240812_体と景色
科学、テクノロジーの時代の人間は自分のことを【身体】と思い込んでいます。これはまず身体の動きが発生するからです。どこかに移動するときも身体を移動させて見ることが出来る景色を変えています。
身体が漏れなくついてくるから自分のことを身体と思い込んでいます。
その見た景色はまた身体を移動させると見ることができなくて、しかし身体は相も変わらず景色の中心について回ります。
このことから自分と認識する境界線を皮膚ぐらいとしてそこから外側を自分とは別のものと通常、思い込んでいます。
普通の感覚だと思います。
ところが特殊な力を持っている人ほど、この普通の感覚におさまっていないように感じています。
例えば、ある人の心身に不調がある場合、特殊な力を見る人はその人の住む家の状態を見ることがあります。
心身の不調と連動するようにその人の家に不衛生な部分が発生していると考えているんですね。
ということは見る人によっては人の心身は身体だけでなく身体を中心にして広がる景色にも投影されていると言えるかもしれません。
人にとっては自分という存在の境界線を皮膚としながらも皮膚から外にも連動していると考えています。
もっとも外界と言いますか普段、外と言っている外自体もイリュージョンで実在しないものです。見てるのは高度な立体ホログラム。
自分の認識が外と呼んでいる外界のホログラムにも投影されているなら、皮膚より外も何かしら自分が映っていると考えることができます。
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