🔰初心者向け🔰射撃場でエアライフルの初撃ちをしてみよう！

2024年12月1日 06:47

私がnoteに書いているエアライフルブログも、この記事で93本目となりました。これもひとえに、読んでくださる皆様のおかげです。
いつもありがとうございます。
さて、今回は2024年も締めくくりということで、少し昔話をしてから始めたいと思います。

実は私がこのnoteを始めたのには、とあるきっかけがあります。
もう数年前のことですが、付き合いの長い友人が、突然狩猟をやってみたい！と持ち前の行動力で所持許可を取りエアライフル(狩猟用空気銃)を購入しました。
私はそこまではちょこちょこアドバイスをしていたものの、お店の付き合いや本人の意思もあるでしょうから、相談されたら答える程度で遠巻きに関わっておりました。
するとある時、初撃ちで行った射撃場で、操作ミスで銃のトラブルを起こして壊してしまったと悲しそうな声で連絡が来ました。話を聞いてみると銃の取り扱いや初撃ちの注意点など、購入店を含めて懇切丁寧に説明してくれる人が誰もいなかったようで、機械に詳しくない友人は間違った操作をしてしまい、途方にくれた最後の最後に私に相談してきたのです。

その友人はなんでも自分で積極的に動くタイプだったので私も安心しきっており、その話を聞いて初めて、もしお節介だったとしても、最初から丁寧に付き添ってあげていれば、こんな思いをさせずに済んだのにと後悔したのでした。

私はその事案について全てを理解しているわけではないので、これ自体を言及するつもりもありません。

だけど例えばそうした時に、このnoteのように誰の目にも触れる【正しい】記事が沢山あれば、私が直接おせっかいを焼かなくとも、勝手に誰かを助けることができるのでは？勝手に誰かが助かるのでは？と考えが至り、その友人への罪滅ぼしの気持ちも含めnoteとして書き始めたのでした。

余談が長くなってしまいましたが、そんなわけで今回議題にしたいのは、意外とネット情報が少ない初心者向けの記事のひとつ。
初めての所持許可で、初めてのエアライフルを手にして、いざ撃ってみようという方に向けたガイド、虎の巻です。
初心者に向けて言葉を端折らず書いておりますので長文になることはご容赦ください。

射撃場を探そう！

栃木県ライフル射撃場は最新の設備が整っている。また射撃に必要なあらゆる道具が無料貸し出しであったり、有料で空気充填もできる。関東でエアライフルの初撃ちをするなら特におすすめ。

さて、所持許可を得て、初撃ちをしてみようとなった時、まずはどの射撃場に行くかに悩むでしょう。
射撃場は探せば意外と近くにあるものですが（地域による）目的の射撃ができるかどうかは別です。
射撃場は射撃の種類、
・クレー射撃
・競技用ライフル射撃
・大口径ライフル射撃
で施設が異なります。

クレー射撃場は、オープンエリアで空に向かって弾を撃つため、だいたい山間部に施設を構えています。
競技用ライフル射撃場は、エアライフルであれば10m先の的紙を撃つため、街中にあることもありますが、これは基本的にハイパワーな狩猟用エアライフルは撃てません。

残る大口径ライフル射撃場、これが狩猟用エアライフルを撃つことができる主要な施設となります。

多くの射撃場はこれらが複合された施設として運営しています。
また射撃場はそれなりの頻度で団体の貸切なども入るので、ホームページであらかじめスケジュールを確認し、念の為前日にもチェックをしておきましょう。ルールなど掲載情報は全て目を通しておきましょう。

射撃場に行く準備をしよう！

射撃場が決まったら、道具の準備をしましょう。必要な道具はこれらです。
・所持許可証
・銃
・ペレット
・マガジン
・エアの充填器具
・イヤーマフ/耳栓

・委託道具（レスト）

・的紙

・タッカー

これだけあれば誰にも頼らずに射撃が可能です。少なくとも許可証、銃、弾さえあれば、あとは射撃場で購入、レンタルすることができるでしょう。もしこれらの道具で用意できないものがあるなら、事前に射撃場に問い合わせてみましょう。

