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[プレビュー]アーセナルvsウルブズ『流石にそろそろ点が欲しい』【20-21プレミアリーグ第10節】
【ウルブズ個人分析】
〇アダマ・トラオレ~ロマンあふれる野生児~
[カッコいいアダマ⤵︎]
Good way to start the season. 🐺 pic.twitter.com/knY7tzccbx
— Adama Traoré Diarra (@AdamaTrd37) September 14, 2020
The ハイライト映えする選手で、彼の名前を聞いたことがないサッカーファンは居ないと思えるほど人気な選手ですよね。
さらにビジュアルも人気の要因で、筋肉ゴリゴリで一度みたら忘れない。
自分も大好きな選手の1人です。
[プレースタイル]
⇒"右サイドに張って低い位置から縦突破を試みる"のが基本
最も力を発揮できるのはカウンター時であり、"スペースがある状況での1対1"ではDFに勝ち目はないと断言しても良いほどだ。。
[ストロングポイント]
◎「とにかく前へ」の猪突猛進ドリブル
「世界で最もインテンシティを求められるリーグであるプレミアで突出してしまう」程の恵まれた身体能力を活かし、とにかくドリブルで縦に仕掛ける。
[抑え方]
非常に迫力があって怖さを感じるものではあるのだが、縦突破しかないと割り切って考えれば、割とシャットアウトできる。前回対戦でナイルズが実証していた。
◎パンチ力が尋常じゃないシュート
筋肉の恩恵で、シュートのパンチ力もとんでもない。
ロングシュートも得意と言える。
⇒一瞬の爆発力で局面を変えてしまう、ロマンあふれる選手である。
オブザボールの悪さなど短所も少なくはないのだが、舐めてかかると痛い目をみるに違いない。
【ウルブズの戦術紹介】
ウルブズの監督ヌーノ・サントの戦術は、"5-4-1で引いたところからカウンターで一撃必殺"が常なのだが、前節は「4バックを使う」という非常に大きな変更をみせてきた。
◎ウルブズ451
この変更は、キャプテンでありDFラインの核であるコナー・コーディの存在が大きく関わていると思う。
前節のサウサンプトン戦、コーディは欠場していて、その影響で計算できるCBが足りなくなっていたのだと考えている。
詳しい事情は分からなかった(すいません)のだが、前節の欠場は"コーディの自己隔離"によるものなのだそう。
この自己隔離はコロナとは無関係であることはヌーノが説明している。
フィットネス面での問題は全くないので、アーセナル戦では復帰濃厚だろう。
なので個人的な予想としては、アーセナル戦では5バックに戻してくると考えている。
〇典型的な5-4-1
ヌーノが使う541は"典型的な541"。
攻撃時の配置(二次配置)は343とシンプルな可変で、タスクも明確。
⇒アーセナルとしては、"典型的な541打開"をしっかりと見せていきたい!
〇余裕があれば発動できる"戦術アダマ"
基本的に右シャドーには、ネトかアダマが起用される。
攻撃に比重をかけられる時にはアダマが多く起用される印象だ。
ネトが起用されると中央突破が、アダマが起用されるとサイドからのクロスが多くなり、チームのスタイルを左右するポジションでもある。
個人的に怖さを感じるのはアダマの"サイドからのクロス"の方。
アダマは縦突破でDF2~3枚なら簡単に剥がせてしまう。
その突破からクロスを上げ、CFのヒメネス、2.5列目からボックス内へ飛び込んでくるデンドンケルが合わせる。
【541の崩し方:カギはトレーラーゾーン】
[予備知識]
トレーラーゾーンを使えると、DFライン裏/サイド/フロントスペースなど、多くのパス選択肢を持てるのでチャンスにつながりやすい。
これから541をうまく打開していた2つのシーンを紹介する。
取り上げるのは、今季のPL第8節のレスターvsウルブズ。
541のミラー対決となった試合だった。
Jamie Vardy's penalty earns Leicester the 𝐖#LEIWOL pic.twitter.com/AxCDYIMIXI
— Premier League (@premierleague) November 8, 2020
[①:12分のレスターPK獲得シーン]
[②:33分のウルブズのビッグチャンス]
↓
2シーンに共通しているのが「トレーラーゾーンをうまく使えた」というポイント。
アーセナルも、流れの中から得点を生むためには、トレーラーゾーンを使うことが必須になるはずだ。
【予想スタメン〜アーセナルは4バックを継続するべきではないのか?〜】
前節のリーズ戦で4バックを復活させたアルテタ。
この変更は、得点や勝利などの直接的な結果には繋がらなかったが、個人的にはまだ続けても良いと思った。
リーズ戦でも、ポジ要素は割と多かったと思うし、ウルブズのビルドアップとのかみ合わせも4バック(4231)の方が良いと思うからだ。
[前線からのプレス]
というわけで、予想スタメンはコチラ。
直近のELでみせていたように「ラカゼットをトップ下で使って欲しいなぁ」と思ってます。
【アーセナルが取るべき対策〜攻撃編〜】
オープンプレーで7時間得点できていないアーセナル。
だからこそ、"パスワークで崩す"だけでなく、遠距離攻撃も活用するべきだと思う。
ということで"ロングボールを活用した打開策"を紹介。
第6節の(ウルブズと同じ541の)レスター戦でも、0-1の敗戦とはなってしまったが、前半に見られた"CBからの対角線のロングボール"は有効だったので、試してみて欲しい攻撃だ。
事前情報
引用元→BBC Sport https://www.bbc.com/sport/football/55032762
[head to head]
・過去23回の対戦で、アーセナルが敗れたのは(1979年の) 1回のみ。
[アーセナル]
・サカは出場可能。
・トーマス、ウィリアン、エルネニー、コラシナツは不透明。
・現在、エミュレーツでは得点0の2連敗中。もし3連敗となると1908年以来。
[ウルブズ]
・コーディは出場可能
・ウルブズは、開幕9戦で4勝。開幕10試合でのクラブレコードの勝利数4に並んでいる。
・ウルブズはPL2位の堅守を誇っているが、その一方で攻撃面では苦戦中。上位9チームで最もゴール数が少ない。
9試合で9得点。奇しくもアーセナルと同数。
⇒堅守を誇るものの攻撃面で苦しむチーム同士の対決!
引き締まった試合を見ることができるだろう
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
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