『仕切り直し』リーズvsアーセナル[プレビュー]【20-21プレミアリーグ第9節】
事前情報
[引用元] https://www.bbc.com/sport/football/54948353
・リーズはホームでのクリーンシートが21試合ない。
・バンフッドの今季の7ゴールのうち、ホームでの得点はたったの1点
・アーセナルは現在PLで6時間26分もの間ゴールできていない。
・アーセナルは今季3敗しているが、全てに共通して得点0
欠場が見込まれる選手⤵
リーズ:シャクルトン、ジョレンテ、エルナンデス
アーセナル:パーティ、コラシナツ
【リーズのイチオシ選手】
⇨バンフッド:ゴール量産の秘訣は!?
[今季の成績(第8節終了時点)]
リーグ戦全試合スタメン出場、7ゴール(リーグ3位)、アシスト1
[ゴール量産の秘訣⇩]
バンフォードが持つ並外れた才能と、ビエルサの"戦術によるサポート"がゴール量産の秘訣だと考えている。
《身体能力/技術面》
特に異彩を放つのは左足によるシュート。本当に正確無比で、ゴールポストギリギリの場所に簡単そうに蹴りこんでくる。
しかも、バンフッドが凄さはその正確さだけにとどまらない。
その凄さとは、"テイクバックに対してシュートの威力が異様なほど高い"という所だ。
これは、デブライネなどが持っている特徴であり、「こんなキックされたらキーパーはノーチャンスだわ…」という絶望感すら与えてくる。
(是非ゴールシーンを見てみて欲しいです!)
《オブザボールの素晴らしさ》
バンフッドは"THE ストライカー"という動きを徹底して行う堅実さも持ち合わせる。
その動きとは、"CBの背後を取るポジショニングの良さ"や"クロスに対してファーに流れてマーカーの視野から消える"アクション。
[誰得情報]
バンフッドのオブザボールにはクセがあると個人的に思っている。
クロスに合わせようとする際、足で合わせたい時は右サイドに、頭で合わせたい時はファーサイドに流れると思う。マークに付く際には頭に入れておいくと良いかも!?
卓越した技術を持つ上に、こういったストライカーに必要な動きを怠らないバッフッド。ヴァーディ、レヴィに近いものを感じた。
【戦術によるサポート】
バンフッドをフリーにさせやすくする構造をチーム全体で作っている印象を受けた。
バンフッドは基本的にファーに流れてボールが来るのを待つのだが、「その"ファーに流れる動き"によって空いた中央~ニアのスペースに後方から飛び込む」ことを、ロドリゴを筆頭に、チーム全体として徹底しているように感じた。
上の画像から分かる通り、ニアに走り込む選手たちによってバンフッドはフリーになりやすくなるため、結果としてゴールを量産出来ている。
改めて⇩
【リーズの戦術~ハードワークとしたたかさ際立つ~】
○攻撃編
ここでは、特に怖さを感じた"リーズのとあるビルドアップ"を紹介したいと思う。
"相手を片サイドに寄せてから、スペースのある、フィルターが薄くなった逆サイドに展開する"というもの。
スペースのある状況での1対1において、リーズが誇るその走力は、リーズ優位の状況を生み出すのに一役買う。
この攻撃パターンはリーズの特徴を生かす素晴らしい攻撃でもある。
要注意だ。
〇守備編
細かな部分をガン無視して超簡略に説明すると…
⇒基本スタイルはマンマークで、例外的に、自分たちのDFラインは1枚多い数的優位を保ち、そのシワ寄せ的に相手DFラインに対しては1枚数的不利になる。
マンマークということで、"スペースを作る動き"というものが封じられ、アーセナルの選手たちは常に、相手からプレッシャーをかけられた状態でのプレーを余儀なくされるだろう。
そのため、普段以上にビルドアップに苦戦し、ボールロストの確率も高まるだろう。
アーセナルの"後方からボールを繋ぐスタイル"との噛み合わせは悪い。
【アーセナルの攻撃の糸口は…】
上で説明した通り、リーズの守備はアーセナルの攻撃スタイルにとって相性が悪い。
それを前提とした上で、「コレは効果的なのでは?」と思う"自分なりの対抗策"を考えてみたので紹介する。
マンマークの相手に打ち勝つためには"1対1の局面で勝つ"ことが必須になると自分は考えている。
だから、1対1で勝てそうな所を考えてみた。
そして、まず思い浮かんだのが「ベジェリンのスピード」だった。
それを活かす攻撃がコレ(⤵)。
言葉で表すと「CBからWBへのロングボール」。
この攻撃のパターンは、第6節レスター戦の前半にみせていたものであり、効果的な攻撃になっていた。効果は実証済みだ。
あとがき
アルテタの師匠がペップ、ペップの師匠がビエルサということで、アルテタとビエルサは子-孫関係といえるんですかね(笑)
自分は海外サッカーを見始めたのがここ2~3年なので全然わからないですが、長い間見てこられた方々にとってはちょっと感慨深い対決なのでは?と思っています。
代表ウィーク空けの1発目の試合であり、「アルテタのてこ入れ」に期待する方も多いでしょう。僕もその1人です!
オーバメヤンがゴール付近で輝いているのをそろそろ見たい!
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!
お世話になってます⤵
・https://app.tacticalista.com/
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