射撃場に行こう！

さあ、射撃場のスケジュールを確認し、前日にいそいそと準備を済ませたら、あとは出発するだけです。

車に荷物を積み込む際は、銃は最後に積みましょう。逆に帰宅時は最初に銃を家にしまいましょう。

また空気銃といえど鉄砲は用途外の持ち運びは禁止されていますので、なるべく寄り道、立ち寄りは避けたいところです。
朝ごはん、飲み物などは事前に購入をしておき、トイレも済ませてから出発すると良いでしょう。
ガソリン給油は車から離れることもないので問題ありませんが、先に済ませておいて悪いことはないでしょう。

また車で向かう場合は、裸銃での運搬は禁止されていますが、できれば銃ケースも外から除いて見えないように配慮しておくと良いでしょう。

射撃場に営業開始時間から入る場合は、非予約制の場合、あまりギリギリだと射座が埋まってしまうことがあります。30分くらい前の到着を目安にし、受付開始前に射場スタッフに話しかけられるようだったら、恥ずかしがらずに初心者初撃ちの旨を伝えておきましょう。
きちんとした射撃場でしたら懇切丁寧に説明してくれるはずです。場合によっては射撃を行うまで付き合ってくれます。向こうはプロですから、きちんと耳を傾けて学びましょう。

ルールを確認し、射撃準備をしよう！

指示された枠内が自分のエリア。ガンケースなどは枠内に置けないこともあるが、他の射手迷惑にならないように後ろの壁などに沿わせて置いておくと良いだろう。

射撃場のルールは絶対です。その上で、事故などが起きないように安全管理が求められます。

まずは受付を済ませます。射撃場により先払い/後払いがあります。また1日利用のところ、時間利用のところ、＋時間延長できるところもあります。最初は3時間ほどみていれば十分でしょう。

受付で手続きを済ませ射座を指定されたら、施設に移動、荷物を運びます。
車で来ているのであれば、車内は施錠ができますから、極端に駐車場が離れていない限りは家からの持ち出しとは逆に、必要な荷物の最後に銃を運び込むと良いでしょう。逆に帰りはまず最初に銃をしまいましょう。
※この辺りの考え方は人それぞれですが、どうすれば自己の管理下におけるか、を常に考えて行動しましょう。

受付で指定された射座の床には枠が書かれているはずですので、その範囲に荷物を置きます。射撃場によってはこの枠がとても狭く、後ろに置いてもOKなところもあります。
この際にひとまず銃が入ったケースを射座内に置くことになりますが、隣には別の射座がありますので、ケースに入っているとしても、必ず銃口が射座の前方に向くように置きましょう。こうした細かい所作の一つ一つが重要です。

次に銃を取り出し、おそらく射座の後方にあるであろう銃架に立てかけます。この際に注意したいのは、まずはマガジンが装填されていないことです。

装薬銃であればコッキングをし薬室を解放することで外から見ても安全状態が確認できますので、その状態で立てかけます。

エアライフルについてもコッキングレバーを起こして立てかける、が基本ですが、装薬銃とは異なりこの状態は空気を吐出するためのハンマースプリングが圧縮された状態になり、発射準備状態とも取れます。
またペレットはバレルに直接挿入されるため、外から見て弾が入っていないかを確実に判断することまでできません。
そのため、どちらが正しいか、は私もはっきりと断言ができません。
サイドレバー式の場合銃架で起きたレバーが隣の銃を引っ掛けてしまう、というリスクもありますしね。

法的な安全性という観点ではコッキングレバーを起こし、マズルに紐状のセーフティフラッグもバレルに刺しておければ一番安全です。

的紙を貼ろう！

※ここで突然宣伝です（笑）
38TUNES（サンパチチューンズ）ではエアライフルの世界を楽しむ皆さまのために、いろいろなオリジナル商品を販売しています。

さて、そうしたら次は的紙を貼りに行きます。
この際に銃を銃架にかけたままにするのはアンリトゥンルール（不文律）として問題ないはずですが、念のため射撃場で確認しておきましょう。
※本来は銃は常に自分の管理下に置くこと、とされていますが、射撃場という特殊状況下においては、射撃場（射座）内は安全という考え方もあります。これは車⇆施設内への荷物の移動も同様です。駐車場との距離なども鑑みて、射撃場のルールを確認した上で、自身の責任において納得いく答えを見つけ出してください。

