さよなら、僕の青春 Cleasky
※注意
この記事はアイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズにて2020年11月下旬に行われたプラチナスターツインステージスペシャル「Legit Crossover」(デレミリコラボ)やそれに関するminakouPの"お気持ち"が多分に含まれています。
また、イベランに役立つ情報は一切書いていません。
みなさんこんにちは
はじめましての方ははじめまして
minakouです。
ミリシタ関連のnoteを書くのは4周年イベ以来になりますが、
そのnoteの最後に私はこんなことを書きました。
そして2022年4月9日、プラチナスターチューン「想い出はクリアスカイ」が千秋楽を迎えました。
「想い出はクリアスカイ」イベントが終わり、私の中でくすぶり続けてきた気持ちを「清算」する時がどうやらやってきたみたいです。
私が怠惰でなければこのnoteは2022年4月24日に投稿されているはずです。
そして4月24日は宮尾美也の誕生日です。
1年に1度しかないこのおめでたい日にふさわしい投稿とは正直思いませんが、美也、エレナ、そしてCleaskyへの率直な気持ちをつづりたいと思います。
相変わらず言語化が苦手なオタクの見苦しい文章ですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
前置き
私は宮尾美也のことが好きです。
初めて担当にすると心に決めた子は、オーディションで「歴史の教科書に載りたい」と言いました。
正直最初は「不思議なことを言う子だな、天然なのかな?」という印象でしたが、自分の立ち位置を理解しながら目標に向かって真っすぐに頑張れる子なのだと知り「ただのマイペースな子じゃない」ということが分かると、美也のことをもっと知りたい、Pとして支えていきたいと思うようになりました。
昨年の5月には美也2つ目のソロ曲「初恋バタフライ」の実装がありました。楽曲と連動したSONG FOR YOU!ガチャで実装された「初恋バタフライ 宮尾美也」の覚醒前イラストではひたむきに努力する美也の姿が描かれています。
こんな一言で表すのは正直気が引けますが、これが美也の「本質」だと私は思います。
そんな柔らかな雰囲気からは想像もつかないような芯の強さを見せる美也ですが、「初恋バタフライ」を聴くと美也の内に秘めた情熱を感じ取れる一方で、美也も人並みに恋して人並みに悩むごく普通の女の子なんだなぁと私は強く感じます。(メインコミュ 第85話「とおくとおくたかく」の内容と若干矛盾する考えかつ、各アイドルのソロ曲が必ずしもそのアイドル自身のことすべてを表現しているとは限らないことは承知ですが…)
ミリシタに一番最初に実装された美也のSRカード「マジカルクイーン 宮尾美也」の覚醒コミュでは、お姫様と呼ばれて思わず照れるようなかわいらしい反応をする珍しい美也の姿を見ることもできます。
そんな17歳のごく普通の女の子が愚直なぐらいまっすぐに努力し続ける姿を見て、私は全力でプロデュースせずにはいられないです。
初めてミリシタのイベントを走ったのは美也初の上位イベント「メメント?モメント♪ルルルルル☆」でした。
初めて周年イベントを走ったのも美也でした。
当時の自分に言ってあげたい。「ガチランはこんなもんじゃないよ」と。
美也のカードが実装されれば是が非でも手に入れ、美也が歌唱する楽曲のイベントが来れば他のPたちに絶対に負けたくない、美也が「歴史に残るアイドル」になれるよう私にできることは可能な限りしてあげたい。
私をこんな気持ちにさせてくれたのは美也が初めてです。
私は島原エレナのことが好きです。
いつも明るく、まるで太陽のような笑顔が魅力の女の子。エレナがいるだけで周りは自然と笑顔に、楽しい気持ちになります。もちろんそれは私も例外ではないです。
エレナは小さいころにブラジルから日本にやってきて、最初は言語の壁に躓き、なかなか友達ができなかった経験からちょっぴり寂しがりやだったりします。
