230920_もう少しで曼殊沙華
あと少しで彼岸花が咲き乱れるところが見れそう。
彼岸花は別名、曼殊沙華と言われているものです。なんで彼岸花なんて言われているのかは謎なところがありますが、まあ彼岸とつくものがこちら此岸のほうの世界に咲くわけですから、彼岸と此岸が接近する時期でもあるんですかね?じゃーあの世にもしその曼殊沙華が咲いていたら、向こうの世界では此岸花と言われているのか?
彼岸をあの世とすると此岸はこの世という意味合いだと思いますが、これは視点の問題があると思っています。
あの世住民にとってはこちら現実世界が彼岸であの世のほうを此岸と認識しているかもしれません。
そういう視点で見ると彼岸と此岸というのは入替可能な概念であると思われます。
此岸で活動している現実世界の人は死んだ肉親に関する御墓参りという風習を持っていますが、何故かそこで死んだ肉親に対して御願い事をしています。よくある一番多そうな願いは
【どうか見守っていてください】
というやつで。
思うに現実世界で生きる人は日々、何かと忙しく活動しているものですが、だからと言って彼岸にいるあの世住民が暇なのか?と思うところはありますね。彼岸にいるあの世住民も人間として成っていく何かしらの活動に従事しているところがあると考えると、間違いなく暇人ではないと思うのですが、そういう人達に対して特に考えなく【どうか見守っていてください】というのは立ち止まって考えたほうがいいのかなーと思います。
自分が毎日、忙しく過ごしているときに別の人から見守ってくださいって依頼が来たら、【自分で見守れ!】となるじゃないですかー。
もしかしたら彼岸にいるあの世住民がこちら現実世界住民に対して【どうか私たちを見守っていてください】と思っているかもしれないじゃないですかー。
・・・と現実世界で見られる赤い花、彼岸花を堪能できる時期となりました。彼岸花に宿る精神を覗いてみるとまた花が持つ意味にあーもしかしたら古代より前にいた今のベースとなる人間の前の存在は【こんな風に何かを思っていたのかもしれない】【その思う行為が花となって出現したのかもしれない】と感じるものがあります。
ちなみに白い彼岸花もありますね。個人的にはよく見られる赤が一番お氣に入りですけど。
ヒビキアマカム
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