走ってて何が楽しいの？ 後編
続きです。
5.大学入学〜2年まで
引退後から勉強法をガラッと変え（遅い）、ガチで第一志望に向けて勉強しましたが、第1志望はセンター試験が酷すぎて諦め、第2志望も普通に落ちました！試験はどれも意味不明でした！！
でも後期で第3志望の大学に合格😮💨
ギリ行きたかったとこだったので良かったです笑
(自他ともに認める奇跡の合格でした)
入学後はサークル決め。
陸上部は推薦でないと入部も出来ないところだった(採ってもらえるタイムを出す自信も覚悟もなかった)のと、これ以上走る目標を見いだせなかったため、サークルは軽音系か合唱系に入るつもりでした。ただ、音楽系の全体練習は5限終わり〜21時か22時までが多く、翌日一限があったら起きれないじゃんと思って諦め、学科の友達も入っていた週1のボランティアサークルに入ります。(にも関わらず夜更かししてたので、どうせなら兼サーしときゃ良かったと思わなくもない笑)
そのため、大1〜2は多くて週2回のジョグとサークルの子どもとの鬼ごっこだけで、しかも週3,4回ラーメン、大2で初めて湯切りを覚えてから昼はほぼペヤングという生活だったので、周りから「よく太らないな」と言われました笑
今思うと代謝が良いうちにこの食生活を経験できて良かったかもしれません笑笑
転機が訪れたのは大2の夏。
大学入学後から、陸上以外に打ち込めるものを見いだせない毎日でした(単純に興味の幅が狭いのも関係ある)が、単位取得が危なくなったことがきっかけで「俺は今何をやってんだ。」と自分を見つめ直します。
テスト期間が終わってから成績発表までは先の不安と後悔をかき消すように日雇いのバイトや友達との予定を入れる日々でしたが、発表で留年を回避出来たことが分かって一気に解放され、すぐに友達と家族に謝罪と感謝を伝えました。それからは授業の空きコマなどを使って、やりたいことや将来の夢など、「7つの習慣」や「メモの魔力」などの自己研鑽本も参考にしながら今後自分がどうありたいか、何をしたいかを何度も紙に書いたり、「なぜ部下と上手くいかないのか」にある成人発達の段階を読んで自分の立ち位置を知ったりして、(何か胡散臭い)
自分の現在地からできることに取り組もう
自分の「好き」を大事にして生きよう
と思い、テストが終わったら陸上を再開することに決めました。
6.大学後半
それからはほぼ毎日ジョグをするようになります。最初は20km走ってからすぐに腰を痛めたり、プランク開始10秒でプルプルしたり、400m×10(72″)ができなかったりするほどでしたが、徐々に毎日20〜30分続けることが楽しくなり、競技以外の方法でもやりがいを感じれることが分かりました。
ただ筋トレは緊急事態宣言期間の数週間で挫折しました笑
最初は体型の維持のために趣味程度で走るつもりでしたが、いつの間にかポイント練にも主体的に取り組んでいるのが我ながら不思議です。
7.社会人
無事、学部卒業。
ランニングについて、競技としてのやりがいも趣味として続ける楽しさも両方知った私。
ここまできたらもうやめられない！！
そして、記録会やフルマラソンに出場したり、2年目には地域の社会人チームに加入したりと、徐々に人間関係も広がっていきました。
元々1人で走る予定でしたが、続けていく中でポイント練は誰かいないときついと思ったのと、大学のバ先の先輩が所属していたことがきっかけで入ることにしました。(チームの存在は大1の頃から知ってた)でも1番の理由は、高校の部活や大学の友達のようにありのままでいられる場所が欲しかったからです。
加入してからは、時間の使い方を工夫して練習に励む方々や、30代でもPBを更新した方、同じ20代でバリバリ走ってる方の話を聞いてモチベが上がり、練習の目標も見えてきました。
そして、この前の1500mでなんと約3秒PB更新！
自分でも驚きすぎて1週間は興奮してました。
高校までと比べて練習の目的やレース運びの方法を考えながら走れるようになった(全く考えてなかったのがやっと頭使った程度)とはいえ、走行距離も少ないのにこんなに走れるとは思わず、練習次第でもっといけると思えるようになりました。
大学の時、時間を目一杯使って走ったり遊んだりすれば良かったと反省していたので、その悔しさを1つ晴らせたような気もしています笑
8.ま・と・め！
Q.走ってて何がたのしいの？
A.続けてる今この瞬間
です！
ずっと続けることで、自分の可能性に挑戦せずにはいられなくなります。永遠に青春してるような感覚です笑
また、クラスでは一言も発さない俺でもグラウンド内を通して人間関係が広がっていきました。また、大学では箱根駅伝観戦を通して、俺の大学の友達と高校の友達とを引き合わせることで交友関係が広がりました。(そういう役なんて一生できないだろうと思ってた)
これがあるからやめられない、とまらない🎶
はい。
あとは中学のことがあった時、絶望から立ち直らせてくれたのも駅伝でした。兼部をして無ければまた違った人生だったかもしれません。
これからも新たな出会いや可能性があることを夢見て、走ることは続けられたらと思います。
目標は定年まで走り続けること！
ここまでの長文を見て下さった方々、ありがとうございました🙇♂️
END
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