運動音痴が草バスケに参加した話
「スポーツは見るよりやる派」の人たちにスポーツ観戦が好きすぎる話をすると、決まって言われる言葉がある。
「宮井さん自身はスポーツしないの?」
そのたび「あ、する方もありだったのか」と気づかされる。それくらい、私の中でスポーツを”する”という選択肢は縁遠いものだった。
体育の通信簿はいつも5段階評価の「2」。
運動音痴のわりに意外と体育の、特に球技の時間は好きで、サボりもせず真面目に参加していたのにも関わらず、である。
苦痛だったのは持久走の授業だった。小学生のとき学校の外周を