だからこそ自分もみんなも心から笑って欲しいという強い気持ちをもってアイドルとして努力する、素直で無邪気だからこそ、失敗することもありますが、そんな純粋な心を持つからこそ人々を引き付けてやまないのではないかと思います。
そんなエレナですが、Pに対してこんなことを言って(きっとエレナは無意識で発言してるんでしょうけど)ドギマギさせてきたり…
はたまた、いつものはじけるような笑顔とはまた違うドキッとするような表情を見せてくれたり…
いろいろな彼女の一面に翻弄され、気が付けば彼女のことから目が離せなくなっていました。
そしてそんな2人が組むユニットがCleaskyです。
マイペースな美也と明るく元気なエレナ、どちらかといえば正反対に見える2人ですが、ユニットを組むまで今まで特段絡みが無かったのが不思議なくらいの化学反応を起こしてくれたユニットだと思います。
ミリシタの「虹色letters」イベントコミュでは、ユニットを組むことになった2人がテーマである「青春」について悩んでいく中で、お互いの好きなものである「将棋」と「サッカー」について深く知り、遊んで、仲良くなり、また悩み…
他のMTGユニットがレッスンを軸にユニットとして完成度を高めているなか、一見遠回りに見えるかもしれないですが、その中でも彼女たちは青春とは何かを、ユニットとして伝えたい事を見つけていきました。
そして、無限に広がる青空のような可能性を秘めたユニット、Cleaskyが生まれます。
THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 06 Cleaskyのドラマパートでは、未璃音島に引っ越すことになり落ち込む「エレナ」と未璃音島に住む「美也」の2人が出会い、映画撮影を通じて仲良くなり徐々に本来の笑顔を取り戻していく「エレナ」
その後、2人にはどうしようもできない事情から悩んで傷つきながらも成長していく姿を演じてくれました。
ドラマパートを初めて聞いたときは聞いているこっちも嬉しくなって、辛くなって、最後は感動で涙が止まりませんでした。
そしてドラマパートの世界観や美也とエレナ、等身大な17歳の2人の青春を歌った「虹色letters」と「想い出はクリアスカイ」
Cleaskyのすべてが私にとって愛おしいものになりました。
ところで余談ですが、「思い出はクリアスカイ」と間違えているPをチラホラ見かけます。ですが正しくは「想い出はクリアスカイ」です。
あとCleaskyのCは小文字じゃなくて大文字、Clea"r"skyでもないです。
今まで間違ってたPは猛省してちゃんと覚えてください。twitterではこんなこと絶対に言いませんが、表記ゆれを見るとそいつのことを〇したくなるんで
というか美也P、エレナPを名乗っている奴でも間違っているのをたまに見かけるんだけど、そんな奴が美也P、エレナP名乗ってんじゃねえよks
私がミリシタと出会ったのは2周年イベントが終わった直後です。
アイマスではない別の界隈で定期的にやっていたカラオケオフ会に参加した際、偶然知り合ったこのみPのお兄さんにミリシタを教えてもらったことがきっかけでした。
(またしても余談ですが、そのこのみPの名前は知らないです。
恐らく名前を聞いてはいたのですが、オフ会に行き続ければまた会えるだろうと思ってちゃんと覚えていなかったです。
結局、その方と会えたのはその時限りだったので、このタイミングでミリシタに出会っていなかったら、私はミリシタどころかアイドルマスターというコンテンツにすら一生触れていなかったのではないかと思います。
本当に名前も知らないこのみPのお兄さんには感謝しかないです。)
そのため、Cleaskyのことを知った時にはプラチナスターツアー「虹色letters」はすでに終了しており、「もっと早くミリオンライブに出会えていれば…」と悲しい気持ちになりました。
しかし、3周年イベントの生放送中にMTGシリーズのカップリング楽曲によるイベント「プラチナスターチューン」の実施が告知され、「想い出はクリアスカイ」が実装されることが決まりました。
「虹色letters」を走れなかった分、「想い出はクリアスカイ」では頑張りたい!
私はその時が来るのをとても楽しみにしていました。
あの時までは...
