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チャートの設定と見方②
昨日の月足に引き続き、チャートの見方です。
今日は週足を見てみましょう。
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左の方から大きく下げて、その後緩やかに上がってきて、真ん中あたりで大きく上がってから、上がる前の状態に戻って、また緩やかに上がってきて、少しきゅっと下げてから緩やかに下がってきて、大きな下げがあってからは明確ではないけど何となく上がっている。という12本単位くらいをざっくりみたらOKです。
過去の値段は参考にしかならず、将来の金額を保証してくれるものではありませんが、多くの人が「安すぎ」「高すぎ」などを意識するポイントになります。
次に、いくつか引かれている線について解説します。
並行の転線は、100pips単位です。ドル円などでいうところの1円です。例えば、1.8600,1.8700と少数第2位の部分になります。最近のFX会社は少数第5位まで表示されています(0.1pips)ので、ご注意ください。
1pipsは少数第4位で1銭だと思ってください。
1年で1300pipsくらい上がってきてる事がわかります。つまりこの1年間ずっと買いのポジションを持ち続けていれば、1万通貨(25倍で6万5000円くらいの証拠金)で約13万円(円のレートによる)の収益を得る事ができました。外貨預金もびっくりの年利100%です。
ただし、間違って売っていたら、−200%資金は0円どころか2倍減ってしまいます。つまりこの流れが終わるまでは、「基本、買い」「チャンスがあれば売り」というスタンスでいると負けづらくなります。
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もう少し大きくしてみました。今度は、色のついた線を見てみましょう。
①1番動いてる薄いピンク 20SMA 20週(20本)の平均です。週足ではあまり意味がありませんが、日足だとだいたい1ヶ月の平均になります。
②紫 75SMA 75週 週足では転換点になる確率半分程度。(つまりあまり意味がありません。)
③濃いピンク 200SMA 揉み合いだと中央の目安。転換点だとサポ・レジになる事があります。
④水色 240SMA 週足ではあまり意味がありません。5分足の時に1時間足のSMAとほぼ同じ意味になるので、1時間足の方向感を見るのに最適です。
正直、言葉や数字が難しいので、あまり深く気にしなくていいです。
数字も25、150など他の数字を使う方もいます。多くの人が見ている数字のラインが意識されやすいだけで、線自体は過去の成績の平均なので、未来を保証してくれるものではありません。