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エレキギター練習を再開して半年。最近のアプリがすごすぎる。
自分の音楽の原点といえるものはいくつかあるわけですが、最初は友達に教えられたYMOと近所のレコード店で店主から勧められた高中正義さんです。あの頃はそんな店頭でのコミュニケーションが成立していました。情報を取るのがいまより難しい時代でしたね。また、少ない小遣いを握りしめて、ジャケ買いしたり。知らないのにムーンライダーズ買ったりとか。
特に高中正義さんには「え、歌ない?ギターでこんな音楽があるんだ!!」と衝撃を受けました。いまから思うと私の学生時代はFusion全盛の時代でその後CASIOPEA,SQUARE、渡辺香津美さん(闘病されているとのこと。心配です。。)とかか自分の音楽ライフの中核になっていきます。
高中さんに触発されてギターを始めて学生時代はギターと過ごしてました。速弾きが苦手で高中さんはなかなか満足できるようには弾けませんでしたが。。。仕事を始めてギターからは離れてしまいましたが、ここ数年でギターをもう一度弾きたいという思いが高まり、いろいろ始めました。
まず考えたのは今はきっと良いアプリがあり、結構一人でギター練できるのでは?ということでした。結果的にそれは間違っていませんでしたが、そこに至るまでにはいくつか気づきがあり、今回はそのあたりをちょっと書きたいと思います。
いくつかアプリを試してみて、アンプの音をIpadのマイクに拾わせていましたが、音の認識が悪くそれは無理と判断。SimplyPianoなんかではエレクトーンとIpadを直接接続できるので全く問題ありませんが、ギターは弦楽器であり、振動をアンプに出力するのと同じ変換器が必要(ちなみにSimplyPianoは素晴らしいアプリだと思います)。アプリによってはマイクでアンプ音を拾うのでOKとありましたが、コメントなどを見ると認識がいまいちと言っている人も多く、もしこれでやめる人がいたらもったいないなあと思います。
(エレキの話なのでアコギの場合はまた別のやり方がありそうです)
調べた結果iRIG USBが良さそうということでちょっと高い(1万2千円くらい)ですが勇気をもって購入。
これが大正解。
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音は写真にあるようにヘッドホンで聴くか、アンプとつなぐかで聴きます。これでメチャメチャクリアにギターの音がIpadで認識できるようになりました。
ちなみにこのつなぎ方ではIpadへ充電ができません。その場合はiRIGとIpadの間にUSBハブの5-in-1をつなぐことで同時充電も可能です。こんなのですね。
さてこれで肝心のアプリということですがいくつか見て結果的に今使ってるはGibsonの練習アプリとUltimate Guitarです。どちらも課金は必須ですが。。
どちらも残念ながら英語でしかサポートされていません。特にGibsonのアプリは以下のように初心者からのコースがあり、解説が英語なので、初心者方で英語苦手な方にとっては少々ハードルが高いかもしれません。
ただ私の場合は一応経験者ということである程度説明を流していきなり教材を弾くという使い方をしていますので、特に問題なく快適にコースをこなしています。
初心者の方でも例えば基本的なやり方は日本語の解説本で学んで、実践教材としてこのアプリを使うというやり方でも良いのではないかなと思います。
英語はハードルなんだけれども、そのために使われないのは惜しいなあと思います。英語はなんとなく流していく感じで素晴らしいコンテンツを見ていただければと思います。
以下Ginsonアプリの画面です。
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基礎コースから初めても中盤くらいまでくるとなかなか手応えありますよ。他にもいろいろなコースがあり飽きさせません。VanHalenが題材になってるってすごくないですか。
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もう一つのUlitimateGuitarの方ですが、これも正直衝撃を受けました。
ものすごい数の曲がTab譜になっていて、セクションもリード、リズムと別れています。そこにカラオケ音源があり、自動的にカラオケとTab譜が連動して動きます。しかも速度を落として練習することができるという神アプリです。
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ギターの音もエフェクターアプリと連動して曲に合わせた音作りを提案してくれます。上のTab譜画像の一番上にToneBridgeというボタンがありますが
そこから行けます。
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またTab譜画面の一番上に同じくPracticeModeがありますがなんと録音してミスを見てくれます。恥を忍んで公開しますと。。
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もう半年ほどこれで練習してますが、飽きずにコツコツいろいろ楽しんでます。
ただやっぱりOpenChordが綺麗に弾けないなあとか一人だと寂しいなあとか思いまして、本日ギターのマンツーマン指導の体験に行く予定です。
その話はまた書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
*Gibsonアプリは本来はSongという曲を選んで練習するモードがあるのですが権利関係で日本では使えないようです。なので日本の価格は半分に設定されているとのこと(8月4日追記)