
【アーセナル】リバプール戦マッチレポート~All For ARSENALを~
この試合、結果は2-1で意外にもアーセナルが勝利した。
そんな試合のマッチレポートです。
この試合で印象的だった点は、アルテタ就任以降で一番と言ってよい程、アーセナルが攻撃を捨てていた点だ。
まず、スタメンからオーバメヤンとセバージョスを外した。
この起用は、今週末のマンチェスターシティ戦に向けたターンオーバーという意味合いなのだろうが、そうだとしても、攻撃の中核を担うこの2人を外したのは意外だった。
また、リードして迎えた後半になると、さらに顕著になった。
後半57分にウィロック、セバージョス、オーバメヤンを投入した後のフォーメーションは5-5-0になっていた。
エンケティア出場停止によってCFが一人も控えに居ないことが要因なのではあるが、サイドの守備をこなせる選手が、チームトップスコアラーであるオーバメヤンしか居ないチーム状況なのが悲しすぎる…
もし一人でもサイドの守備をこなせる選手が居れば、オーバメヤンをCFで使えたはずなのに…
アーセナルの選手層は、過密なイングランドのコンペティションだけでなくヨーロッパのコンペティションも戦うチームとしては、明らかに薄すぎるし、監督の方針に適応しきれている選手が少なすぎることが、改めて印象付けられた試合内容だった。
アルテタ監督は、あんな状態だったチームを、自分の仕事を途中で辞めてまでシーズン途中で引き受けてくれた人物であり、ファンからの支持も厚い。
自分としては、長期政権を作り上げていってほしい。
そのためにも、フロントには手厚いサポートをして欲しい。
せめて、監督の希望に乗っ取った、戦術面で適応できる選手を獲得してほしい。
まずは今夏の移籍市場での選手獲得で、その姿勢を見せてくれることを願っている。
All For ARSENALになるべきだ。