集中は鍛錬で磨かれるのか　３

集中スイッチは鍛錬で磨かれる？
　実際に集中することの難しさはプロスポーツ選手でも苦戦しています。野球であれば毎回同じようにバットを構える、関取は土俵の上がり方に個性があるのも集中の高まりを意識してのことです

　儀式でなくトレーニングなどによって意識を高めるのは難しいようです。

そのようなことから

１　　集中しやすい時間を探し出す
 2　　集中しやすい準備をする
ことが大切です

１　　集中しやすい時間を知る
　
 時間帯であれば「97％」のビジネスマンが朝は集中できるとのデータがあげられています。また起床後、3時間から4時間が一日の中で最初に脳がよく働く時間帯であるということです。発想力もこの時間帯に一番のようです。
　https://president.jp/articles/-/82221?page=1　ダイヤモンドオンライン
　
 脳科学者・茂木健一郎氏によると、朝目覚めてから約3時間は脳が最も効率よく働く「脳のゴールデンタイム」で、やる気や集中力が高まり、朝目覚めてすぐは、運動能力や記憶力が高まりやすくなる時間と述べていますプライオリティが高いものは「朝時間」にやることを心がけたいものです。
　
　ここでは朝時間を例としてご紹介いたしましたが、ひとによって違いがあることから自分で手中モードの時間を調べることが必要です。私の経験では軽い有酸素運動後やサウナのあとは集中モードが高まるように感じています

2     集中の準備をする
　集中を阻害しているのは、脳についている雑念なのか、疲れや睡眠不足などの体調不調が原因なのか、それともデジタルなのかを把握することが大切です。井上氏はまず1週間程度雑念を払う努力を続け経過を観察することが大切と述べておられます。
　多様な業務に関わるビジネスマンは集中阻害要因を把握し、ケリをつけていくことが大切です。集中１でノートにアウトプットすることの効果を記載しましたが同時に自分の思考の癖を知ることも大切です。