ウィリアンの加入によってエジルの"輝きを取り戻せる希望"が繋がったワケ【アーセナル】
まえがき
エメリ・アルテタ監督の元でベンチやメンバー外となる試合が非常に多くなっているエジル。
クラブからは、チームダントツでトップの高給与にパフォーマンスが見合わないことから煙たがられ、その給与のおかげで他クラブからのオファーの噂も中々目にしない。(エジルが残留宣言したという噂もあるが…)
正直、"彼のキャリアはこのまま終わってしまう可能性がかなり高いのでは(!?)"と思っている。
だが、僕個人の願望を言わせてもらうと、エジルは"まだまだトップレベルでの活躍を見続けたい選手の1人"である。
また、"超ハイレベルな足元の技術"がベースとなった"エレガントなプレー"は、攻撃のバリエーションを増やすため、やはり、チームの攻撃力UPに繋がるはずだとも考えている。
だから、"どうにかしてエジルを活かせるシステムを作れないか?"と考えてみた。
ということで、今回は「エジルの活かし方」と「活かすためのメンツ選考」に関して、自分が出した結論を書いていく。
【①:プレースタイルからみたエジルの活かし方】
[エジルのプレースタイル(抜粋)]
・プレーエリアは右のハーフスペース
・守備は(意外にも)頑張ものの、持続性はなく90分通しては確実に不可
・オンザボールでの凄さは勿論のこと、オブザボールでも、"マークの外し方"や"的確なポジショニング"でビルドアップを支えている
・ゴール前に飛び出していくランニングは、ほとんど行わない
[上の特徴から導けるエジルが活きる起用法] ⇨同点/ビハインド時に使う"攻勢をかけるためのスーパーサブ"
守備の持続性がないため、スタメン・リード時には起用しずらいが、確実に点を取りに行かなければならない展開での投入は、チーム全体の攻撃を活性化させ、攻撃力UPに繋がるので、非常に有効だと考えた。
次は、エジルとの相性がより良いメンバーが誰なのか。要するに「誰と併用すべきか?」について、右WGのポジションに絞って考えていく。
【②:エジルと相性の良い右WGの条件とは?】
上のプレースタイルのところで説明した通り、エジルは、プレーエリアは右のハーフスペースであり、"ゴール前に飛び出していくランニング"をほとんど行わない。
そのため自然と、右WGに求められる役割は、"大外に張る"ことと"サイドの深い位置へのランニング"でエジルをサポートし、ランニングから"クロスによってチャンスメイクする"といった役割になる。
これらの役割をこなすには、明らかに"左利きよりも右利き"の選手の方が適している。
となると、ファーストチョイスはウィリアンになるだろう。
逆に左利きの選手を起用してしまうと、このような問題が起きてしまう。
【まとめ】
~最適な起用法~⇒スーパーサブ
~併用する右WGの最適解~⇒ウィリアン
【あとがき】
"まえがき"と重複するが、自分はエジルが好きなので、まだまだトップレベルで躍動しているエジルを見ていたいと思っている。
フロントとの対立はとても根深そうで、フロントの意向ではピッチに立たせないと考えているのかもしれない。
だが、アルテタがアーセナルでやってきたことと同様の、"その選手がピッチ上で輝ける整備"をすれば、確実に活躍できる選手だと思っている。
来シーズンこそは、輝いているエジルを見ていたい。
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