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221203_他人に誇らないことをやる

人間は承認欲求を満たすために何かしら他人からイイねを貰うような行動を起こしがちです。

イイねを貰った瞬間は感情が高揚し、またしばらくすると高揚した感情が下降し空虚感が発生しますが、現代人はこの感情の動きを常に機械のように繰り返しています。自分が得になるような行動しか行わないのです。

こういうことを繰り返していると年齢を重ねていくにつれ、誰からも相手にされなくなり空虚感がなお一層増していくのです。焦燥感みたいなものも増していきます。また人に注目されたいがために痛い大人なような人物を演じる可能性もでてきます。

承認欲求を常に満たすような行動しか行っていないとどこかでバランスを崩したときにバランスを取り戻すには承認欲求を満たすことでしか立ち直れなくなります。

そこで日々バランスをとっていくためには誰からも賞賛されないような行動をとることも大事です。ともすればそのような行動は他人に言ってしまうと、【それは偉いことだよね】【それは凄いことだ】【それは尊敬に値する】とかまた他人からイイねを貰うことに成り兼ねないので誰にも言うことなく一人で淡々と黙々とやるものです。ゴミ拾いとかそういったものもそうですが、こういうことを誰かに私は自発的にゴミ拾いを行っているとか言ってはいけません。

あくまで自分だけの秘密ごととして行うのが大事です。

【私は人々のために〇〇を自発的に一人で行っている】とこういうことを他人に言った時点で他人からイイねを貰うだけの承認欲求を満たす行為に成り下がるので、常に自分だけの1人の行動を持つのがポイントになります。他人が見てないけど自分の何かが見ている行為、こういう行為を日々持つと人生のバランスがとれてくると思います。

何故、自分だけの他人にも言うことのない行為を行うのが大事か?と言うと、他人からイイねばかりを貰う行動を行っていると同じ世界をグルグル回ってしまうだけだからです。ハムスターが回転遊具の中で常に走って回転遊具だけが回っている状態に似ているかと思います。まあ虚しくなるのも当然ですよね。


クリスタル・フラーレン


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