Outer Wilds プレイ録:探索中の死に様まとめ
⚠️注意⚠️
本記事はOuter Wilds本編をクリアした方向けのものであり、Outer Wilds本編のゲームクリアまでにかかわる全ての場所・人物・事象等に関するネタバレが含まれます。
そのため、これからOuter Wildsをプレイする予定の方におかれましては、クリア後の閲覧を推奨いたします。
はじめに
こんにちは。サバノ=ミソニです。
この度、Outer Wildsをクリアしました。
探索の末に新たな情報を発見した時の高揚感、次から次へと襲い掛かってくる謎に立ち向かう際の歯ごたえ、点と点がつながって謎が解けた時の爽快感、そしてラストの一連のシーケンス…
本当に素晴らしいゲームでした…
さて、Outer Wildsは探索のたびに毎回なんらかの形で必ず死を迎えるゲームでもあります。
であれば、死に様の記録を取り続ければ、後で見返したときにきっといい思い出になっているはず。そう考えた私は、このゲームの開始時から「どこで」「どのように」死を迎えたのか、ということをざっくり残し続けてきました。
そしていざクリア後に振り返ってみると、そこには90回にもわたる死の記録が積み上がっていたので、感想という形で公開してみようと思った次第です。
「あ~そういう死、あるよね~~~」といった感じでゆるく楽しんでいただければ幸いです。
死に様一覧
プレイしながらとったメモをそのまま以下に記載します。
計:90回死亡
なお、あくまで探索中の死に様一覧としており、ラストのシーケンスは除外しています。
せっかくなので、ついでに「死に場所」「死因」の2点について簡単に集計してみましょう。
死に場所集計 -どこで死んだのか-
Outer Wildsには様々な天体があります。
比較的安全な天体から、殺意に満ちた恐ろしい天体まで様々です。
そんな天体の中で、最も私を死に追いやった回数が多い天体はどこなのでしょうか。
ということで、最も私を死に追いやったのは脆い空洞でした!
死因の項目でも言及するのですが、この死の大半は実際に脆い空洞で死んだわけではなく、「脆い空洞からブラックホールに吸い込まれ、探索を諦めてループをリセットした」という内容になっています。なので正確には「死に場所」とは少し違うのですが、ご容赦ください。
この脆い空洞での死亡率の高さは、間違いなく私が鈍すぎてホワイトホールステーションの中に入れないと思い込んでいたことが原因です。
そして第2位に輝いたのは闇のイバラ!
これはもう皆様お察しの通りです。闇のイバラでの死因といえば… アレですね。
というわけで、なんと脆い空洞と闇のイバラが死に場所の半分を占めることとなりました。
脆い空洞では落ちまくった記憶しかないですし、闇のイバラではアレに喰われまくった記憶しかないので、自分の体感とも一致した結果となりました。
それにしてもこの両者で半分を占めているとは思いませんでしたが…
他はあまり大差ありませんでしたね。やや太陽に飲まれすぎている気がしますが。
では、続いて死因も見ていきましょう。
死因集計 -なぜ死んだのか-
宇宙探索には危険がつきもの。常に死の危険と隣り合わせです。
それに加えて、この宇宙は22分ごとに終わりを迎えてしまい、どう頑張っても最後はループに巻き込まれてしまいます。
そんな死に満ち満ちた宇宙でどのような結末をたどってきたのか。その要因を集計したところ、以下のような結果になりました。
さすがに1位は宇宙の終わりでホッとしました。
ここに記載されている死因の中では、もっともまともな死因でしょう。
それ以下の割合はある程度トントンといったところでしょうか。
2位にはアレ… もといアンコウが堂々のランクイン。もうトラウマになりました。何度喰われたことか…
これは自分で考えた間違った攻略法で挑み続けてしまったのが一番の要因ですね。逆に正しい攻略法を学んでからは一度も喰われることはありませんでした。
3位のループをリセットは、上述した通り脆い空洞でブラックホールに吸い込まれた末の選択ですね。
まだGabbroから瞑想を教わる前だったので、ため息をつきながらループをリセットしていたのをよく覚えています。文字通り、目の前に帰還する手段が転がっていたんですけどね…
数は少ないですが、圧死も印象に残った死因です。
燃え盛る双子星で迫り上がる砂と洞窟の天井の間に挟まれることで圧死するハメとなりました。
急がないと潰されるという焦燥感、HUDの表示が消えて死を確信した瞬間の絶望感、そしてなんといってもあのメキメキ… ブシャア!!!というショッキングな効果音… 一度聞いたら忘れられません。そのせいでしばらく湖底の洞窟の探索はいいかな… という気持ちになりました。
余談ですが、幽霊物質での死は0回でした。
幽霊物質がある場所ではめちゃくちゃビビって写真を撮りまくっていたので、そのおかげですね。侵入者の内部とか相当ビビってました。
では、最後に思い出深い死についていくつかピックアップしたいと思います。
特に思い出深い死 5選
これだけ死を重ねていると、思い出深い死を迎えることもありました。
ここでは、その中から5つに絞って書いていきます。
1回目:初の死亡
記念すべき初の死亡です。
スペックが低すぎた前のPCでは遊べなかったOuter Wildsがようやく遊べる…!もうマシュマロを焼くだけのゲームじゃなくなるんだ…!
