またね。
完全に個人的なものでごめんなさい。
大切な方の告別式へ行ってきました。
お通夜の前の日にご自宅に伺い、
その時も美しいお顔は拝見していたんだけど、現実味がわかなかった。
今日も喪服に袖を通すのが
なんだか不思議な気持ち。
苦しい闘病生活を送っていたと思うが弱音を一切はかなかった。元気な時はいつも笑っていた。ご家族の前ですら私たちの知っているまんまのイメージでした。凛として、美しく、生きることを諦めなかった。
どうしてこんなに素敵な人がどうして早く天国に行ってしまうんだろうと思う。ただありのままの状況を受け入れて、しっかり目に焼き付けて、天国で痛みから解放されて幸せに暮らしていることをひたすら祈りました。
訃報を聞いた当初はショックでパニックになってしまい、沖縄の知り合いに連絡を送りました。市民ミュージカルでのご縁で、供花やお味噌が届いてた。
帰り道、「Be Water!」と言われた。
それがブルース・リーの言葉だったのは
家路について携帯で検索して初めて知ったけど言われた時は老子の「上善、水の如し」かなぁ
なんて思っていた。
与えられた容器の中で柔軟に、
自ら進んで低い所へ行き、
いざと言う時には岩をも打ち砕く。
全てを全速力でぶつかっても
相手にとっては重かったり迷惑だったりするんだな。
そんなことが30代半ばから徐々に分かってきて、みんなの幸せのためにエネルギーを費やさなくていいやと思えてきて
でも本当はそういう「自分」に失望してたんだな。
精一杯戦う、生きる、自分の為に…かぁ。
そんなことを思った一日でした。
水のように生きる。
自分を取り戻して、感謝しよう。