さて、的紙交換のルールは射撃場および、施設構造によって異なります。

大きく分けると2種類、

1)すべての射座での射撃を一度止めてもらい、前から歩いて交換しに行く施設

2)的台の下に的紙交換用の地下通路（（監的壕））が用意され、他の方の射撃を止めずに交換できる施設

があります。

栃木県ライフル射撃場の監的壕。的台に的紙を貼り付けたら、レールに沿って的台を上に動かし固定する。

１）は射撃場により的紙交換のルールが異なります。一般的にはまず自分の銃を銃架にかけた後、他の射手の様子を見て交換したい旨を声がけし、ブザーを押す、旗を立てるなどして、他の射手が銃を銃架に戻したのを確認してから交換する形になります。

２）は施設の脇や外から回り込み、的台がある地下通路（監的壕）で昇降式の的台に的を貼り付け掲げる形で、これはいつでも自由に交換が可能です。

当然、後者の方が便利ですので、最初はこうした施設をお勧めします。
ルールは射撃場によってかなり異なりますので、この辺りも射撃場できちんと確認しましょう。

的紙を貼る位置は最初は的台の中心に張ることをお勧めします。射撃場によって、的台が低めだったり高めだったりして撃ちにくいことがあるからです。また初めてのゼロインは弾がどこに飛ぶか分からないでしょうから、綺麗な的台なら、的紙から外れて着弾しても、的台に穴が開くのが見える可能性があります。
的紙はタッカーで４隅を台に打ちつけましょう。
無事貼り終えたら、いよいよ実射撃です！

実際に撃ってみよう！

初撃ちの場合、スコープのゼロインから始まることがほとんどでしょう。
ゼロインは慣れていなかったり、知識がないとそれだけで1日を潰してしまうことがあります。
スコープゼロインを簡単に行う方法は以前記事にしております。
こちらの記事を参考に、事前にプリセットゼロインを調整しておいてください。

さて、実射撃でゼロインを取るとなると、何かしらの委託道具が必要になります。射撃場によっては砂袋のレストなどを無料で貸し出している場合があります。
ひとまず、銃の前方を何かに乗せて、無理のない体勢で的が狙えればOKです。
銃を銃架から、銃口を上にしたまま持ち上げます。この際、銃の位置が低すぎると銃口が人に向きやすくなります。
銃床が腰より上の高さになるように持つと良いでしょう。

次にひとまず銃を射台に置きます。この時も銃口は前方に向くようにしてください。
この際、銃のコッキングレバーが起きている場合は、デコックを行い、レバーを戻しましょう。多くのエアライフルでは、コッキングレバー/ボルトを後ろに引いて押さえたままトリガーを握り込み、ゆっくりコッキングレバーを前方に戻すとデコック状態になります。
（デコックのやり方は購入した銃砲店で実演して教えてもらいましょう）

弾の装填にマガジンを使う場合は、マガジンにペレットを入れます。
これも銃によってペレットの入れ方が異なります。事前に覚えておきましょう。エアライフルペレットは火薬実包ではなく鉛玉ですので、銃に装着しないのであれば、家などでマガジンに詰める練習をしても問題ありません。
（ただし、絶対にそれを銃に装着しないようにしてください、マガジンの装着を練習する時は、必ずペレットを抜き切ったことを確認して行ってください。）

マガジンにペレットを詰めたら、ひとまず机に置いておき、今度は前方にレストを置いて銃を乗せて構えてみましょう。

初めての射撃では、体勢作りがしっくりこないでしょうが、それは仕方ないことです、慌てず、ゆっくり、リラックスできて銃も安定する姿勢を探しましょう。射台を少し動かして調整するのもありです。ただし隣の射座に迷惑のかからない範囲にしましょう。

なんとなく体勢が整ったら、スコープで自分の的を覗きます。
射撃場指定の的を使う場合、気付いたら隣の射座の的を覗いていた、なんてこともあります。
落ち着いてしっかり自分の的であることを確認しましょう。

体勢が整い、的もちゃんと覗けたら、一度空撃ちで練習してみましょう。
PCP空気銃は空撃ちをしても内部のパーツを傷めたりしませんので安心してください。(スプリンガーなどでは傷めるモデルもあります）

