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トレッキーでトレッカーだけど、スタートレック・ディスカバリーだけは…

スタートレック・ディスカバリーがシーズン5で終わった。今シリーズは円盤で観た。そして、先日やっと見終えた。
結局、一度も面白いと思うことなく終わった…。

スタートレックの面白さは、唯一無二の世界観と魅力的なキャラクターと1話完結だと思っている。ディスカバリー以後の1シーズンで1つの話という創りは今ひとつ自分には合わないと感じていた。単に私個人とディスカバリーは相性が合わなかっただけ。
この作品は、主人公のマイケルが魅力的に見えなかったことがとても大きなマイナスな面。常に戸惑いや迷いや暗く苦悩の表情ばかり。未知の開拓や宇宙の夢と言うスタートレック本来の目指す世界観から逸脱していたように思える。昔と今では時代も違いこの手のシリーズ物が今の流れなのかもしれない。シリーズ物には変化も必要だろう。でも、こういう変化とは思えない。
マイケル以外のキャラクターにも魅力を感じない。それぞれの背景が薄い。掘り方が浅い。クルー皆にまったく魅力を感じない。特にサルーは居る意味が理解しがたかった。各シリーズの代表的なキャラクターは存在する意味があった。スポック、データ、オドー、セブンオブナインやドクターとか。各シリーズに存在するキーとなるキャラクターには、特長があった。だが、サルーはリスク反応を失くしてからは、単に変な容姿の異星人なだけになった。そもそもリスク反応も大した意味は感じなかった。サルーならではの活躍をすることが無かった。サルーじゃなくて他の誰でも良い役だった。存在に意味は無かった
ディスカバリーは、各シーズンの話も大風呂敷を広げた割には話が浅くて無理矢理な話ばかり。カーク船長の10年前の設定も32世紀に行ったなら意味はあったとは言えない。最初から32世紀でも良かった。スタートレック世界観を悪い意味で壊していた。ホントに相性の悪いシリーズがやっと終わってホッとした。スタートレックのヲタくとして見ないわけにはいかないので全部見たが、結果的に一度も面白いと思えなかった。残念。
追記
ユニフォームは初期も後期も嫌いだった。
胞子ドライブだけが斬新で興味深かったが、23世紀にこれは…って装置で、結果的に900年後の未来に持って行くならホントに何のためのカーク船長の10年前だったのか?ケルビンラインのリブート映画が当たったから、ソレに近い時代にしたら良いとでも思ったのか?からのマイケルはスポック義姉設定。この無理矢理設定も意味があったとも思えず、単に歴史に頼った設定だけだと呆れた。
とにかく、終わって良かったと2回繰り返しておく。
悪しからず。