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エギング日記

今年の目標は「エギでアオリイカを釣る」だった。

だった。
過去形である。

東北は山形でもエギング最盛期。
8月末には漁港内で確認できた子イカたちもすくすく育ち、9月末の今ではしっかりエギを抱けるサイズまでになってきた。

海釣り歴2年目、エギングは今年からの私は、春先から海に通ってはエギを投げていた。
知識が無いとは虚しい。
東北地方のエギングは春に釣れる望みはほとんど無いのに、そうとは知らずにYouTubeの幾多のエギング動画を見ては胸をときめかせ、せっせとエギを投げていた。

当初はエギの動かし方が良くないのかとか、潮や時間帯の問題かとか、答えの無い方向に思考を巡らせていた。
「もしかして、いねんじゃね?」
そう考えたのはサクランボの頃である。

それからは去年から始めたアジングに切り替え海釣りを楽しんでいたが、毎回数投はエギを投げイカの存在確認、いや不在確認を続けた。

そんな半年を過ごし、盆明けの8月にエギを追いかけるエギより小さい子イカを確認した時は、興奮したものである。

それから1ヶ月。
アジングロッドは封印し、エギングロッドしか持たない日々。
とうとう目標は達成された。
美しく愛くるしいイカの姿に魅了され、すっかりエギングの虜になってしまった。

今年まだまだエギングを満喫しようと思いつつ、来年は時期に合った魚種を狙おうと強く反省する、今日この頃なのである。

3枚全て同じ個体
多様な「色」で楽しませてくれる

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