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385について。

モノ、その先。
385(ミヤコ)のバッグ製作裏話を少しばかりお話します。

385はある日、強烈に惹かれた数字でした。
そして、友人がその数字を見て"ミヤコ"と名付けてくれました。数字にすることで、こうあらなければいけない、という枠から飛び出してより自由になれる、そんな気がしてそれをそのままブランド名にしました。

私は"小さな入れ物"が好きです。
ポーチや小物入れ、お守りをいれる小さな巾着から財布も入らないような小さなバッグまで。昔は似たような物ばかりを集め、だいたい使わなくなって、それらはいつの間にかどこかに行ってしまう。そんな事を繰り返してた気がします。
そして、私は布が大好きです。ツルツル、ザラザラ、シワシワ。この素材を使ってどんなものが形になったら素敵かな、、ただひたすら妄想する時間がとても楽しいのです。
実際にものづくりをやってみると、想像を形にすることは簡単ではない、と思わされます。そして一つ一つの工程には想像以上の時間がかかります。でも、それだけ時間をかけて納得して前に進むから良いのです。好きな事を自ら望んで選んでいるのですから。

385のBagは、大人の女性がそれらを手にして楽しんで出掛けていくところ、を描いています。ご近所にも、素敵な街並みにも、どんな場所にもマッチする"少しだけいい感じ"を目指して。


初めて製作したのは
385 tote(ミヤコトート)
コンセプトは"レコードバッグのその先"
女性が、手帳のオモテ面に写真や気に入ったポストカードを飾ってるところからヒントを得て、また長年のレコード好きも総じてこのトートバッグが生まれました。
バッグの大きさはレコードサイズと同じ
12インチ、7インチ、そして更に小さなポストカードサイズの3種類。表面ポケットにはレコードジャケットがすっぽりと収まるので、何かを入れて飾っても飾らなくても良い感じです。真ん中の385のロゴは角度によって見えたり見えなかったり、騙し絵のような加工をしています。
(このロゴ加工が出来た時は感動で声が出た、のはここだけの話)
あくまでも、レコードバッグが進化して普段の生活に溶け込んだとしたら、、という未来をイメージしているので、どなたにもお使いいただけるトートバッグとして仕立てました。


自分の作ったものを誰かが使ってくれるって、本当に嬉しいものです。難しいことを考えずに、シンプルに毎日を楽しんでもらえたら幸いです。

第二弾のNew bagはこれからお知らせが出来るかと思います。今回は知っていただきたく、つらつらと少しばかり思いを書いてみました。

お読みいただきありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください☺️


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