SAがくれる一生に一回のチャンスを生かすには。

SAは生きた年数だけネイタルの度数を動かします。
太陽が牡羊座の0度で生まれた人は、31年後のSAの太陽は牡牛座に移動するって感じです。

そして、SAの天体がサインや度数を変える事で、ネイタルの天体とアスペクトを作るタイミングがたまにあり
そのタイミングは傷やトラウマを再体験するばかりの苦しい人生から、魂と共鳴して幸せに生きる自分になる為に必要な課題を与えてくれます。

ですので、その時期は魂が抱える傷を終わらせるために再体験し、その傷から学ぶことになる。
でもそこをの乗り越えるから意識も進化できる。
そのタイミングはまさに一生に一回の大チャンス。（究極の事を言えば。同じエネルギーはもう起こらないので魂の軌跡の中で最初で最後のチャンス）

でも、私達は「自由意志」という絶対的な宇宙の法則の中で生きているため
その大チャンスを活用するか、しないか？を選ぶ事が出来るんです。

「そういうエネルギーの時って、否応なしに向き合わされるんでしょ」と思われるかもしれませんが、そうじゃない、どうするか？は私たち次第。
という事は覚えておかれると良いと思います。

この時にどうすればこのエネルギーを活用できるか？
その方法はシンプルで「何があっても乗り越えたい」という「本心」から絶対に何があっても手を離さない事です。
どれだけ自分自身が「イヤだ」「怖い」「無理」とのたうち回っても、です。
本心から手を離さない限り、このエネルギーも宇宙も必ずあなたの味方をしてくれます。（キツイですが）

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私自身、大分前になりますがSAの太陽がサインを変えた時があり、それと同時に
SAの冥王星はアングルと合、Nの火星とオポジション
SAの天王星がNの海王星に合
SAセドナは太陽とトライン
トランジットのセドナがネイタルの金星とトライン・・・・
などなどの刺激を受けました。

すると未消化の感情、終わらせなきゃいけない課題が一気に噴き出すわ
今までコツコツと積み上げてきたはずのものが全て水に流されたように消え去るわ
今まで必死で隠してきた無様で薄汚れていて、恥ずかしく、みっともなく最低なんて言葉では表現できないリアルな自分と対峙することになるし
恨み辛み、嫉妬心なども噴出す・・・・みたいな時期でした。（ここではそこで何があったのか？を語れませんが、本当にヤバかったです）

その時期から年数がたち、簡単に言うと「あの時のお陰で生きるのがやっと楽になった」という実感があるため、何とかあの時に踏ん張って良かったと思っています。

あの時期は本当に色々な事がありすぎて、もう処理しきれず呆然とした時期もあったけど
「何があっても乗り越えたい」という思いから手を放すことはありませんでした。
だから、あんな酷い状態だった私でもなんとかなったんだと思っています。

生きていればいろいろ起こりすぎてパニックになったり、絶望する事はあります。
でもあなたの本心は「何があっても乗り越えたい」と思っていて、あなたにそれを実行してもらいたいと願っている事を忘れないでください。

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余談です。

個人的にはSAの天体がサインを変える時、SAのノード軸、外惑星がNに刺激を与えるときはかなり自分の人生にインパクトを与える傾向があると感じます。
※SAの天体がハウスを変える時もインパクトがあるという方もいらっしゃいますが、個人的にはそこまで影響を受けた事ないなぁ、と感じています。