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感情日記が書けない3つの理由

感情日記を毎日つけていくと
自分のことがよくわかるようになります。
感情日記を書きたい!と思って始めてみるものの、
途中でしんどくなって挫折してしまう方も少なくありません。
それは何故なのか。

理由その1 感情と思考の区別がついていない

感情を感じることを意識し始めると
「これは感情?」「これは思考?」
ちょっと混乱してきますよね。

毎日、とても忙しくして
なにが感情なのかわからない。
そんなお声もよく耳にします。

感情と思考の違いについては、
後日また詳しく書きますが、
わかりやすく区別するとするならば、

感情…瞬時に湧き上がるもの、エネルギー不要、無意識に感じている
思考…少し時間がかかる、エネルギーが必要、意識的

感情日記を書くには、
瞬時に湧き出たものを素早くキャッチする
ことが必要
です。

しかも、無意識的に感じていることも多いため、
「今何を感じている?」と
アンテナを立ておかないと、気付かぬまま、
流れていってしまうのです。

感情と思考の違いを理解した上で、
日常の中で、自分の心のメモリをできるだけ
「繊細モード」にしておくこと

感情日記が書けるようになる秘訣です。

理由その2 ネガティブ感情を受け入れるのがしんどい

どんな感情もあなたの味方である。
ですが、私たちは、ネガティブ感情を悪いもの、
と捉えがちです。

ネガティブ感情を感じることをまず、自分に許せていないと、
感情日記を書くことがしんどくなります。
ネガティブなあなたも、ポジティブなあなたも、
全部ひっくるめて「あなた」
なのです。



ネガティブ感情を感じきる!という勇気を持つことで
感情日記に「ありのままの感情」を書きやすくなると思います。

はじめは、しんどいかもしれませんが、練習です。
ネガティブを味わい切ること。
ネガティブ感情は宝物。

そんな風に観念を上書き保存しましょう。

本当はネガティブな感情があるのに、
エセポジティブな感情(きれいごと、いい子ちゃんの声)を感じて、
ウソの気持ちをあたかもそれが自分の感情のように書く…。
それは、本当の感情ではないので、心は余計にしんどくなります。
感情日記が、キレイごとを綴った
ウソ日記になってしまいますのでご注意を。

理由その3 感情の言語化が難しい

感情は目に見えるものではありません。
だからこそ、ノートに文字にして書く
ことは慣れてくるまで、難しいかもしれません。
ピッタリくる言葉がなくて、書いてもしっくりこない。
そんなときは、「今ネガティブ寄りだな〜」
「今どっちかというとポジティブかな?」
それがわかっていればOK!
「○%ポジティブ」というように、数値で記録してもよいです。

無理にスッキリ言語化しなくても
「今少しポジティブ」などという表現もいいですね。
私は本田健著「30代にとって大切な17のこと」という本の
p.87【感情のフレーズ】を参考にしています。

30代にとって大切な17のこと

この中から「今の感情」にぴったりなものを選ぶのです。
慣れてくると表現のパターンも色々身につき、
スムーズに書けるようになります。
「感情のフレーズ」は初心者さんにはおすすめのアイテムです。

感情というものの特性を理解し、
ネガティブを受け止めることができて
「感情のフレーズ」を身につけると
驚くほど、書くのが心地よくなりますので
試してみてくださいね。

一人では続かないという方は、
仲間と一緒にやっていく方法もありますよ♪
自然と続けることができます(^^)
安心安全なコミュニティで感情日記を始めましょう。


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