プラチナスターツインステージスペシャル Legit Crossover
プラチナスターチューン「想い出はクリアスカイ」の開催を心待ちにしながらミリシタを楽しんでいた私にとある告知が流れます。
ミリシタとデレステのコラボです。このコラボにCleaskyの2人が参加することになりました。
どういったコラボになるのか一抹の不安は抱えながらも、「もしかしたら大好きなCleaskyのイベントを走ることができる!」という期待から、イベント実施が予想される期間にバイトが入らないように調整したり、イベントの走り方を有識者に聞いたりなど出来る限りの準備を進め、イベントの開催を心待ちにしていました。
ところが、イベント直前の生放送で発表された内容は私にとって到底受け入れられないものでした。
・イベント形式はプラチナスターツインステージスペシャル
楽曲は「クレイジークレイジー」と「虹色letters」
・報酬カードは一ノ瀬志希と宮本フレデリカ
・レイジーレイジー ver.の「虹色letters」実装
一番許せなかったのは、いわゆるしきフレによる「虹色letters」のカバーです。
前置きで述べましたが、ミリシタのコミュやドラマCDを通じてCleaskyの2人だからこそ描ける世界観があり、その世界観があるからこそ「虹色letters」という曲があるはずなのに、それをユニットとしてのコンセプトも違うぽっと出の2人組にカバーされることが私には許せませんでした。(もちろん一ノ瀬志希と宮本フレデリカの2人に罪はないことは頭では分かっていますが…)
そんな私の想いとは裏腹にTLでは発表内容に対して好意的な意見も多く、正直困惑していました。
もちろん、楽しみにしているPの気持ちまで否定して攻撃するつもりはありませんが、
私はみんながイベントを楽しみにしている気持ちが一切理解できませんでした。
Cleasky以外が歌唱する「虹色letters」なんてありえない
Cleaskyはコラボに選ばれたんじゃない、レイジーレイジーと組まされたんだ
Cleaskyに「クレイジークレイジー」はいらないから「虹色letters」を返してくれ
私が抱いていたのはこんな気持ちです。
正直この考えは今でも変わっていませんし、恐らく私が死ぬまで考えを改めることもないでしょう。
発表内容を確認した後の私のツイート
ネガティブな発言は自分にも相手にもいい影響をもたらさないと考えているので、特に不特定多数の人間が見る可能性のあるtwitterでは極力ネガティブな発言をしないように心掛けている(つもり、するとしてもオブラートに)のですが、この時ばかりは感情を抑えられませんでした。
今思えば、志希とフレデリカの2人が報酬カードになるのは、コラボ先から来てもらって普段ミリシタをやらないユーザーにプレイしてもらうためと至極当然なことなのですが、当時の私は完全に頭に血がのぼっていますね。
発表された直後はあまりにもショックでイベントを走ることすらやめようと思いましたが、考え抜いた末に「美也とエレナが真剣に向き合おうとしているのに、自分が向き合わないのはプロデューサーとして失格なのでは」という結論に至り、気持ちを入れ替えイベントに臨むことにしました。
結果として個人7位という結果を残すことはでき、走ったこと自体は後悔していません。
初TPRにして初の十傑
それでも大好きなCleaskyのイベントで私が一番頑張ったのが、大嫌いな「Legit Crossover」であるという事実が棘として刺さったまま抜けなくなってしまいました。
この気持ちを晴らすには、「想い出はクリアスカイ」イベントで「Legit Crossover」の時の自分(の順位)を超え、赤く染まってしまった空の色を、もう一度澄み切った青い色で塗り替えるしかないという考えにいつしか囚われるようになっていました。
「Legit Crossover」をきっかけに純粋にミリシタを楽しむ心、そしてCleaskyに対する好きという気持ちを置いて行ってしまったのではないかと思います。
プラチナスターチューン 想い出はクリアスカイ
「Legit Crossover」が終わってから「想い出はクリアスカイ」が来るまでの約1年半、特に4周年イベント終了後からは、何が自分を奮い立たせるんだと思うぐらいイベランに向き合っていた気がします。
