってほしいと願っているのです。あわよくば、その2つの架け橋になりたいと思っています。その瞬間を今から作ります」と宣言。
客席のワイ「….え?作ります?」
するとステージのAdoさんの横に現れたのは…
初音ミク、国立の地に降臨。
衝撃の登場と突然の新曲に会場の7万人のどよめきと歓声。
華やかで切なさも含めたアップテンポな曲に最高潮の大盛り上がり。
初音ミクの歌声が響いた時、一つの文化が完成され、ある種の到達点にたどり着いた瞬間だと感じました。
そんな楽曲が10月に初のCDシングルという形でリリース。
4月の今年最高の思い出に浸りながらずっと聴き続けています。
もう戻れないと分かっている 届かないと分かっている
だから言えるよ 好きだったよ
ああ 桜が色めいている ああ 今更気づいたよ
出会えばいつかは 別れが来ると
近づいて 離れていく花びらのように
タイムマシンに乗って ねえあの日に戻してよ
叶わないことばっか願う
本当はどうせ ずっと君のことなんて
言えやしないのに
と、今年の10曲はこんな感じになりました✨
2024年を振り返って
今年は多くのアーティストに出会った一年だと感じました。
そして、ライブに多く行った年でもあったため、思い出の強い一年になったと感じています。2025年もたくさんの音楽に触れ、今年を超える一年にしていきたいですね!!
では✨