【予選全勝】シティリーグAS使用 ゲンガーVMAX+ブラッキーVMAX【ベスト4】
こんばんは。
なんと前回更新から1年が経ちました。りざぁどんです。
https://note.com/3737_flamme/n/nd3b59c1af926
(前回)
今回はシティリーグで使用したゲンガーVMAXのデッキ解説をしていこうと思います。
1.デッキ選択
今回のシティは開催が早い=環境が定まっていないと判断しました。
そのため、パワーの高いミュウ、白馬スイクン、三神とその他ダークホースにも対応できるデッキを持ち込むべきだと思いました。
以下の理由からミュウや三神をワンパンできて、対応力も高く、個人的に練度が高いゲンガーブラッキーにしました。
2.デッキレシピとコンセプト
まずデッキレシピです。
コンセプトは事故らせないことです。
一撃のカードはカードパワーが高い反面、進化カードの種類が多いせいで途中で止まってしまいがちです。
そのため、サーチやドローを妥協せずにやりたいことをやり通す構築にしました。
3.各種カードの採用理由
・ゲンガーV-ゲンガーVMAX 2-2
デッキのメインアタッカー。
ペインバースト、パニックフィアー、キョダイマルノミがめちゃくちゃ強いです。
くろいまどろみ連撃テンタクル対面やどうしようも無い時に使います。
ブラッキーからも攻撃ができる点やメタモンVからも進化できるので2-2になりました。
・ブラッキーV-ブラッキーVMAX 2-2
書いてあることが全部強いカード。
ダークシグナル、ダイアーク、げっこうのやいばがとにかく強力です。
くろいまなざしもクロバットVやヤレユータンなどに打つと1ターン貰えることがあります。
ダメージはゲンガーの方が出る点やメタモンVからも進化できるので2-2になりました。
・デルビル-ヘルガー 4-3
一撃デッキの要。
このデッキは特性 いちげきのほうこうによる加速に大きく頼っています。
やみのキバはカラマネロに、かみつくはマーシャドーを一撃で倒せます。
また、一撃エネかみつく+一撃エネ×2キョダイマルノミ(40+290)でVMAXをツーパン取れたりします。
デルビルは1ターン目に確実に置きたいので4枚。
ヘルガーは2ターン目に1匹作った後はそこまで必要としない為3枚になりました。
・デデンネGX-クロバットV-オドリドリGX 1-1-1
デッキの安定感を上げる枠
デデンネGXは一気に引きに行きたい時、クロバットは手札をキープしつつドローできる+ネズ対応、オドリドリGXは縦引き3枚+継続的なドローが強いです。
それぞれに強みがあり、それぞれ欲しい要素があったので全て1枚づつ採用しました。
・メタモンV 1
メインなので後述します。
・クイックボール 4
とっても強いポケモンを引けるカード。
序盤の展開、中盤の後続育成、後半の詰め、山札圧縮、事故時の展開がこのカードがあればできます。
このデッキは序盤の展開に命をかけているので4枚採用です。
・ポケモン通信 3
いらないポケモンを戻しつつ好きなポケモンを引けるとっても強いカード
このデッキは進化ポケモンが3種類入っており、ヘルガーは欲しいけど手札のブラッキーVMAXを博士の研究でトラッシュしたくない状況がよくあります。
そこで強力なのがポケモン通信。山札にポケモンを戻しつつ状況に応じたポケモンを持ってくることができます。
序盤中盤終盤どこでも強力なカードですが、ポケモンが手札に無いと使えない為3枚採用になりました。
・しんかのおこう 3
コストなしで進化ポケモンを引ける結構強いカード
このデッキは進化ポケモンが3種類も入っていて、ゲンガーVMAXとブラッキーVMAXの枚数の薄さを誤魔化しています。
基本的に強力なカードですが、1ターン目に来ると邪魔なので3枚にしました。
・活力の壺 3
一撃エネルギーを戻せるとっても強いカード
ヘルガーの特性 いちげきのほうこうに大きく頼っているデッキなので、山札に一撃エネルギーが無くてエネルギーを加速出来ないという状況だけは回避したいです。
そこで活力の壺を使って山札に一撃エネルギーを戻し、倒された次のターンでも攻撃を維持できるようにします。
ゲンガーVMAXもブラッキーVMAXもエネルギー3つで攻撃できる点から2枚で十分ですが、博士の研究などでトラッシュすること、サイド落ちを考慮して3枚採用しました。
・ポケモン入れ替え 3
ポケモンを入れ替えるとってもシンプルで強力なカード
ゲンガーVMAXのワザ キョダイマルノミの効果(次の番ワザが使えない)はベンチに下げることで解除可能です。
だいたいゲンガーVMAXにはハイド悪エネルギーを付いているので、逃げるコスト0で逃して入れ替えてあげるとキョダイマルノミを連発することができます。
また、デデンネGXのビリリターンGXのマヒやボスの指令でヘルガーを縛られた際にも入れ替えることができるので強力です。
他の入れ替え候補としてあなぬけのヒモ、ふうせんがあります。
あなぬけのヒモはダークシグナル→博士の研究で入れ替えを探しに行った際にヒモだと萎えるので不採用。
風船はハイド悪エネルギーを付ければ逃げるが0になるし、キョダイマルノミを連発する為には結局入れ替えなきゃならないので不採用です。
重要な場面で引けないと困るので3枚入れました。ここは変更しても良いかもしれません。
・リセットスタンプ 1
後半使うと逆転できる可能性があるカード
