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予感と霊感

時々心がざわついて、どうしようもなく嫌な気分が拭えないことがある。
それを予感と言うのか?霊感というのか?

お盆休みに入る前、久しぶりにこの気持ちが芽生えた。
コロナの影響でずっと実家に帰省できなかった。この夏こそは帰ろう、母も旅行に連れて行きたい。
そんな楽しい気持ちとは裏腹に、何故か暗雲立ち込めるような気分が拭えない。
『なんか嫌な予感がする……』

そしてそれは当たってしまった!
実家に帰省し、母を旅行に連れて行き、いざ東京に戻るかという前日!
家族の中にコロナが出た😱
私も必然的に濃厚接触者になってしまった。
全ての予定をキャンセルし、実家で足止め。
その時、なんでかなぁと思うより、私はやっぱりなーと思ってしまった。
だって予感していたことが起こっただけなのだから……

できることならこんな予感は的中してほしくなかった。
だからこのことは誰にも言わなかった。
言葉にしたら本当になりそうで怖かったから。

昔から霊感は強い方だったが、大人になるにつれその感覚は少しずつ鈍っていった。
だが今回はお盆という時期もあり、ご先祖様の力が働いたのかもしれない。
きっと実家に留まることで何らかの危機回避があるのだろう。

予感なのか?霊感なのか?
私はずっとそうやって不思議と最悪から免れて生きている。

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