【コツ】カーボンテーブルトップにピッタリな三脚とは?三脚選びのポイント!
2021/09に旧ブログに投稿された記事です
こんにちは!
37CAMPスタッフです。
販売予約を開始した、「カーボンテーブルトップ」
今回は天板のみの販売となっており、ご自身でご自身の用途やお好みにあった三脚を見つけていただく必要があります。
追々、推奨三脚もセットしたものを販売の予定ですが、基本的には天板のみの販売がメインとなる予定です。
ということで、三脚はご自身の用途やお好みにあったものを探していただく必要があります。
37CAMPも、どんな三脚がテーブルに最適なのか、いろいろ三脚を吟味し検討した際に得た知識をもとにピッタリな三脚の見つけ方をご紹介したいと思います!
三脚を選ぶ時のポイント
あくまでも37CAMPスタッフ考察です。
いろんな種類がある三脚の中からピッタリな三脚を選ぶ時のポイントは以下の2つあります。
①アルカスイス互換を選ぶ
②ボール雲台のものを選ぶ
ではひとつずつ解説していきましょう!
①アルカスイス互換の雲台のものを選ぶ
そもそも「アルカスイス」とはカメラを固定する台である雲台を作っているメーカーの名前です。
とても品質の良い雲台を作るので、ほかのメーカーもアルカスイスと同様の機構の雲台を作るようになりました。
それが「アルカスイス互換」のものです。
単純にアルカスイス互換の雲台がついている三脚だと天板がワンタッチで取り付けられるので簡単便利なのでオススメです。
でも、すでにお手持ちの三脚がある場合でも大丈夫!
1/4、3/8のネジの雲台でも追加のアタッチメントなどを使わずにそのまま使えるので、追加の部品などをそろえたりしなくても大丈夫です。
②ボール雲台のものを選ぶ
アルカスイス互換の三脚はほとんどがボール雲台なので、アルカスイス互換のものを選ぶと必然的にボール雲台になる可能性が高いです。
自由雲台とも呼ばれますので、探される際は「ボール雲台」「自由雲台」と検索してみるとよいでしょう。
ボール雲台は球体上の調節機構になっている雲台で、垂直・水平・縦横の3軸で位置調整ができるので、アウトドアのでこぼこな地面や斜めになっている地面で使うにはもってこいです。
でこぼこ地面でも斜面でも、テーブル面を水平に調整することができるのでオススメです!
三脚のサイズや耐荷重はどれくらいのものがいい?
アルカスイス互換のものでボール雲台のものを選んでも、まだまだいろんな三脚があります。
サイズや耐荷重も様々なものがありますよね。
では、どれくらいのサイズや耐荷重があれば良さそうなのでしょうか。
こちらも、あくまでも37CAMPスタッフの考察の結果なのですが、
三脚はそもそもカメラ用に作られており、テーブルの使用を想定されていません。
耐荷重が10kgの三脚でも、テーブルの天板の端っこに10kgのものを置いても問題ないかというとそうではありません。
いろいろ検証してみた結果、傾向としては耐荷重プラスαくらいの荷重がかかるとボール雲台の固定力の限界を超えて少し動いて傾く傾向にあります。
これを踏まえ、以下用途別にクラス分けしてみました。
色や形などお好みのものを選んでみてください!
※三脚の機能を保証するものではありませんのでご自身で使用状況を踏まえご判断ください。
耐荷重3kgクラス
本体重量は、300g程度(カーボン)/800g程度(アルミ)のものが多いです。長さは20㎝程度のものが多く、かなりコンパクトで軽量なものが多いタイプです。
耐荷重がそんなに高くないため、ググっとテーブルの端を強めに押すと雲台が動いて傾くことがあります。
飲み物や食べ物を置いたり小型のバーナーの使用するなど、ライトな作業にはピッタリの組み合わせです。
カーボンテーブルトップレクタのスモールにはこのあたりの三脚がおすすめです。
参考商品
耐荷重5~8kgクラス
一般的に一番たくさん売られているタイプです。
メーカーによって大きさも本体の重量も変わってきます。
テーブルの端に重いものを置かない、バランスの悪い置き方をしないなど、使い方を注意すれば、3kgクラスと10kgクラスの良さを取り入れることができます。
このクラスはカーボンテーブルトップレクタのミディアムにちょうどいいサイズです。
参考製品
耐荷重10kgクラス
このクラスになると、雲台ががっちり固定され、多少テーブルの端を押しても動くことはありません。
ただ、アルミの三脚だとかなりズッシリ感があり、折りたたんでもサイズが大きいものが多いです。
カセットコンロを使った料理などヘビーにお使い頂けますが、バックパックキャンプや徒歩キャンには少し大きすぎる気がします。
カーボンテーブルトップラウンドに使ってハイカウンター風に使うにはこれくらいのクラスがピッタリです。
参考製品
耐荷重15kgクラス
このクラスはかなり大きくなります。
よほど重たいものを載せない限りはこのスペックのものは不要だとおもいます。
【注意】センターポールタイプについて
真ん中にセンターポールがついているタイプの三脚については使用の際に注意する点があります。
テーブルに使用する場合、必ずセンターポールを一番縮めた状態で使用して下さい。
固定ネジの締め方が弱いなどの理由で荷重の変化により突然下がる可能性があり、特に料理をしたりコンロやバーナーなど火を使用していたりすると非常に危険です。
大事なのは用途と耐荷重がマッチしているか
三脚といっても様々ですが、テーブルの用途と耐荷重を考えると自然にどのタイプの三脚がいいかわかってくると思います!
ご自身のキャンプのスタイルに合ったクラスの三脚を選ぶのが大事ですね!
あとは見た目の好みなども大事ですよね!
ぜひお気に入りの三脚を見つけてみてください。