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ひとりでも歩いていける創作活動を②

こんにちは。さわなです。
ふと思ったことを語るシリーズ。前回の続きです。個人が思ったことです。少し踏み込んだ内容もあるため、「不快」「意見が合わない」と思った方は見るのをやめてくださいね。

きっかけは推しの存在だった

推しの存在で活動を始めた人もいるでしょう。私もそうでした。

ここで言う推しは私が台本創作で関わっている界隈の配信者、投稿者、演者(いわゆる声活動者)を差しますが、広義的には推しに芸能人や著名人、スポーツ選手やアイドル、歌手も含まれます。推し歌手の影響で歌やバンドを始めた…など推している人(好きな人、応援したい人)の影響を受けて何かを始めるのは自然なことだと思うのです。

推しの存在は自分の世界を変えるものです。知らなかった世界を知り、自分もひとりのオーディエンスとして関わっていきたい。推しを盛り上げたい…などなど、推しは大衆を動かしていきます。
推しは自分の一歩を踏み出させ、新しい世界への扉も開くエネルギーを持っています。
そして、推しの存在は文化を作り出し、風習をも変えていきます。専用台本と言う存在を最近知りました。専用台本が新しい創作文化として生まれてしまうくらい推しの影響力は大きいです。
推しの存在自体が自身の活動エネルギーになったりすることもあるでしょう。

自立できる創作活動を

創作活動のきっかけに良し悪しはなく、台本ならば「書こう」と思わせてくれた人や出来事、それはあなたにとって大切な存在だと思います。
私が思う良し悪しはそこから先。
非常に怖くて失礼な話題になりますが、考えてみてください。

「もし推しが居なくなったら」

考えられない人もいるかもしれません。
きっかけになった人が界隈から去ったら、自身のモチベーションはどうなるのでしょうか。
極論ですが、「辞めようか」と後ろ向きな気持ちが過ぎるのでしょうか?

本気で創作活動をしたい。続けたいと思うのなら、ひとりでも歩いていける覚悟を備えることが大事だと思うのです。
音声作品、動画作品の場合、全て一人でこなせる技術を持ったオールラウンダーじゃないと無理だし、文字書きが文字以外の表現をしたいのなら、誰かの力を借りないと実現はできません。
前述の「ひとりで歩いていける」は極論だし、矛盾しているかもしれません。割り切れないし、複雑に絡み合っていますが、私が伝えたいのは「創作の活動意欲は特定の存在に依存しすぎるものではない」ということ。
その存在が、「作品」という未来永劫自分の心に置いておけるものであるのなら良いのですが、「人」「人物」に思い入れがあると存在が失われた時に、自分の活動が揺らいでしまいます。

きっかけは誰かの存在があっても、活動のモチベーションや目標を自分の中に持つことが長続きするコツなんだろうと、4年間地道に続けてこれた私は思うのです。

約4年間、音声投稿向け台本を書いていて、幾度となく贔屓にしてくださった活動者さんや依頼してくれた活動者さんが辞める、応援していた人が辞める、または仲良くしていた活動者や友達が界隈から離れる場面に遭遇してきました。
まだフリー台本という土壌がなかった時期、読んでくださった方が辞める事態は私の活動にとって死活問題。その度に神経をすり減らし、自分の存在意義も疑問に思うこともありました。
だから、

「ひとりでも表現者としてやっていけるように」

これが私のモットーになりました。


〜最後まで読んで頂き、ありがとうございました〜


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