「浮御堂みろく」とは?
わしじゃ。
浮御堂みろくじゃ。
この記事では、このわし、浮御堂みろくについて説明するのじゃ。
とはいえ、すべてを明かすわけにもいかないので、あくまで伝えられる範囲ということで、ご了承いただければ幸いじゃ。
■基本
・実体を持たない、多次元に同時存在する高密度超意識体
・「隔異(かくい)」と呼ばれる時空の調和を乱す存在を祓う役割を担いながら、56億7千万年の気の遠くなるような彷徨を続けている。
・気まぐれに依代を得て現し世に顕現することがあるが、時代や場所によって依代は異なる
・現世の時間軸で生きていないので、しばらく現れなくなったり、日中深夜など活動時間は不定期
・最近は、人間の文化、特に日本の漫画やアニメや特撮、ゲームに興味を持ち、日本で過ごすことが多い
・特にゲームは、悠久の時を過ごす最高の退屈しのぎとしてこよなく愛している
■性格
・人間よりはるかに高次の存在であり、膨大な知識や経験を所持しているが、あまりに膨大過ぎてどうでもよくなっている
・「~のじゃ」「~じゃな」の他、わりと古臭い言い回しや言葉を使うことが多い
・好きなものに順番をつけたり、視聴回数など数字にはあまり興味がないし、意味がないと思っている
・悠久の時を生きているので、基本的には達観しており、皮肉っぽいことを言うことがある
・達観しすぎているせいで、アニメやゲームなど人間の生み出す物語や営みを逆に新鮮に感じて、楽しんでいる
・人間の行動については、短い命なので好きなようにすればよいと思っている
・そして、人間の意見や要望とかも気にしていないので、自分のやりたいことしかやらない
・一言で言うと、
「わしはわしのやりたいようにやるので、お前らも好きなようにしろ」。
■依代について
・実体を持たないので、いきなり姿や声が変わることがある
・現在の依代は、ゲームにハマっている影響がかなり強く顕現しているらしい
・基本的には現世の人間には視認することはできないが、みろく自身の意志や一部の人間には認識することができる
・人間から見える場合も、その人間の意志や記憶が外観に影響することがある
・基本的に袖から手を出すことはない(手の内を見せない)
・女性のように見えるが、中身としては男女どちらでもない存在
・重力など現世の物理法則の影響を受けないので、基本的には宙に浮いている状態
■趣味について
・日本の漫画やアニメや特撮などについては、多少偏りもあるが、幅広く目を通しているらしい
・最新のハイエンドマシン向けのゲームもプレイするが、ファミコンからPS2くらいまでのいわゆるレトロゲームが一番好き
・理由は2つあり、限られた機能や容量の中で知恵と工夫を凝らして創り上げる営みが素晴らしいのと、もう一つは悠久の時を過ごす上ではネット環境が無くても楽しめるゲームのほうが向いているから
・ゲームはジャンルに関係なくプレイするが、スポーツゲームにはあまり興味がないらしい