【シャニマス】コメティックのソロコレは交響曲第9番だよ。
こんにちは、雅(twitter@38B_jp)です。
※注意※
この記事にはCD「THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -CoMETIK-」の内容を大きく触れたものとなっております。
未購入の方はブラウザバック推奨の元、ご注意ください。
1.
破壊、到達。
破壊、到達。
破壊、到達。
破壊、到達━━━━━━━━━━━━━━。
2.
遂に手にしました。
例のものです。
様々なPがコレはCDで買えだの、到達をしろだの、あまりにも不穏すぎるそのCD、
私はその謎を解き明かすべく、ジャングルの奥地へ向かった━━━━━━━。
3.
一件何の変哲もないCD。
左側の冊子は歌詞カードになっている。
ワイ「え?普通じゃん」
到達ァーのP「まずはCDを聴いてごらん」
ワイ「まぁ、サブスクで聴いてるけど、とりあえず聴いてみます。」
CDプレーヤーにセット。
そこに表示されたものは。
ワイ「トラック数、8。35分8秒…
ん、まて、トラック数8?」
知らないトラックが存在している。
到達ァー「え、トラック7とトラック8?バンナムのミスじゃない?」
ワイ「あーーミスかぁ…ほなしゃあないなぁ…」
再生。
トラック.1「神様は死んだ、って」
トラック.2「無垢」
トラック.3「夢模様キャンバス」
トラック4.5.6.「1.2.3.のoffvocal」
トラック.7
無音。
ワイ「何コレ?ホントにミス?」
到達ァー「………。」
異質な程に、無音。
━━━━━━━━━━━瞬間。
スピーカーから鳴る物音。呼吸音。
ワイ「………え?」
到達ァー「………。」
突然の物音。
そして静まる。
7分近い無音。そして
スピーカーからのルカ「…あー、大丈夫。」
ワイ「……いや大丈夫ちゃうよ」
4.
トラック.8
突然の歌。
ルカの歌声。
そうか。コレが到達したPの言っていたモノか。
サブスクに存在しない1つの曲。
ルカ「笑える」
ワイ「………笑えねぇよおおおおおおおお‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️」
…曲終了。
あまりの衝撃に言葉が詰まるワイ。
到達ァー「CD、開けてみな。」
ワイ「開ける?」
到達ァー「そう、ぶっ壊せ。」
そう。俺がCDで開けたのは左側の冊子のみ。
右がある。
ワイ「取れた‼️
……なんか開くじゃん。
5.
1枚のイラストと、歌詞。
到達ァー、ワイ「1月3日…?」
到達ァーのP「3分の1だよ!」
俺も到達した人間になったのだ。
破壊、到達。
破壊、到達
破壊、到達…
6. 本題
さて、ここまでが衝撃のCDの一部始終なのだが、私が思った感想。
ベートーヴェンの交響曲第9番と同じだ。
と、いうものである。
まず、ベートーヴェンの第9番について簡単に紹介しなければならない。
この世界に住む全ての人類讃歌として知られる「歓喜の歌」で知られるのが交響曲第9番、通称第9。
歓喜の歌は、第9の最終楽章である第4楽章のラストで歌われる歌。
この曲に到達するまでに約1時間を超える歌のない壮大な音楽があるのだが、注目していただきたいのは、第4楽章にして交響曲初めての発声となる歌の第一声。
そう。これまでの1時間を超え、丁寧に積み上げてきた音楽を全て否定するのだ。
そして、
この言葉の後、あの有名なフレーズに繋がっているのが第9、第4楽章なのだ。
ではなぜ、「THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -CoMETIK-」と第9は同じなのか…?
あくまで自分が同じだと思ったのは、トラックの構成と展開のことである。
※この場で修正しますが、勿論全てが第9と同じではないし、3人のソロ曲は全て素晴らしい曲です。無垢なんか大好きです。
トラック1から6までのコメティックのソロ、そしてオフボーカル。
素晴らしい流れの中から突然始まるトラック7。
これは第4楽章の全ての流れを覆す展開と同じである。
そして、
第9にて歓喜の歌を歌うことで伝えたかった人間の尊さ。
1/3を歌うことで伝えたかったルカのアイドルとしての道。
本当にこのCDで伝えたいもの。
CDだからこそできること。
その答えがこのCDには詰め込まれていた。
これまでの固定観念を破壊して、ありのままの斑鳩ルカという姿に到達する。
それがあのルカの姿であり、シャニマスという一つのコンテンツを愛する我々にとって、必ずと言っていいほど自分の手で、自分の眼で体験していただきたい。
ここまで読んでる人はもう到達してるか。