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【雑感メモ】想いを後世に繋げたい

年末年始は静かに実家で過ごしていたのですが、家族がお互い家族のことを大切に思い合っていることを随所で感じて、心がじんわりしたし、彼らのために頑張って祖父母の伝記を完成させようと改めて思ったので、記しておきたいと思います。(祖父母の伝記についてはNo.10をご覧ください)

じっくりと記憶をたどりながら、三日三晩にわたって祖父との出会いから祖父が亡くなるまでの話をしてくれた祖母。

先月に私が祖父母の伝記を作らないかと呟いたら、何も言わずにGIS編集スキルを身につけて、祖母の話を聞くときもずっと寄り添って聞いてくれ、伝記編集を手伝ってくれた夫。

祖母のつくる正月料理の味を一生懸命に覚えようと、メモをとりながら台所に立つ母。

子どもの頃に私が悪戯心から壊してしまった人形を、怒りながらも「直す」と言って15年。長い間試行錯誤した結果、一言「直ったよ」と言って渡してくれた父。

「家族が増えた喜びが永遠に家族に残るように」と言って、作り方を調べながら、昨年の私の結婚式のブーケをプリザーブドフラワーにして家中に飾ってくれた妹。

祖父の工務店のロゴをプリントしたTシャツを作って家族に配り、「みんなで野球でもしよう」と笑った伯父。


みんな、家族のために自分がやることを考えて、後世に残る私たちや、さらに後世に残るまだ見ぬ子孫のために、想いを繋げるために、それぞれやることをやっているのです。照れ臭そうに、何でもない当然のことのような顔をして。

こういう気持ちを大切にし続けたい。そう強く思えた良い時間でした。




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