ECD / Direct Drive (The Readymade All That Jazz~あるいはコニシの猟盤日記ミックス)
今日から51枚目。100枚を目途にやってるので今日から後半戦。日本のヒップホップシーンのみならず、アンダーグラウンド、和物における重要人物の一人、ECDが最も混沌としていた時期にリリースした本作は、日本のビッグビートシーンの最重要トラックの一つ。小西康陽が最高のタイトルをつけたリミックスは、ドラムフィルにかぶるように突き刺さるホーンのフレーズで始まり、様々なサンプリングがまるでメガミックスのように流麗につながれていく。太いドラムの音色はビッグビートの鳴りを保ちつつ、なんといっても最高なのはECDのライム。「やりきれないことばっかりだからレコードを聞いている」あのころのレコードディガーの多くが抱えている鬱屈とした感情を代弁していた。
試聴が無いのでいったんこちらで。(あとでアップするかも)
収録
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