人間の私と占い師の私
最近、お客様へどのように占いの結果を伝えるのかということを考えた。きっかけは、今月初めのイベント出店の時に感じていたモヤモヤ。私は、占い師としてどうなっていけるのだろうか、どうなりたいのかという問いが私の中に浮かんだ。そして、これがやけに難しい問いに感じた。
あなたは、どんな占い師に出会いたいかな。
私は、自分が「お客様側で出会いたい占い師」と自分が「考える占い師」のイメージが異なることに気がついた。今月のほとんどを費やして考えてみた「占い師としてどうなりたいか」がこちらのふたつ。。
お客様のお話をただ「きく」、お客様をただ「みる」
カードに出てきたメッセージをただ「つたえる」
正直、これらすら、難しいと感じる。めっちゃ背中を押しますよ!!とも、いっぱい共感しますよ!!とも言えない。でも、私の中でカードリーディングを伝える役割ってこんなイメージ。
人間のMEG(私)は、お客様のお話に共感したいし、応援したい。そして、私がお客様側ならそうされたら嬉しい。でも、占い師MEGは、カードのメッセージをただ「つたえる」に徹するように心がけている。
そうか、人間MEGと占い師MEGって別人なのか?!このふたつのキャラを混ぜてできたのが、私の理想の占い師像なのか?謎は深まるばかり。
話が変わるが、先日、カフェのマスターが「テレビで占い師の方がよく出られてますよね」と言われた。テレビに出演されるような大先生方だから、軸のぶれないお話で人々を導かれていたのだろう。「その人のために、言わなきゃいけない時もあるんでしょ?」とカフェのマスターに訊かれた。
頭に「はてな」が浮かんだ。なんだか違和感があった。この違和感の正体って、もしかしたら「人間MEGと占い師MEGの乖離」なのだろうかとふと思った。答えは出ていないけれど。
人間MEGと占い師MEGのエネルギーを混ぜて、発するパワーってどのようなものだろうか。はっきりとこうだ!と言えない経過観察中のいまを、先の未来から振り返ったら「ああ、こんな気持ちだったな。」と懐かしく思うことだろう。だから、いまはこの状態で感じるものを大切にしよう。