(4周年イベント終了後から「想い出はクリアスカイ」イベントまでの約9ヶ月でTPR7回、内色段2回。もっと走っているPもいますが、これでも冷静に考えるとだいぶ頭おかしい)
イベントで結果を残せたときはもちろん嬉しい気持ちになりましたが、心のどこかで、これもすべて「想い出はクリアスカイ」で後悔しない走りをするためだという気持ちがあったのかもしれません。
そして2022年3月27日、AnimeJapan 2022のアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」 スペシャルイベントでプラチナスターチューン「想い出はクリアスカイ」の実施が告知されました。
イベントが来たことに対する複雑な心境、
そして「Legit Crossover」の時の自分を超えることしか頭にない
イベント実施が発表されたら、あとはもうやるしかない…
周りのPたちは純粋に「Cleaskyが好きだから」という気持ちで頑張るなか、過去を塗り替えたいというエゴ丸出しの感情を抱えたまま走ることに後ろめたさも覚えつつも、私は最後まで走り続けました。
ここに至るまでにどんな準備をして、どんな走りをしたのか事細かに書く気は更々ありません。
結果は4位。色段からは漏れる形となり完全に納得できたかと言われれば嘘になりますが、「Legit Crossover」の自分を超えることだけをずっと目標にしてきたので、一番はホッとしたというのが正直な気持ちです。
それでも順位が確定し、最後のpt調整の段階でイベント開始してから初めてミリシタの音を入れ、イベントTOP画面で流れる「想い出はクリアスカイ」のインストを聞いて涙が出るほど感動しました。
そしてイベントが終わってしまうという喪失感に襲われ、やっぱり私はCleaskyのことが好きなんだと…
イベ乙ツイートには何を書こうかと悩みましたが、過去を塗り替えたいというエゴがあったとしても最後まで走れたのはCleaskyの2人だったからこそだという気持ちから、素直に美也、エレナ、そしてCleaskyのことが大好きだとつづることにしました。
久しぶりに心から好きだと言えた気がします。
イベントが終わり、イベントコミュに向き合いました。
Cleaskyのリバイバル公演が決まり、ファンミーティングを実施することになった2人は、今まさに青春を送っているファンからの悩みに対して自らがアイドルとして経験したことを通じて答えていました。
4年前の「虹色letters」からアイドルとしてそれぞれが成長したからこそ答えられたのではないかと感じ嬉しくなりました。
そしてエピローグ、ファンミーティングを終えた舞台裏で美也はこう言います。
(私のエゴイスティックな気持ちと一緒にするのはどうなのかと思わなくもないですが…)この一言で私のCleaskyや「Legit Crossover」に囚われて続けた日々もある意味「青春」だと彼女たちは肯定してくれたように思います。
そして2人はこう続けました。
イベントpt報酬カード「空に架ける想い出 宮尾 美也」の覚醒コミュでも
私は「想い出はクリアスカイ」イベントでCleaskyの2人に対するプロデュースに一区切りをつけるつもりでした。
それでも彼女たちは一緒に青春を続けようと言ってくれました。「何回でもファンミーティングをして、何回でもリバイバル公演ができるよう、がんばりましょう~。」と。
そんな彼女たちの願いを、私の勝手な気持ちで終わらせてはいけない…
だから私はもう少しだけ、彼女たちの青春を見届けようと気持ちを改めました。
でも、エゴイスティックな感情を持ち続けたまま青春を続けるのは、やっぱり彼女たちにふさわしくないと私は思うので、
過去に囚われ続けた「青春」とはさよならして
もう一度前向きな気持ちで青春を続けていけたらなと思います。
最後に
美也、エレナ、そしてCleaskyのまだ見ぬ未来での活躍を、これからもいちPとして支えていきたいと思います。
その形がイベランなのか、はたまた別の方法なのか、今の私に断言することはできませんが…
さよなら、僕の青春 Cleasky
そしてこれからもかけがえのない青春を…
未璃音島で巡り合った「美也」と「エレナ」の二人がいつまでもかけがえのない友達であり続けることを僕は願っています。
そして最後に、誕生日おめでとう 美也
歴史に残るアイドルを目指す 僕のお姫様
minakou