コッキングレバーを後ろにしっかりと引き、次に前方にしっかりと戻します。
的に狙いを定めたら、トリガーを引きます。
パシンッ！！と乾いた音がするでしょう。

問題がなければいよいよ実射です。
再びコッキングレバーを起こして、今度はマガジンを装着します。
マガジンの装着方法も事前に覚えておきましょう。

次にコッキングレバーを前方にしっかり戻したら、発射準備が整ったことになります。
まずはトリガーガードには指を入れず、グリップを握って照準を合わせます。
息を整えて、大丈夫だなと思ったら、初めてトリガーに指をかけ、ゆっくりと引きます。
すると先ほどの空撃ちとはまた異なる音がするはずです。

ちなみにゼロインを行う場合は、あまりスコープの倍率が高すぎると見える範囲がから着弾が外れることがあります。逆に低すぎても着弾が見えないでしょうから、最初は12〜16倍くらいで狙うのがおすすめです。

最新のPCPエアライフルであれば、最初から弾痕が１マガジン5発繋がる程度のグルーピングになることも珍しくはありません。

しかしながら、初めての射撃では、体勢が安定せず、弾痕が右に左にずれたり、スコープのダイヤルで調整した後にまたセンターからずれたり、そんなこともあるでしょう。
ひとまずなんとなくスコープ調整ができたら、あとはひたすら練習あるのみでしょう。

初めての射撃だと、ここまで辿り着くだけでも、大変でしょう。
無理はせず、心も持ちように不安を感じたり、焦る気持ちが少しでも出たら、脱砲確認をして銃架に銃をかけ、一度深呼吸をしてください。

初撃ちで起こしがちなトラブル

さて最後に、射撃場での初撃ちでやってしまいがちなトラブルと対処をお伝えしておきます。
大丈夫、慌てずに、安全を最優先に対応をしましょう。これは本当にあるあるですので、これから初撃ちに行くという方は、この３つのトラブルのことをぼんやりで良いので覚えておいてください。

１）レギュレーター圧以下で射撃をしていた

これはただ銃の残圧計で圧力低下に気付いただけなら良いのですが、レギュレーター付きPCPの場合、残圧がレギュレーター値を大きく下回ると、着弾（弾速）が大きく変化してしまいます。ここで着弾が下がったからといって焦ってスコープのダイヤルをそれに合わせてしまうと、せっかく調整したゼロインが狂ってしまいます。
もし射撃中に、急にペレットが下に着弾し始めた、そうした時は一度残圧を確認してください。
また自分の銃のレギュレーター圧も事前に購入店で確認しておきましょう。
ちなみにこの状態での射撃はレギュレーターの故障原因になる場合もあります。一度や二度ではまず問題は起こりませんが、今後の運用には注意しましょう。

２）ブリーチOリングを飛ばしてしまった

緑色のプローブピンでペレットをバレルに押し込み、その隙間をOリングで密閉している。

これもあるあるです。安心して下さい。私もたまにやります（笑）
ブリーチOリングとは、銃身の銃口とは反対側、ペレットが装填される側に付いているOリングのことです。
エアライフル（空気銃）は、空気でペレットを飛ばしますからバレルに弾を込めたら、その場所を密閉しなければ射撃時に空気が漏れてしまいます。
それを密閉するOリングがこれです。
ブリーチOリングはバレルの内側に装着されているものと、ペレットを押し込むプローブピン側に付いている場合がありますが、現在は前者が一般的です。
このOリングがなんらかの理由で損傷したり無くなってしまうと、弾速（着弾）が急に落ちたり、グルーピングが極端にバラついたりします。

コッキングレバーを戻し切らずに射撃を行うと、ブリーチ側に逆流した空気がOリングを吹き飛ばしてしまうことがある。めちゃくちゃある（笑）

このOリングを飛ばす、というのはどういうことかというと、コッキングレバーを完全に戻し切らずにトリガーを引いてしまうと、吐出した空気がブリーチ側に逆流し、根本のこのOリングを吹き飛ばしてしまうことがあるのです。これがどこかに飛んで行方不明になると、予備も持っていない限り射撃終了です（笑）持っていても、機種によってはバレルを外す必要があり、専門の知識と技術がないと交換は難しいでしょう。