という喜びでテンションが上がっていた私は、村の間欠泉を見て「これ中になんかありそうじゃね???」という思いを抑えきれず、思わず飛び込んでしまいました。
その結果…
死にました。
無音のまま流れ始めるスタッフロール。
自分の中で膨らむやっちまった感。
こうして一時の衝動的な行動により、将来有望なHearthianの若者は命を落とし、宇宙の謎は解明されないまま終わってしまったのでした。
これは結構ショックで、もういたずらに命を投げ出すよう真似はやめよう… と思いました。
Nomai像とリンクしないとタイムリープが始まらないことを知ったのは、このあとの話です。
4回目:因縁の始まり
木の炉端を飛び出し、アトルロックを訪問した私が最初に選んだ本格的な冒険の舞台は脆い空洞でした。
量子知識の塔を見つけ、地下でRiebeckと会い、次に進むべきところを探してフワフワ漂っていた最中、足を滑らせてしまいます。
ジェットパックを噴射するものの、ブラックホールの引力には抗えず、そして…
なんかよくわからない場所に来てしまいました。
目の前の意味深な装置のまわりをうろうろしたり、なんとか戻れないかジェットパックを噴射してみたものの、どうにもならず、あきらめてループをリセットしました。
「実質死亡」という書き方から、当時の自分のこの結末への納得できなさが表れていますね。
まあ、あと11回も繰り返すことになるのですが。
宇宙には危険が満ち溢れてることを実感した & 長きにわたる脆い惑星のブラックホールとの戦いが始まったという意味で、印象深い死です。
40回目:無念の酸欠
死因自体はなんということのない酸欠でした。
しかし、死に至るまでの過程がこの死を思い出深いものとしています。
実は、この時初めてNomaiの船にたどり着いていたのです。それも、まったく再現性のない偶発的な要因が重なったうえでのこと。
アンコウに探査艇を破壊されたものの奇跡的に生き残り、そのまま漂流してなんとかイクラにたどり着き、恐る恐る身近なワープホールに飛び込んだ先が偶然Nomaiの船に通じていた… という流れでした。
そんな状況だったので、残念ながら船にたどり着いた頃には酸素はほぼ尽きていたのです。
なんでこんなにもワクワクする大きな謎が目の前にあるのに死ななくちゃならねえんだ!!!!!!!次いつ来られるかわかんねえんだぞ!!!!!!!!!
という心の叫びもむなしく、残念ながらほぼ全く探索できない状態で死を迎えてしまいました。
悔しさでは最も印象に残っている死ですね…
なお、船を再訪できたのは87ループ目と、さらに40回以上の死を繰り返した後となりました。
86回目:禁忌に触れる
死そのものはなんともない、宇宙の終わりを迎えての平和的な死です。
問題は死んだあと。いつものようにループに入ると思いきや、何やら異音が。
なんだなんだと思っていたら、以下の画面が表示されました。
やっぱり自分が2人もいるのはおかしかったよな。
前ループで灰の双子星の先進的ワープコアから生じたブラックホール飛び込んだことで、なんかおかしなことになってしまったようです。
しかも、死に様一覧をよく見るとなぜか2連続でブラックホールに飛び込んでいます。違うんです。2回目はブラックホールを近くで見てみようと思っただけなんです。事故なんです。
その時は特に何も起こらなかったので、正直油断していたところはありますね。
なので一層、こんな形でエンディングを迎えるとは… と驚いたことを覚えています。専用?BGMもあるし。
まあ、エンディング自体は最初の死でも迎えてしまっていたのですが。
90回目:全てを終わらせる前
灰の双子星にある、先進的ワープコア。
闇のイバラで眠る、Nomaiの船。
そして、このループで掴んだ、宇宙の眼の座標。
全てのピースが揃いました。
ただ、このループで「それ」を実行するには少し時間が経ちすぎている。
ならば、真実にたどり着く前の最後の時をどこで過ごすのか。
私が選んだのは、Hearthianが生まれ育った木の炉端でした。
いつも飛び立っていた発射台に降り立って、村を巡って、Hearthianたちと話して、飛行テストをして、かくれんぼをして、博物館で展示を見て…
最後の超新星爆発は、Slateの横でマシュマロを焼きながら迎えました。
真に宇宙の終わりを迎える前の最後の死は、とても心穏やかなものだったことをよく覚えています。
おわりに
こうして振り返ってみると、改めて探索していた時の事をいろいろ思い出すことができますね。記録を残していてよかったと思います。
もっと深掘りしたいこともあったのですが、長くなりすぎるので機会があれば別の記事等で書きたいですね。
それに、私の冒険はまだ終わっていません。そう、DLCのEchoes of the Eyeです。こちらも今年中くらいにプレイしたいと思っているので、その時はまた死に様の記録を残すのも面白いかもしれませんね。
それでは!