230311_人類が砂上の楼閣、文明というものを築く理由
人類が文明を築くのは何故なのか?考えたことがありますでしょうか?よく考えたら別に文明なんて築く必要のないものなのに何故か築いていますよね。
現代ではさらに文明の中に宗教というものがあります。
これは宗教法人格の有無というよりは組織とか会議体とか組合団体とかになっているものは基本的に何らかの理念に基づいている以上、経営理念やスローガンなどを掲げている企業、会議体、組合団体も宗教と考えてみたいと思います。むろん既得権益を守るために設立された財団や社団法人も同じく。キリスト教とかイスラム教とか、売上獲得主義を貫く一見宗教とは思えない普通の大企業、中小企業・・・いくつかの形態の宗教がありますが、それらは何のためにあるのか?と言うと・・・
【生存しやすくするため】になろうかと思います。
そして神を信仰している人もいればしていない人もいますが、だからと言って信仰していない人であってもどこかで何か大きな存在を無意識に信じている人は多数にのぼると思います。
どうすれば【生存しやすくなるのか?】
それは神に受け入れてもらうことでそうなるだろうと人類は信じてしまいました。
その神に受け入れてもらうために生贄とか沢山の御布施とか多くの財産を得たり、多くの売上をあげる才能を見せつけたり、祭りで信仰深いところを見せつけたり、多くの人に権力があることを見せつけたり、優秀であろうとしたり、組織を巨大化させたり、人類はあらゆることをやって神に受け入れてもらおうとしました。
文明というのは結局のところ、そのために作られたんだろうと思えてしまいます。
最初の疑問である人類が文明を築くのは何故なのか?
の答えは。
もっと言うと。初めに次の思い込みがあった。
だから人は一生懸命になった。努力した。優秀であろうとした。テクノロジーを発達させた。文明を作った。そして地球環境を破壊した。自分たちの住む場所を危うくした。
人間が地球の一番外側の表皮の部分に住んでいるのも何となくですが、人間はまだ地球や神、自然にも受け入れてもらっていないので端っこのすみにちょこんと住んでいる感じがします。
始まりのそんな思い込みから地球の一番外側のさらにすみっこでタイソウな文明を発達させたと思うと、もーえ~んじゃないだろうか・・・と思ってしまいます。
クリスタル・フラーレン