ちなみに私は、4.5mm/5.5mm/6.35mm/7.62mm全ての口径のブリーチOリングを携帯しています（笑）
そう、実はこれはメーカー問わず口径によってサイズがほとんど決まっています。もしこれをやらかした際に、隣の射座に私がいたら、どうぞお気軽にお声かけください（笑）

３）多重装填してしまった

販売時にお客さまに、注意してくださいね、と予め説明していてもやってしまうのがペレットの多重装填。
これをやってしまう原因のほとんどは、コッキングレバーの引きが甘いことです。
多くのエアライフルのコッキングレバーには２つの役割があります。
１つはペレットをバレルに装填するため
２つめはエアバルブを叩くハンマーのスプリングを縮めるため
です。
コッキングレバーを引くと、ペレットをバレルに押し込むプローブピンが後退します。逆に押し込むと、ピンがペレットをバレルに押し込みます。
マガジンの多くは回転式で中にバネが入っているため、ピンがマガジンを貫通しバレルにペレットを押し込み、次に引き戻すと、マガジンからペレットが抜けたことにより、インナーマガジンが自動的に回転、再びバレルの直線状にペレットがセットされます。

一方、コッキングレバーはこのピンを動かすと同時に、機関部の内側のアームで梃子の原理を使ってハンマースプリングを押し縮めます。
構造でいうと、レバーの引き始めでプローブピンを後退させ、引き終わりの方でスプリングが縮みきりハンマーにロックがかかります。
そのため多くのエアライフルでは、このレバーを最後まで引かず中途半端に戻してしまうと、ピンが動いてペレットをバレルに装填したものの、ハンマースプリングが引き切れていないため、トリガーを引いても弾が出ない、という状況になります。

ここでおかしいなと焦って、もう一度コッキングレバーを引き、戻してしまうと、すでにバレルにペレットが収まっているにも関わらず、次のペレットが再び装填されてしまいます。
最近の狩猟用PCPでは2発くらいであれば撃てば抜けてしまうことがほとんどですが、この原因に気づかず何度もガチャガチャとレバーを動かしてしまうと、その度にペレットが装填されてしまいます。

おかしいなと、感じたらコッキングレバーを引き切り、まずはマガジンを抜いてください。おかしいなと思ったらマガジンを抜く、これがとても重要です。

ペレットがバレルとマガジンの間に停弾すると、マガジンが引き抜けなくなる。これは弾詰まり以外にもマガジンの不具合などでも発生する。

また、この操作により、マガジンのペレットが前にバレルに装填されたペレットとマガジンの間に止まってしまい、マガジン自体が抜けなくなってしまう場合があります。この状態はたいてい、コッキングレバーも前に戻せなくなっているはずです。

このような状況下ではトリガーを引くことも大変危険ですので、すぐに使用を中止し、購入店に電話し判断を仰いでください。
ピンを傷める可能性はありますが、少し強めにレバーを戻してみて、押し込めるようなら、一度ペレットをバレルに押し込んでしまい、再びコッキングレバーを起こし、マガジンを抜いてしまう方が安全です。
この状態であればデコックも可能でしょう。
デコックもできない場合は、的紙に銃口を向け、トリガーを引いてしまい、物理的に発射できない状態にしてください。
その後は十分に注意し持ち運び、銃砲店に修理依頼をしてください。

恥ずかしいことは何もありません。誰でもやってしまう可能性のあることです。下手に自分でなんとかしようとするより、お店に任せてしまった方が確実です。

とまあ、長くなってしまいましたが、こんなところです。
一気に書き上げているので、足りない情報を思い出せばまた書き足していくつもりです。

…というわけで、本日はここまで。
射撃場の紹介も書きたかったけど、それはまたいつか別記事で。

最後にスキ！ボタンを押してブラウザを閉じて頂けましたら幸いです♪

そうそう、経験者、初心者問わず、エアライフルの疑問や相談はいつでも歓迎ですので、気軽にコメントもしてくださいね。

エアライフルって10年撃ち続けていても、まだ全然、超楽しいよ。
ではでは。