このデッキは後攻を取ってしまうと攻撃に遅れて負けることが多いのですが、リセットスタンプで1ターン止めることが出来れば形勢逆転することが可能なので採用しました。
事故らせないというコンセプトから外れてしまいますが、こちらが事故らずに相手が事故れば勝つことができます。
このカードだけでは動くことはできないので最低限の1枚のみの採用です。
・博士の研究 4
確実に手札を7枚引くことができるとっても強いカード
2ターン目からしっかり攻撃するため、ポケモンが倒されたターンでも攻撃を維持するため、特定のカードを探しに行くのにも強力なカードです。
手札を全てトラッシュのリスクはそれなりに大きいですが、ポケモンはポケモン通信で山札に戻せますし、一撃エネルギーは活力の壺で山札に戻せますので採用しました。
序盤中盤終盤どの場面でも使っていきたいサポートカードなので4枚採用しました。
・マリィ 4
手札をトラッシュせずにカードを引けて相手の妨害もできる結構強いカード。
引ける枚数は博士の研究に劣りますが、妨害カードとドローカードを増やしたい為採用しました。
また、ポケモン通信がなくてポケモンを戻せない時や活力の壺が手札にあるけど使えない場面では博士の研究よりも優先することがあります。
ドローカードを妥協したくなかったので4枚採用しました。
・ボスの指令 2
相手のベンチポケモンを呼び出すことができるとっても強力なカード
HPの低いポケモンGX、Vを狙い撃ちしたり、逃げられたポケモンの追い討ち、逃げるが多いポケモンを縛って時間稼ぎなど強く使えることが多いです。
また、ボスの指令さえ持っていればいつでも使える点も強力です。(ブラッキーVを必要としない)
序盤はボスの指令よりもドローサポートを引きたい点やブラッキーVMAXが入っている為2枚採用にしました。
・ネズ 1
悪ポケモンとエネルギーを引ける痒い所に手が届くカード
ブラッキーVMAXを持ってくればボスの指令、クロバットVを持ってくればコルニの気合いになります。
ヘルガーやゲンガーを引いて展開することもできます。
エネルギーサーチも地味に強く、手張りを確実にできます。
とても便利なカードですが、大量に引くことはできない為1枚採用です。
・あくの塔 3
一撃のカードをトラッシュすれば2枚引くことができる強力なカード
引ける枚数は2枚と少ないですが、あると安定感は大きく上げられます。
引いた2枚にクイックボールや博士の研究があればさらに引くことができます。
また、頂への雪道対策でもあります。
序盤中盤終盤いつでも強いカードですが、枠の関係上3枚採用になりました。
・一撃エネルギー 4
一撃ポケモンに付けると悪と闘エネルギーになり、相手のバトルポケモンへのダメージが20上がり、いちげきのほうこうから付けられるとっても強いカード
攻撃するポケモンは一撃のポケモンなのでこのカードを使わない手はありません。
減らす理由もない為4枚採用です。
・ハイド悪エネルギー 3
普通のポケモンに付けると悪エネ1つ分 更に悪ポケモンなら逃げるエネルギーが全て無くなる強力なカード
ゲンガーVMAXのワザ キョダイマルノミを連発できるカードです。
また、ブラッキーVMAXやヘルガーに付けておくと縛られる心配が無くなります。
明らかに強いカードなのですが、うねりの扇を使われると山札の下に戻ってしまいます。
3枚で困ったことがなく、うねりの扇に弱い為3枚採用です。
・基本悪エネルギー 3
とっても基本的なエネルギー
このカードがハイド悪エネルギーよりも強い点は
・うねりの扇が効かない
・トキワの森、トレーニングコート対応
・ジュラルドンVMAXの特性 まてんろうを無視できる
よって3枚採用しました。
4.ドロー サーチ エネルギーの配分について
一撃デッキでは、デッキ構築が特に重要だと思っています。
下手に色々詰め込んでしまうと回せなくなって負けてしまいます。
だから、ドローにつながるカードをたくさん入れて動ける可能性を上げるような構築にしました。
ポケモンもアタッカー以外は厚めにしてあります。
ゲンガーかブラッキーのどちらかで攻撃できれば良いと思っているからですね。
エネルギーについても1ターン目の手張りが重要な点から多めに入れています。ゲンガーが2エネで動けるとはいえ、理想はペインバーストorキョダイマルノミですので。
5.基本的なプレイング
このデッキを使う上でいつも意識していることを書きます。
このデッキで1番大事なことは…
基礎をしっかり
です。
先行2ターン目に必要なポケモンはヘルガーとアタッカー。
そのため、1ターン目はデルビルとアタッカーを置くこと、出来れば手張りもしたいですね。
序盤しっかり出来たら、中盤以降はしっかり後続の準備をしましょう。
特にブラッキーVは特性が強力なので置いておきたいですね。
また、ここで山札の圧縮も忘れずにしましょう。
手張りできるエネルギーが確保できるのならいちげきのほうこう→ドロー
手張りできるエネルギーが確保できていないならドロー→いちげきのほうこう
あくの塔や博士の研究で山札を薄くすればリセットスタンプされても動きやすくなります。
後半になりました。勝つ条件は主に3つです。
・活力の壺を引き、ゲンガーVMAXに一撃エネルギーを集めてVMAXをワンパン
・ブラッキーVMAXに進化。もしくはボスの指令を使用。ベンチポケモンを倒してサイドを取り切る。
・リセットスタンプとVMAXポケモンで1ターン耐えてツーパン
このどれかを通して勝ちましょう!
