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シンクロニシティ!光の人☆覚めの道! 鬼門対策の巻②

霊能者も宗教も解決できなかった問題を解決してくれたのは従妹の親友の
専業主婦真理さんでした。
私は神も霊も感じない税理士です。

真理さんが、2年前にわが家の怪異に対峙してくれた時、開口一番に出た話が
「霊道が、北東から南西に走っています。」
だった。

真理さんは、我が家に着くなり
北東を見て、
「この先に何がありますか?」
と聞いてきた。

20メートルの道を挟んで、昔からの寺院の霊園が広がっている。
ここのお寺は、昔の遊び場だった。
夏には肝試しをした。

子供のころ、このお寺の石碑の前で写真を撮った時、沢山の顔が
映っていたことを思い出した。

「はい、霊園があります。」
と私。
「南西の方向に、お寺か神社がありますか?」と真理さん。

地域の小さな氏神と石碑の様なものがある。
「小さな神社があります。」
と私。
「霊の通り道になっています。」
と真理さん

我が家の怪異とは、
①所謂ラップ現象、小枝を折るような音が毎夜ずっとしている
②ついには、日替わりで百鬼夜行の様なものたちを見るという出来事。

確かに、家から、鬼門(北東)方位の昔からの大霊園、裏鬼門(南西)方位に、
神社。
そこが百鬼夜行の通り道になっているというのだ。

どうしたら良いのか?
借家ではない、そう簡単には
売って引っ越しとはいかない。
ガーン
頭が真っ白になってしまった。

                               つづく

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