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230202_変わってゆくパターン
日々の現実は繰り返されているパターンの中にあるものです。ということで現実というのはパターンを物質的に表現したものと言えます。
パターンは変えることができます。そして変えたパターンはまたパターンとなるので人間や地球などの惑星はパターン周期の中で常に生きていると言えるでしょう。
日本の中だけで見ると、ひと昔前は日本企業の強さは終身雇用にあったとか色々な要因分析がありましたが、終身雇用が可能となるような安定したパターン周期があったために終身雇用が可能となったというところがあって。
ところが昨今のような人工知能の出現とか人口減少が発生すると、今までのパターン周期で行っていた行動パターンが通用しなくなることが出てきます。それが今でしょう。今のような時代となると日本人は常に正解を求める習性と言いますか癖を持っているので、【一体何が正解なのか?】と思う人も多いかもしれません。変わっていく時代の中で正解なんて無いと思うのですが、【上手に生きる】【無難に生きる】ことが出来ることを正解としている傾向にあるので、それを求めている人が多いのだと思います。
時代が変わっていくので当然、自分の思考とか行動も変えていく必要があるのですが、これが出来ないと昔の安全地帯にしがみつくという行動をとってしまいます。安全地帯はいつしか危険地帯に変わっていくものですから、やはり移動していくというのは大事です。
変わっていくこと、それは人間にとっては受け入れるしか出来ないものです。じゃあ受け入れたら安全なのか?と言うとそういうわけではありません。しかし、受け入れたら自分の中で未知のものが自分から出てくる可能性がありますね。そういうものを自分の人生にどんどん出していったほうがいいですよね。
日々の生活の局面は概ね、家族などの人間関係、職場・仕事との関係、職場との人間関係、個人的な生活パターン、住む場所などが挙げられますが、今の時代こそ、これらの局面がダイナミックに変わろうとしていることを目の当たりにして困惑している人も多いかもしれません。
でも困惑しても変化が止まることなく。
変わっていくものは変わっていくという運命ルートを淡々と辿るだけとなります。
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クリスタル・フラーレン