・かっこいいプレイング
一撃エネルギーがブラッキーやヘルガーに集まっている場合、逃げる→活力の壺→いちげきのほうこうで一撃エネルギーが集まります。覚えておきましょう。
6.当日のマッチング
シティリーグ当日のマッチングです。書き残していなかったので結構うろ覚えです。
・予選
1 レックパルスワン 後 勝
後手からですが、相手もあまり動けていない様子。
順当にサイドを捲るが相手がローズ起動からワンパン。
最後はマリィでローズを流して攻撃を耐えて勝ち。
2 三神三鳥ゼルネアス 先 勝
初戦隣の卓にいた方。"せいめいのいぶき"や"トリニティバーン"と聞こえてきたのでびっくりでしたね。
先行を取って先殴り+相手も若干事故気味でしたので1-3-3で取って勝ち
3 ブースターウルガモス 先 勝
まさかの後攻宣言。ピオニーからVIPパスでいい感じに展開されました。
ブースターVMAXにワンパンされないよう、V中心で戦います。
最後は博士で引き切ってキョダイマルノミ330をブースターに当てて勝ち。
4 ムゲンダイナVMAX 後 勝
クロバットスタートで番が帰ってきたのでくろいまなざしで要求を上げる。
博士とクロバットで入れ替えドレッドエンド210でブラッキーきぜつ。
場にVが5体並んでいたので一撃エネ×2のパニックフィアーでワンパン。
相手が間に合わずに勝ち。
予選全勝
・決勝トーナメント
1 黒馬バドレックス 先 勝
超有利対面。
先行取れたんで順当に殴ってサイドを取る。
雪道ボスヘルガーで縛られるものの入れ替え使って勝ち。
2 ドガスゲンガー 先 負
先行取ってデルビルとゲンガー置いて理想の動き!と思いきやマリィから一生なにも引けずに負け。
くろいまどろみ+ペインバースト+自傷ダメでゲンガーVMAX倒そうと思ったらうねりの扇。完敗です。
前がデルビルだったのでボスは使わずに待つのが正解だったかもしれません。1ターン延命しようが勝てませんでしたが。
結果 ベスト4
7.メタモンVについて
一撃デッキにメタモンVが入っているケースは少ないかと思います。なのでまず採用理由から。
ゲンガーVとブラッキーVはそれぞれ2枚づつ入れてますが、これだけだと先行2ターン目からの攻撃は決めにくいです。
ただ、ゲンガーVを増やすと中盤以降、ブラッキーVを増やすと序盤が少しキツくなってしまいます。
ぼく「あー ゲンガーにもブラッキーにもなるポケモンいないかなぁーーーーーー」
い た
ということでメタモンVが採用されました。
8.メタモンVの使い方
使い方はシンプルです。
1 とりあえずベンチに置いて基本悪かハイド悪を手張り
2 状況に応じてブラッキーかゲンガーにVへんげ
3 ブラッキーVから進化してベンチを引っ張ったりゲンガーVから進化してアタッカーとして使います
また、スタートしても2ターン目にVへんげすれば普通に攻撃ができます。
9.その他
・ゲンガーVやブラッキーVをトラッシュに送る手段はいくつかあります。
博士の研究、あくの塔、クイックボール、デデチェンジ
・ハイド悪エネルギーはメタモンVに付けると悪エネルギー1つ分として働きます。
・一撃エネルギーはメタモンVに付けることは出来ますが、トラッシュされます。
10.さいごに
ここまで読んで頂きありがとうございます。
一撃が出てからずっと使い続けて1つ成果を出せてよかったです。
普段は立川で活動しています。ご縁があればよろしくお願いします。
何かあればTwitterで(@Lizardon_PCG)
ではまた。
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