230319_実在していると思い込ませているのは専ら感触
ホログラムである虚実世界の現実世界が何故、夢であると思えないのか?
まず物体は全てホログラムというのは最近の科学でも言っていることですが、じゃー物体は幻想なのか~とその情報をインプットしてもイリュージョン世界から目が覚めるわけではありません。
どうやら【ちゃんと解る】ってことが出来て初めて幻想と氣がつくようです。
そこまでの道筋は決まっているわけではないのでオリジナルな辿り着き方があっていいと思います。自分の場合は専ら思考実験的なことでわかったところがありますが、思考実験するからと言って決して科学者ではないです。我流で思考実験していった感じがあります。
まず時間が過去現在未来と連続して前に直線的に流れるのは極めて不自然であることをどこかに頭にとどめておくといいでしょう。
それを頭に入れておくことで日々の生活の中で時空間の束縛を突破できる情報が流れ込むことを許容することになります。
そして目の前に出現する物体ですが。
これが【確かに在る】と思ってしまうのは手で触れたときに感触という情報を脳が受信するところが大きいと思っています。
詰まり、【感触があるから実在する】という思い込みがホログラムを物体たらしてめているように思います。
よく考えてみたら感触などは幾らでも作れてしまうような氣がしています。
そのうち、メタバース内の仮想のホログラムに実体性を持たせるような感触みたいなものが作りだされ、メタバース内に出てくるモノがあたかも在るように感じられることになるでしょう。
しかし、感触があるからと言ってそれは実在していることにはならないのです。フェイクであることには変わりないのです。
感触があると実在は別です。
そこを繋げる、結ぶ意味なんてないのです。
もし、感触がないとしたら目の前の物質や風景はただの画像です。もし画像が触れてもそれは画像でしかないのです。こんなこと普通に考えてみると当たり前のことなのです。
目の前に他人が出現し、何か話してもそれは画像です。
画像が自動プラグラムを通して反応してくれているだけです。
握手して感触があっても、あくまでも感触という情報が追加されただけでホログラムであることには変わりないのです。
繰り返しますが感触があったら実在するってのはただの思い込み、勘違いなのです。
では自分が見る世界には画像を繋げたムービー映画が広がっていて、そこに【ただ一人だけいるのか?】と思いに至りますが、これは【Yes】としかいいようがありません。自分と思い込んでいる肉体も画像でしたということで。
【私は体である】と思い込む意識を無数に作る、そして、この無数に作った【私は体である】と思い込む意識を互いに交差させ出会わせることで【なんちゃって空間もしくは世界】【バーチャル世界】が出来ている感じで。
でも繰り返しますがやはり画像なんです。
もしかしたら現実世界が仮想のものであるという結論に至っている人は増えているのかもしれません。
というのは時代の転換期が来ているので次なるステージに移行するときだからです。現実世界は実在すると眠りこけた意識のまま沈んでいく世界に移行するのか、そうではなく新たな別のステージに移行するのか?これは一人一人選ぶ必要があるからです。
クリスタル・フラーレン