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写真集の話:Sarah Moon「SOUVENIRS IMPLOBABLES」
こんばんみ!ってなんだっけ?38_specialです😂仕事ラッシュも終わり、明日からしばらくゆっくりできそうなので休日前のnoteを😋
今回からしばらく自宅にある写真集を紹介しようかな。写真集っていいよね。あんまり多くは持っていないけどね、、
初回はサラムーン氏の写真集から😎タイトルは「SOUVENIRS IMPLOBABLES」。
訳すと「ありそうにない思い出」?「あるはずのない思い出」みたいなニュアンスかな?フランス語のタイトルのよう。
ちょっとカバーが傷んでいるが、とても大切にしている。内容はサラ氏のコマーシャルワーク(雑誌マリクレールやvogue、三菱のカレンダーなんてのも)がほとんどであり、プライベートな作品は載っていない。そして野暮な話かもしれないが古書店で購入すると相場は2万円以上である。
この写真集は個人的にとても思い入れが深い。理由の一つは母親にプレゼントとしてもらったこと(母の所有物だったのを誕生日にねだったような?)、 もう一つはサラ氏ご本人と直接この写真集の話をしたことがあるということだ(!)。
今でこそサラ氏の最新の動向は追っていないが、昔は作品や展示をよくチェックしていた。サラ氏の写真展は日本では多くなく、都内でも銀座のシャネル・ネクサスホールでの展示(2018)とakio nagasawa galleryでの展示(2015)くらいではないだろうか。もちろんどちらにも行ってきた😉
特に今も記憶に残るのは、akio nagasawa galleryでの展示である。いや、展示内容はあまり覚えていないのだがご本人が在廊する日があり、しかもサインももらえる(これは会場で当日聞いたのだと思う)という物凄いイベントが用意されていたのだ😳
サイン会当日。当時付き合っていた子と一緒に会場に足を運び、展示と合わせて会場で売られていたペーパーバックの小さな写真集を購入し、サインの列に並んだ。そしていよいよ・・・!
表紙をめくった最初のページにサインを頂いたのであった泣😭😭😭
「To ◯◯(自分の名前)
Sarah Moon
25.4.2015」
この時、こんなチャンスは多分二度とない、ひと言でもお話しをしたい!と思った僕は、とっさに「I love your work "SOUVENIRS IMPLOBABLES"!」的なことをサラ氏に直接伝えた。合っているかわからない英語で。するとサラ氏は、
「"SOUVENIRS IMPLOBABLES"は私が一番嫌いな作品集なの」と笑顔で英語で答えてくれた。もう、目が点である。。。( ⚪︎v⚪︎)
今となっては良い思い出だし、伝えることができてよかったと思っているが当時は「やべっ、余計なこと言ったかな???」と思っていた😓サラ氏も横にいたギャラリーの方も笑っていたが。。
サラ氏としては過去の作品にもう興味がないのかもしれない。そしてSOUVENIRS 〜には個人的な作品が入っておらず、全て商業撮影だと思われる(各作品の下に企業名らしいクレジットが必ず入っている)。このあたりもお気に召さないのかな..?😂
それでも「SOUVENIRS IMPLOBABLES」は装丁もデザインも美しく、見終わるとホッため息が出る大好きな写真集である。
てか、もう3時半?!それではまた🤗