230416_日々、起こる問題
日常で必ずと言っていいほど、問題というものが起こります。
人間関係の問題、仕事での問題、お金の問題、体の問題、持っている持ち物の問題・・・色々と出てくるわけです。
んで登場した問題が出てきて人々は問題に悩むことに集中します。
問題が悩ませると思っているから、まず悩むのです。
そして悩むのが嫌になってくると解決に走ります。
現代だとインターネット検索で解決情報を探していく傾向にあると思いますが、次にその道にいる専門家(詰まり他人)に答えをお金など払って得ようとします。
基本はこのプロセスです。このプロセスを延々とやっています。100年経っても似たようなプロセスしか辿らない感じです。
そもそも問題というのはどこからやってくるのでしょうか?
まず前提として現実世界は時空連続体という設定が在るが故に、時間が過去現在未来へと前に直線的に進んでいるという錯覚が生まれています。なのでこの錯覚をリアルと勘違いしている人は【問題はどこからやって来たのか?】という問いを発すると十中八九、【それはね、きっとあなたの過去に原因があるんだよ】と言います。
【未来に原因があるんだよ】と言おうものなら、【なんかアイツおかしい、奇妙なこと言っている】と間違いなく思われることでしょう。
原因が過去にあると考えて、皆、過去の形跡と思われる場所を探し尽くします。例えば、体に問題がある人は専門家と面談して、【あ~その問題はあなたの過去の食事内容に原因がありますね】と言おうものなら、間違いなくほとんどの人はその助言を信じてしまうことでしょう。
仕事のミスなら、過去に行った業務内容結果をしらみつぶしに調べるでしょう。そして、原因が過去にあると信じているから、まさに過去に原因と思われる物質的形態が作られます。
それは過去に原因が在ったというのではなく、過去よ呼ばれる時空間に原因と思われる痕跡を今現在に作ったというほうが的確かなと思います。
もう1つ例えばの話で腰痛になった人がいて。十中八九、原因を過去に探し始めますよね?そして、過去の自分の仕事中の姿勢とか色々原因を作りだします。過去が悪かったのだと。そしてその過去の状態を現在のほうで治そうとします。
時間が過去現在未来へと前に直線的に進んでいるという錯覚をリアルと考える場合のよくある考え方だと思います。
時間が過去現在未来へと前に直線的に進んでいるというのは錯覚と知っている人は過去原因論を一刀両断します。過去に悪いところを作りだして、それの過去のネガティブな影響を現在に波及させていると見ます。
別の言い方をすると過去の悪影響を今現在の自分が魔術的に取り込んでいるように見えるということになります。
原因と結果の法則を信じている人は何でも過去に原因を作りだすのである時点でかなり行き詰まります。
過去の悪いところを作ってそれを現在に取り込むぐらいなら、過去に良いところを作ってそれを現在に取り込むほうが遥に良いと思います。
なので問題が起きたら、専門家(他者)にすぐ駆け込む前にまず自分で状況を俯瞰できるようになるのが一番いいのかなーと思います。
問題というものもまず問題という形態を纏う前の姿があって。当然、そこでは解決という形態を纏う姿のものもすぐそこに在ります。ですから、問題と解決というのはいつでもセットで存在しているけど3次元物質世界だと分かれて在るよう見えてしまうということです。
だから、多くの人は問題に遭遇するとすぐそこに解決も存在しているとは思いもよりません。んで検討違いの行動とり始めるのです。
クリスタル・フラーレン
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